このセミナーは会場にお越しいただく来場型セミナーです。
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セミナー紹介
現在、電気自動車(BEV)化に対して内燃機構車(HEVを含む)への揺り戻しの報道がされていますが、2027年の次世代バッテリーの出現により再度、世界はBEV化への加速の舵を切ると予想されています。本講座では、パワーエレクトロニクス分野の研究者であり企業との共同研究や戦略コンサルタント、技術顧問としても活動する講師が、xEV向けパワーエレクトロニクスの観点から、その基礎と実装を解説します。
特に実装の面においては、これまで講師が分解・分析してきたxEV用のインバーターや車載充電器、DC-DCコンバーター、補器類について解説し、そのトレンドの変遷や、そこから読み取れるこれからの自動車分野における競争領域を材料、部品、システム、車両全体の4つの階層視点からそれぞれ解説します。また、それらを分解だけではなく仮想モデル化することで、どのように次の車載機器開発に繋げていくかについても実例を踏まえて図説していきます。
今回の講座で取り上げる車載パワエレ機器の一例は次のようなものになります。ぜひともご参加ください。
- インバーター
タイカン(ポルシェ)、ATTO3(BYD)、ES8(NIO)、SEAL(BYD)、Model Y(テスラ)、アリア(日産)、bZ4X(トヨタ)、RZ450e(レクサス)、IONIQ5(現代自動車)、宏光MINI EV(上汽通用五菱汽車)
- バッテリー充電器・DC-DCコンバーター
ATTO3(BYD)、ES8(NIO)、SEAL(BYD)、Model Y(テスラ)、bZ4X(トヨタ)、EC6(NIO)、宏光MINI EV(上汽通用五菱汽車)
- 補機類(エアコンコンプレッサーなど)
タイカン(ポルシェ)、IONIQ5(現代自動車)、プリウス(トヨタ)、Cybertruck(テスラ)
- 熱マネジメントシステム
ATTO3(BYD)、Model Y(テスラ)
開催概要
セミナー名 |
20台を超える車載パワエレ機器分解から学ぶ xEV向けパワエレのトレンドとこれから |
日時 |
2024年9月24日(火) 13:00~17:30(開場12:30) |
会場 |
東京・神田 ステーションコンファレンス万世橋 ●東京メトロ銀座線神田駅 6番出口徒歩2分 ●東京メトロ丸の内線淡路町駅、同千代田線新御茶ノ水駅、都営新宿線小川町駅 A3出口徒歩3分 ●JR秋葉原駅 電気街口徒歩4分 上記のほか、JR神田駅、東京メトロ・つくばエキスプレス秋葉原駅、東京メトロ御茶ノ水駅、都営地下鉄岩本町駅からも徒歩圏内 |
受講料 |
55,000円(税込み)
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定員 |
60名 ※最少開催人数(15名)に満たない場合は、開催を中止させていただくことがあります。 |
主催 |
日経クロステック 日経エレクトロニクス |
講師紹介
山本 真義(やまもと まさよし) 氏
名古屋大学 未来材料・システム研究所 附属未来エレクトロニクス集積研究センター 教授
![山本 真義(やまもと まさよし) <span class="fontSizeS">氏</span>](https://cdn-www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/nxt/ne240924/ph_yamamoto.jpg?__scale=w:300,h:400&_sh=0730310530)
2003年山口大学理工学研究科博士取得後、サンケン電気株式会社、島根大学総合理工学部講師を経て、2011年より島根大学総合理工学部准教授着任。2017年より名古屋大学未来材料・システム研究所教授着任。パワーエレクトロニクス全般 (磁気、制御、回路方式、半導体駆動)に関する研究に従事。博士(工学)。IEEE、電気学会、電子情報通信学会会員。応用は航空機電動化、自動車電動化、ワイヤレス給電の三本柱。日本の大学研究室としては珍しく、共同研究企業は40社を超え、海外の完成車メーカーとも強いコネクションを持つ。産学連携活動を強力に推進しており、企業との共同特許出願数も多数。共同研究だけでなく、各企業の戦略コンサルタントも請け負い、技術顧問としての活動も幅広い。山口県自動車産業イノベーション推進会議特別顧問等も兼任。
プログラム (13:00~17:30)
- ・パワー半導体の基本
- ・パワー半導体の駆動方式
- ・パワー半導体のミラークランプ効果を基本から
- ・パワエレ機器におけるパワー半導体
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2. 化合物パワー半導体の基本
- ・SiCパワー半導体の特徴
- ・SiCパワー半導体使用時の注意点
- ・SiCパワー半導体の車載応用事例
- ・GaNパワー半導体の特徴
- ・GaNパワー半導体の駆動方法
- ・GaNパワー半導体の車載への応用可能性
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- ・インダクタの基本
- ・インダクタの車載応用事例
- ・トランスの基本
- ・トランスの車載応用事例
- ・フィルター用磁気部品
- ・次世代磁気部品の車載への応用可能性
