「台湾たいわんラーメン」発祥はっしょうの『味あじ仙せん』の魅力みりょくとは？ 本場ほんば・名古屋なごやで食たべてみたらあらゆる料理りょうりが旨うまかった！

　先日せんじつ、人生じんせいで初はじめて名古屋なごやに行いき、在住ざいじゅうの友人ゆうじんに“なごやめし”の名物めいぶつ店てんを案内あんないしてもらいました。みそかつ、手羽てば先さき、ひつまぶし、どて煮に、味噌みそ煮込にこみうどんなど、東京とうきょうではあまり食たべる機会きかいのない味あじばかりで新鮮しんせんだったのですが、筆者ひっしゃが一番いちばん美味おいしい＆面白おもしろいと思おもった店みせは、かの有名ゆうめい店てん『味あじ仙せん』でした。

　ご存ぞんじのとおり、いまや全国ぜんこく的てきに有名ゆうめいになった名古屋なごやの「台湾たいわんラーメン」を生うみ出だしたのが、1960年ねんに名古屋なごや市し千種ちくさ地区ちく今池いまいけに創業そうぎょうした中国ちゅうごく台湾たいわん料理りょうりの『味あじ仙せん』。ナポリタンがイタリアにないのと同おなじく、台湾たいわんラーメンとは言いうものの、台湾たいわんには存在そんざいしません。台湾たいわんのソウルフード・担仔麺めん（タンツーメン）をヒントに、ひき肉にくを唐辛子とうがらしやニンニクで炒いためた“台湾たいわんミンチ”やニラ、ネギ、もやしなどの具ぐ材ざいを加くわえ、鶏にわとりガラベースのスープに唐辛子とうがらしをふんだんに入いれた激辛げきから麺めん、これが台湾たいわんラーメンです。

　最近さいきんではご当地とうちラーメンとしてカップ麺めんとして登場とうじょうしていますよね。ちなみに東京とうきょうでも『味あじ仙せん』の支店してんが新橋しんばしや神田かんだにもありますが、筆者ひっしゃはこれまで行いったことがなく、本場ほんば・名古屋なごやで人生じんせい初はつの『味あじ仙せん』体験たいけんをしてきたわけです。

　しかし訪おとずれ店てん前まえから気きになっていたのは、名古屋なごやの友人ゆうじんが「味あじ仙せんは、台湾たいわんラーメンを食たべに行いくというより、台湾たいわん料理りょうりを食たべに行いき、〆にラーメンを食たべる店みせだよ」と言いっていたことです。一体いったいどういうことなのか、本場ほんばの味あじ仙せんに突撃とつげきしてきたので、その全貌ぜんぼうをご紹介しょうかいしたいと思おもいます。