JR四国は25日、0系新幹線モデルの観光列車「鉄道ホビートレイン」車内に展示している鉄道模型をリニューアルすると発表した。
鉄道ホビートレインでは、車内に鉄道模型を展示するショーケースを設置。2014年12月上旬に実施する車両の定期検査に合わせ、ショーケース内の模型のリニューアルを行う。半円筒状ショーケースの「新幹線エリア」では、E5系新幹線を鉄道ホビートレインに変更。大型ショーケースの「企画展示コーナー」では、「四国に縁のある列車」から「四国に向かう列車」に変え、急行「鷲羽」の153系急行形電車、特急「うずしお」の485系特急形電車などを展示する。寝台客車として、急行「さぬき」の10系、寝台特急「瀬戸」の20系も入れる。四国にちなんだ車両を展示する小型ショーケースでは、内容の変更はしない。
リニューアル後の鉄道ホビートレインは、西条市にある四国鉄道文化館で特別展示を実施。実施期間は、12月6日(土)から9日(火)までで、展示終了後は、予土線で営業運転を再開する。運転再開の初列車は、10日(水)の宇和島駅15時37分発、窪川駅行き。
同社では、今回の模型の入れ換えに伴い、宇和島駅のショーケース内の鉄道模型のリニューアルも12月1日(月)に実施する。