カフェマニアが絶賛ぜっさんする老舗しにせ喫茶きっさ『珈琲こーひー道場どうじょう 侍さむらい』のビーフシチューの魅力みりょくとは？

●｢日本一にっぽんいちパンケーキを食たべる男おとこ｣として知しられるミスター黒くろ猫ねこが、年間ねんかん1000店てん以上いじょうカフェや喫茶店きっさてんを訪問ほうもんした中なかから、一人ひとりでも楽たのしめる“癒いやし系けいカフェ”と必食グルメをご紹介しょうかい！ ～ミスター黒くろ猫ねこの孤独こどくのカフェめぐり～

　喫茶店きっさてん・カフェ・スイーツのお店みせを、年間ねんかん約やく1000軒けんめぐっているミスター黒くろ猫ねこです。ひとり気きままなカフェめぐりで発見はっけんした、おひとり様さまでも気兼きがねなく楽たのしめるお店みせをピックアップ。その魅力みりょくをお伝つたえしていきたいと思おもいます。

甲冑かっちゅうが出迎でむかえる45年ねんの歴史れきしある喫茶店きっさてん

　今回こんかい紹介しょうかいするおひとり様さまで楽たのしみたいカフェは、亀戸かめいどにある『珈琲こーひー道場どうじょう 侍さむらい』。屋号やごうからしてすでに無骨ぶこつ感かんが滲にじみ出でているお店みせです。亀戸かめいど駅えき東口ひがしぐちの改札かいさつを出でてすぐに目めにインパクトある店名てんめいが大おおきな看板かんばんに書かかれているので、迷まようことはないと思おもいます。そのビジュアルで、喫茶店きっさてん好すきはテンションMAXになること間違まちがいなしです！

　屋号やごうや看板かんばんのインパクトだけではありません。昭和しょうわ53年ねん（1978年ねん）創業そうぎょうで45年ねん以上いじょうも亀戸かめいどの地ちで愛あいされている歴史れきしあるお店みせです。今回こんかいは、そんな『珈琲こーひー道場どうじょう 侍さむらい』を、おひとり様さまで満喫まんきつするポイントを紹介しょうかいします。

　ビルの2階かいに上あがり店内てんないに入はいると、目めの前まえに甲冑かっちゅうが登場とうじょう。珈琲こーひー道場どうじょうだけに、「頼たのもう！」と叫さけびたくなります（笑）。店名てんめいである『珈琲こーひー道場どうじょう 侍さむらい』の由来ゆらいは、創業そうぎょう者しゃで今いまもマスターとしてお店みせに立たつ近藤こんどうさんのご実家じっかが合気道あいきどうの道場どうじょうだから。長ながくそちらで指導しどうされていたそうですが、家いえを出でることになり武道ぶどうと接客せっきゃくには通つうじるものがあると考かんがえ喫茶店きっさてん経営けいえいを思おもいついたとのことです。

　それからは、1日にち10軒けんを目標もくひょうに1年間ねんかん喫茶店きっさてん巡めぐりをし、いろいろ研究けんきゅうしながら自分じぶんがどんな店みせを持もちたいかを探さぐっていったそうです。その後ごにお店みせをオープンしたそうです。

　広々ひろびろとしたテーブル席せきもありますが、おひとり様さまにおすすめはカウンター席せき。なんとカウンターは、全席ぜんせきがロッキングチェア。珈琲こーひー道場どうじょう、侍さむらい、甲冑かっちゅうと武道ぶどうで統一とういつされているのに、「なぜロッキングチェア！」と思おもいますよね。武道ぶどうには『礼れい・間合まあい・残ざん心しん・くずし・呼吸こきゅう・目付めつけ』という六むっつの基本きほん要素ようそがあり、ロッキングチェアは、その中なかの“くずし”にあたるそうです。

　と言いいながらも、あまり難むずかしいことは考かんがえずに、ゆーらゆーらと揺ゆれながら珈琲こーひーを味あじわえば素敵すてきな時間じかんが過すごせますよ。