NHK総合そうごう『スタジオパークからこんにちは』（月つき〜金きん　後こう1：05）が17日にち、最終さいしゅう回かいを迎むかえ1995年ねん3月がつの放送ほうそう開始かいし以来いらい、22年ねんに及およぶ歴史れきしに幕まくを下おろした。

　最終さいしゅう回かいのゲストはこの日ひで番組ばんぐみ出演しゅつえん最多さいた7回かいとなる歌手かしゅ・加山かやま雄三ゆうぞう（73）と、女優じょゆうの井い頭あたま愛あい海うみ（16）。また、日替ひがわりMCの竹下たけした景子けいこ（63）、高畑たかはた淳子じゅんこ（62）、清水しみずミチコ（57）が初はじめて顔かおをそろえる貴重きちょうな光景こうけいも実現じつげんした（戸田とだ恵子けいこのみメッセージ出演しゅつえん）。

　『スタパ』の大だいファンで“自称じしょう”最多さいた出演しゅつえん6.5回かい（0.5回分かいぶんは観覧席かんらんせきで出演しゅつえんとのこと）の演出えんしゅつ家か・三谷幸喜みたにこうき氏し（55）もVTRでメッセージを寄よせた。以前いぜん、番組ばんぐみ宛あてにFAXも送おくっていたことを明あかし「『（笑わらって）いいとも！』が終おわった時とき以上いじょうのショックと寂さびしさがあります。一体いったい何なにがいけなかったんですか？」とファン目線めせんで終了しゅうりょうを惜おしんだ。

　改あらためて番組ばんぐみの魅力みりょくをきかれると「ぶっちゃけ、番ばん宣せん番組ばんぐみじゃないですか？　それをエンターテインメントに昇華しょうかさせた点てんが画期的かっきてきな発想はっそうの転換てんかんだった」とその意義いぎを“製作せいさく者しゃ目線めせん”からも評価ひょうかしていた。

　番組ばんぐみ終盤しゅうばんでは加山かやまが代表だいひょう曲きょく「海うみ その愛あい」をピアノで弾ひき語がたり。司会しかいの伊藤いとう雄彦たけひこアナウンサー（51）は「22年間ねんかんありがとうございました」とあいさつし、視聴しちょう者しゃに別わかれを告つげた。