写真はスマホで十分、その場で加工も出来て便利ですが、ここぞという時はデジカメ! という人も多いはず。
今回はデジカメでの撮影をもっと楽しくしてくれる「買ってよかったカメラ関連グッズ」を紹介します。
ひとつ目はPLフィルタ
水中が鮮明に見えるので、釣り用のサングラスとしても使われる偏光レンズ。
反射光を抑えてくれるので、青空がより青くなるなど、色が濃く鮮明な写真が撮れます。
左がPLフィルタ。
右のUVフィルタと比べると、サングラス見たいでしょ。
私が使っている「Kenko PRO1D WIDE BAND サーキュラーPL」では, 外枠を回すことで効果の強弱を調整可能です。
▲と|が合わさる位置が効果最大となり、モニタを見ながら適切な位置に調整します。
私の場合は、植物を撮影する際に、葉の反射光を防ぐために使い始めました。
昔のポジフィルムのような、色鮮やかな写真が撮れます。
PLフィルタを使わなくても、撮影後のデータを編集加工することで、同じような効果が得られると考える人もいるでしょう。
カメラのレンズに入ってくる前の光を調整する光学フィルタは、画像データの加工とは一味違った写真が撮れます。(気がします。)
室内の撮影のクオリティが上がるスクリーン
5年前から盆栽雑誌の連載を担当するようになりました。
その際に使用する写真のクオリティを上げるために編集者に勧められたスクリーンが「グラぺB-1」。
数色ありますが、お勧めは黒のグラデーション。
防水なので、濡れたモノや鉢植え植物の撮影も問題なし。
5年使って表面の傷も増えましたが、耐久性は十分!
プロはしっかりとライティングして使いますが、私は自然光で撮影するのが好きです。
窓から差し込む光を利用するとこんな撮影もできます。
モノを美しく撮影したい人にオススメです。
Utulensを使って写ルンです風の写真を楽しむ
再販されて人気が再燃中! 「写ルンです」は1986年に発売されたレンズ付きフィルム。
スマホとは異なるエモい写真が撮れることや、明るさや焦点距離など制約の中で撮影する楽しさが人気の理由だと思います。
ギズモショップで購入できる「Utulens」は、「写ルンです」に使われている「プラスチック製の非球面メニスカスレンズ」を再利用した交換レンズです。
各社のミラーレス一眼レフ用のマウントが用意されています。
単焦点(f=32mm) 固定絞り(F16) と、ズームやオート撮影に慣れた現在ではなかなかの制約です。
絞りがF16と高いので、ある程度の距離があれば隅々までピントが合った写真が撮れますが、近い距離は苦手です。
使い捨てとされているカメラのレンズを再利用するということで、リユースと捉えることもできます。
高性能化が進むデジカメに、昔の写真の楽しさやパワーを取り込むと捉えることもできます。
晴れた日に、この超軽いレンズ(46g)を着けて出かけましょう。
街や景色を撮影するのが楽しくなります。
この発色はまさに「写ルンです」の感じがしませんか?
アナログレコードを楽しむような感じで使ってみてください。
さまざまな周辺グッズを使ってデジカメの稼働率を上げましょう! そしてもっと楽しんじゃいましょう。
古の名機「iPhone 5s」を、コンデジとして使ってみたら最高だった!
SNSで話題のデジカメを買ってみたら…スマホよりコレで、どこでも写真を撮りたくなった