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- ・キャパシターの基本
- ・アルミ電解コンデンサーの車載応用事例
- ・フィルムキャパシターの車載応用事例
- ・積層セラミックコンデンサー(MLCC)の車載応用事例
- ・次世代自動車に搭載されるキャパシターの種類と性能仕様
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5. パワー半導体実装技術
- ・パワー半導体モジュールの基本
- ・パワー半導体実装に使用される材料特性
- ・パワー半導体実装事例(接合技術など)
- ・SiCパワー半導体実装技術最新動向
- ・GaNパワー半導体実装技術最新動向
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- ・日本車の特徴と特徴と動向
- ・欧州・米国車の特徴と動向
- ・中国車の特徴と動向
- ・全体のまとめ
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7. 車載充電器の動向
- ・日本車の特徴と特徴と動向
- ・欧州・米国車の特徴と動向
- ・中国車の特徴と動向
- ・全体のまとめ
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8. 車載DC-DCコンバーターの動向
- ・日本車の特徴と特徴と動向
- ・欧州・米国車の特徴と動向
- ・中国車の特徴と動向
- ・全体のまとめ
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9. 補器類(エアコン用コンプレッサ等)の動向
- ・日本車の特徴と特徴と動向
- ・欧州・米国車の特徴と動向
- ・中国車の特徴と動向
- ・全体のまとめ
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10. 車載用48Vシステムの動向
- ・日本車の特徴と特徴と動向
- ・欧州・米国車の特徴と動向
- ・中国車の特徴と動向
- ・全体のまとめ
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- ・日本車の特徴と特徴と動向
- ・欧州・米国車の特徴と動向
- ・中国車の特徴と動向
- ・全体のまとめ
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- ・日本企業のこれからの自動車分野における戦い方
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※プログラム内容は、変更になる場合があります。
【お申し込み注意事項】
- ▼安心してご参加いただくための対応方針
本セミナーにおける感染防止の取り組みはこちら
- ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。
- ※セミナー開催日の8営業日前まではキャンセルが可能です。以下のWebフォームからキャンセルの旨をご連絡ください。
https://support.nikkeibp.co.jp/app/ask_1501/p/378/
なお、「受講番号」は必ずご記入ください。また、お支払いの有無も、合わせてお知らせください。
キャンセル期限を過ぎた場合は受講料は全額お支払いいただきます。代理の方がご出席くださいますようお願いします。出席できない場合は、セミナー終了後、当日のテキストを郵送いたします。
●日経BPの営業日につきましては以下の通りです。
営業日:土日祝日を除く月~金曜日。年末年始(12月29日から1月3日まで)は営業いたしません。
- ※受講料のお支払い: お支払方法が「請求書」の方には、後日、請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますのであらかじめご了承ください。「クレジットカード払い」の場合、お申し込み画面で決済手続きまで完了してください。
- ※受講証はMyPageにてご確認いただけます(受講証の郵送はございません)。お申し込み手続きが完了した後、以下「MyPageメニュー」にお申し込み内容と受講証が表示されます。セミナー当日は、ご自身で印刷した受講証をご持参いただくか、携帯端末画面にMyPageの受講証を会場受付にて提示ください。
<MyPage>https://ers.nikkeibp.co.jp/user/myPageLogin/
- ※講師企業と競合すると考えられる製品やサービスなどをご提供される会社の方は、主催者の判断に基づき受講をお断りさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
- ※会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。また、お子さま連れでのご参加はご遠慮ください。
- ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。
![](https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/nxt/ne240924/ph02.png)