俳優はいゆうの三宅みやけ健けんが主演しゅえんを務つとめる舞台ぶたい『陰陽いんよう師し 生なま成なり姫ひめ』で、主人公しゅじんこう・安倍晴明あべのせいめいに扮ふんした三宅みやけの艷あでやかなメインビジュアルが12日にち、公開こうかいされた。併あわせて公演こうえん日程にっていも発表はっぴょうされ、東京とうきょう公演こうえんは来年らいねん2月がつ22日にち〜3月がつ12日にちに新橋しんばし演舞えんぶ場じょう、京都きょうと公演こうえんは3月がつ18〜24日にちに南座みなみざで行おこなわれる。

　V6のメンバーとして、26年ねんにわたって難易なんい度どの高たかいダンスパフォーマンスをこなしてきた三宅みやけは、狩衣かりぎぬを身みにまとい扇子せんすを手てにした撮影さつえいも、抜群ばつぐんのセンスであっという間あいだに所作しょさを身みにつけ、難なんなくこなした。40代だいという年齢ねんれいを感かんじさせない若々わかわかしさが際立きわだつ三宅みやけの麗うるわしい陰陽いんよう師し“安倍晴明あべのせいめい”姿すがたは必見ひっけんだ。

　併あわせて第だい2弾だんの出演しゅつえん者しゃも発表はっぴょう。物語ものがたりの鍵かぎをにぎる徳子とくこ姫ひめに宝塚歌劇団たからづかかげきだん在籍ざいせき中ちゅうから歌うた、ダンス、芝居しばいと3拍子ひょうし揃そろった実力じつりょく派はトップスターとして雪ゆき組ぐみをけん引いんし、退団たいだん後ごは舞台ぶたい・映像えいぞうなど幅広はばひろい分野ぶんやで活躍かつやくする音おと月桂げっけい、晴明せいめいの無む二にの友ともの源みなもと博雅ひろまさに2021年ねんは6本ほんの舞台ぶたいに出演しゅつえんするなど舞台ぶたい俳優はいゆうとして引ひく手てあまたの存在そんざいとなっている林はやし翔太しょうた、藤原ふじわら済わたる時じに好こう青年せいねんから個性こせい的てきなキャラクターまで幅広はばひろい役柄やくがらをこなす姜きょう暢とおる雄ゆう。

　綾子あやこ姫ひめに2019年ねんのNMB48卒業そつぎょう以降いこう、女優じょゆうとして才能さいのうを開花かいかさせた太田おおた夢ゆめ莉、知ち然しか法師ほうしに独特どくとくな存在そんざい感かんを放はなち作品さくひんに彩いろどりを与あたえる個性こせい派は俳優はいゆう・市川いちかわしんぺー、蝉せみ丸まるにWAHAHA本舗ほんぽの初代しょだい座長ざちょうで外部がいぶ公演こうえんでも意欲いよく的てきに活動かつどうしている佐藤さとう正ただし宏ひろしといった実力じつりょく派はがそろった。

　本ほん作さくでは2018年ねんに上演じょうえんされた『二十日鼠はつかねずみと人間にんげん』でもタッグを組くみ、繊細せんさいな人間にんげん描写びょうしゃが好評こうひょうだった鈴木すずき裕美ひろみ氏しが演出えんしゅつ、数々かずかずの作品さくひんを手掛てがけるマキノノゾミ氏しが上演じょうえん台本だいほんを担当たんとう。安倍晴明あべのせいめいは、繊細せんさいで聡明そうめいな性格せいかくだけでなく、友ともであり大切たいせつなパートナーである源みなもと博雅ひろまさとの固かたい絆きずなや、互たがいを想おもう心しんなど、人間味にんげんみのある姿すがたも魅力みりょく。三宅みやけ、鈴木すずき氏し、マキノ氏しの化学かがく反応はんのうによって新あらたな安倍晴明あべのせいめいを創つくり上あげる。