小説しょうせつ『陰陽いんよう師し』（作者さくしゃ・夢枕ゆめまくら獏ばく）がNetflixシリーズとしてアニメ化かされることが決定けっていした。同どう作さく初はつのアニメ化かとなり、2023年ねんに全ぜん世界せかい独占どくせん配信はいしんされる。

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　これは、25日にちに都内とないで開催かいさいさらたNetflixグローバルファンイベント「TUDUM Japan」内ないで発表はっぴょうされたもの。小説しょうせつ家か・夢枕ゆめまくら獏ばくが1986年ねんに初はじめて発表はっぴょうして以降いこう、“安倍晴明あべのせいめい”ブームを巻まき起おこした小説しょうせつ『陰陽いんよう師し』。実在じつざいした陰陽いんよう師しの安倍晴明あべのせいめいを主人公しゅじんこうにした物もの怪のけミステリーは、漫画まんがや実写じっしゃ、舞台ぶたいなど様々さまざまなメディア化かがなされてきたが、この度たびNetflixで初はつのアニメーション化かとなる

監督かんとくは、21歳さいの時ときに『この男子だんし、宇宙うちゅう人じんと戦たたかえます。』で衝撃しょうげきの商業しょうぎょう作品さくひんデビューを果はたし、以降いこうも話題わだい作さくを作つくり続つづけている山本やまもと蒼あおい美よし（コミックス・ウェーブ・フィルム所属しょぞく）。脚本きゃくほんは、アニメ『おしえて北斎ほくさい-THE ANIMATION-』やドラマ『ゴシップ #彼女かのじょが知しりたい本当ほんとうの〇〇』の橋本はしもと夏なつと、Netflixオリジナルドラマ『火花ひばな』やアニメ『悪あく偶-天才てんさい人形にんぎょう-』の加藤かとう結子ゆうこ。

アニメの物語ものがたりは、稀代きたいの陰陽いんよう師し・安倍晴明あべのせいめいが、相棒あいぼうの源みなもと博雅ひろまさと共ともに、人ひとと鬼おにをめぐる事件じけんを解決かいけつしていくストーリーとなり、原作げんさくの世界せかい観かんをもとにオリジナルエピソードを加くわえ、これまでになかった晴はれ明あきらの物語ものがたりを生うみ出だす。

　1986年ねんに発表はっぴょうされた小説しょうせつ『陰陽いんよう師し』は、死霊しりょう、生霊いきりょう、鬼おになどが人々ひとびとの身近みぢかで跋扈ばっこした平安へいあん時代じだいを舞台ぶたいに、陰陽いんよう師し安倍晴明あべのせいめいが親友しんゆうの源みなもと博雅ひろまさと組くみ、幻術げんじゅつを駆使くししてこの世よならぬ難事件なんじけんの数々かずかずに挑いどむ大人気だいにんきシリーズ。これまでテレビドラマ、映画えいが、舞台ぶたい化かがされている。

■あらすじ
栄華えいがを誇ほこる平安京へいあんきょう。都とを騒さわがす鬼おにの謎なぞを解とくべく、醍醐天皇だいごてんのうの孫まごで雅楽ががく家かの源みなもと博雅ひろまさは陰陽いんよう寮りょうを訪おとずれる。そこで謎なぞ解ときに適てきしたある男おとこを紹介しょうかいされる。人ひとらしからぬ空気くうきを身みにまとった男おとこ、稀代きたいの陰陽いんよう師し、安倍晴明あべのせいめいであった。