文芸学部
文化領域を広く学び
深い教養を身につける
文学・言語・芸術・思想をはじめ人類学や民俗学、マスコミなど。人類が創造してきた文化全般をカバーする6学科を横断的に学び、深い専門知識と広範な教養を身につけます。
主専攻と副専攻で
広く学ぶ
自分の所属する学科を主専攻とし、文芸学部の他学科からもう一つの学科を選んで副専攻に指定することができます。卒業時には副専攻を履修したことが正式に認定されます。
フィールドワークで
「本物」に触れる
学外実習や研修旅行、ゼミ合宿や見学会・鑑賞会など、いろいろなプログラムで、教室では学べない“リアル”を体験、感性を磨きます。
少人数のゼミ・演習で
深い学び
1年次は全員WRD(基礎ゼミナール)が必修。調べる、討論する、書くという学問の基礎を身につけ、3年次からは専門分野のゼミで卒論指導を含めより深く学んでいきます。
ディプロム・コースと
グレード制
英語、ドイツ語、フランス語、中国語などの外国語クラスは、すべて初級・中級・上級のグレード制。さらにTOEICなどの外国語検定試験を目指すディプロム・コースもあります。
28~32単位まで
自由に科目を選択
卒業に必要な単位の約4分の1に相当する28~32単位を、6学科のなかから自由に選択することができます。各自の関心や将来像に応じたカリキュラム編成が可能です。
成城大学文芸学部は1954(昭和29)年、「国文学、英文学を中心とし、広く文学・芸術に関する知識を授け、深く広い教養を培うことを主眼とする」、「文芸学部」として創設されました。
「文芸」というのは、成城の場合、文学・芸術と理解するべきでしょう。
文学や芸術の重視、「ことば」と「美」への関心は、文芸学部の大きな特色のひとつと言っていいでしょう。
学園の創設者である澤柳政太郎博士も、成城の学生は「発する言葉、挙動に品格あらねばならぬ」、「お互いの生活が美的であらねばならぬ」と説かれています。
文芸学部では、少人数のアットホームな雰囲気の中にこうした「成城教育」の真髄が生かされ、学生の間には高い知性と豊かな感性が育まれています。武蔵野の面影を残す豊かな自然、文学者や芸術家・映画人など多くの文化人が愛した成城という恵まれた環境を生かし、学生生活を謳歌するとともに、人間存在の根幹にも迫り得る文芸学部の学問を通して、深く人生を学んでほしいと思います。
2006(平成18)年4月から「主専攻・副専攻」制度を導入したことにより、希望すれば、自分の所属する学科を主専攻とし、文芸学部の他の学科の中からもう一つの学科を選んで副専攻に指定することができます。これにより、学びの幅が大きく広がり、例えば国文学科を主専攻として学びながら、副専攻で文化史学科の科目を重点的に学ぶことも可能です。
従来も学科横断的な学びは可能でしたが、この制度を利用して卒業を目指せば、卒業時には正規の学科以外に副専攻という「第2の専攻」を履修したことが文芸学部により認定されます。学際的な研究に意欲的に取り組もうという学生や、多角的な視野を身につけたいという学生には最適な制度です。
成城大学全体として1年次から始まる「就業力育成・認定プログラム」がありますが、文芸学部ではさらに独自のプログラムを用意しています。これも「きめ細やかな少人数教育」のひとつ。卒業後の進路を考えることは、自分を知り、社会を知るということです。学生が有意義に進路を考えられる準備をして、みなさんの入学をお待ちしています。