デビュー10周年しゅうねんを迎むかえた7人組にんぐみグループ・Kis-My-Ft2が、3月4日にち放送ほうそうからのフジテレビ系けい『連続れんぞくドキュメンタリー RIDE ON TIME』（深ふか0：55※関東かんとうローカル）に出演しゅつえんする。

　2011年ねん、ローラースケートを履はいて行おこなうパフォーマンスを武器ぶきに「Everybody Go」でCDデビューを果はたしたKis-My-Ft2。これまでリリースしたシングル曲きょく28作さくは全すべてオリコンランキング初はつ登場とうじょう１位いを記録きろく、また2019年ねんには5大だいドームツアーを達成たっせい、さらに同年どうねんには、台湾たいわんでグループ初はつとなる海外かいがいパフォーマンスを成功せいこうさせた。

　バラエティー番組ばんぐみでは果敢かかんに体からだを張はり、ドラマや映画えいが、舞台ぶたいでは主演しゅえんを務つとめるなどその存在そんざい感かんを発揮はっき、グループではもちろんメンバーそれぞれが華々はなばなしい活躍かつやくを見みせている。そんな彼かれらが昨年さくねん8月がつ、ついにデビュー10周年しゅうねんという大おおきな節目ふしめを迎むかえた。しかし最年長さいねんちょうの
北山きたやま宏光ひろみつは「個人こじん的てきには、まだ10年ねんだからって感かんじなんですよね。15年ねん、20年ねんと続つづけていくためには、どうするのが一番いちばんいいのかっていうのは考かんがえます」と、いたって冷静れいせい。一方いっぽう、グループのセンターを務つとめる玉たま森もり裕ひろし太ふとしは「やるからには売うれなきゃという気持きもちが強つよい」と明あかした。

　昨年さくねん10月がつ、年明としあけから開催かいさいされる全国ぜんこくアリーナツアー『Kis-My-Ft2に逢あえる de Show 2022』の打うち合あわせが始はじまった。観客かんきゃくを入いれての公演こうえんは実じつに3年ねんぶり。これまで共ともに歩あゆんできてくれたファンへの思おもいを込こめ、演出えんしゅつのテーマは「10年ねんの感謝かんしゃ」に決定けっていした。ステージの演出えんしゅつを担当たんとうする二階堂にかいどう高だか嗣は、演出えんしゅつを考かんがえる時とき「キスマイじゃなくなっています。ファンになってます。ファンが見みたいもの、ファンが喜よろこぶもの、ファンが気持きもちよくなれるものとして考かんがえている」と語かたった。

　また、今回こんかいのツアーでは、千賀せんが健けん永ひさしは振ふり付つけ、玉森たまもりは衣装いしょう、北山きたやまはオープニング映像えいぞうの演出えんしゅつを担当たんとう。メンバーそれぞれがこの10年ねんで磨みがいてきたものを発揮はっきし、より一層いっそうファンに寄より添そう公演こうえんを考かんがえ抜ぬいていた。千賀せんがは「この10年ねんで全員ぜんいんが同おなじ時間じかん軸じくで歩あゆみ寄よってきて、さらにどんどん歩あゆみ寄よっていけばいくほど、面白おもしろいグループになっていくし、どんどん完成かんせい度どの高たかいグループになっていく。今後こんごのキスマイはすごく期待きたい値ちの高たかいグループになれるんじゃないかと思おもっています」と力強ちからづよく語かたる。

　デビュー10周年しゅうねんを迎むかえ、自みずからを“中堅ちゅうけん”と位置付いちづける彼かれら。ここから更さらなる進化しんかを果はたさなければと、危機きき感かんさえにじませる。現状げんじょうに満足まんぞくすることなく、常つねに高たかみを目指めざす彼かれらが見据みすえる、未来みらいのKis-My-Ft2像ぞうとは。７人にんそれぞれの胸むねの内うちをひもといていく。