東京とうきょうV・城しろ福ぶく監督かんとく、29日にちソシエダ戦せんへ「個人こじんの競争きょうそう力りょくを上あげたい。こういう機会きかいは逃のがすべきではない」

[ 2024年ねん5月がつ28日にち 17:20 ]

　東京とうきょうVはあす29日にちにレアル・ソシエダと国立こくりつ競技きょうぎ場じょうでプレシーズンマッチを行おこなうが、城しろ福ぶく浩ひろし監督かんとく（63）は「J1にいるからこそ機会きかいがある。ありがたいこと。このチームは成長せいちょうしなきゃいけないし競争きょうそう力りょくを付つけないといけない。こういう機会きかいは逃のがすべきではない。個人こじんの競争きょうそう力りょくを上あげたい」と、競争きょうそうをうながす絶好ぜっこうの機会きかいと捉とらえた。

　レアル・ソシエダについては「ボールを大事だいじにするし、中盤ちゅうばんのハンティング力りょくは高たかい。そんなにポジションは移動いどうしないが奪うばったら大おおきなボールよりパス優先ゆうせんのコンセプトがある。コンパクトに守備しゅびをする。技術ぎじゅつを目まの当あたりに、哲学てつがくを体感たいかんしながら打うち破やぶっていく試合しあいをしないといけない」と、分析ぶんせき。久保くぼについても「今いままでいろいろな道みちを切きり開ひらいてきた先人せんじんより道みちなき道みちを切きり開ひらいてきたと認識にんしきしていたし、彼かれも順風じゅんぷう満まん帆ほではない。レンタルで移籍いせきしたし、そういう経験けいけんが生いきた」と、良よさを口くちにした。

　久保くぼとマッチアップする可能かのう性せいが高たかいDF深沢ふかざわ大輝だいき（25）も「彼かれが中学生ちゅうがくせいで僕ぼくがユースの時ときに戦たたかったことあるが、今いまは雲くもの上うえの存在そんざい。トップトップの選手せんしゅとマッチアップして感かんじられる事ことは楽たのしみ」と対戦たいせんを楽たのしみにする。そして「親善しんぜん試合しあいとはいえ、こういう機会きかいはないし、自分じぶんたちの力ちからを試ためしたい」と目めを輝かがやかせた。