タイ・バンコクとラオス・ビエンチャンを結むすぶ鉄道てつどう路線ろせんの開業かいぎょう迫せまる

タイとラオスは、タイの首都しゅとバンコクとラオスの首都しゅとビエンチャンを結むすぶ鉄道てつどう路線ろせんの開業かいぎょうを控ひかえ、交通こうつうリンクを強化きょうかしています。タイ国鉄こくてつ（SRT）は2024年ねん6月がつ月がつ後半こうはんに試運転しうんてんを計画けいかくしており、地域ちいきの交通こうつうインフラの進展しんてんを示しめしています。タイ国営こくえいメディアNNTが6月がつ10日とおかに伝つたえています。

新あたらしい鉄道てつどうサービスは、両国りょうこく間あいだの旅行りょこうを簡素かんそ化かし、物資ぶっし輸送ゆそうの効率こうりつを向上こうじょうさせることを目的もくてきとしており、タイをこの地域ちいきの重要じゅうような物流ぶつりゅうハブとして位置いちづけます。タイ国鉄こくてつとラオス国鉄こくてつは、バンコクのクルンテープアピワット中央ちゅうおう駅えきとビエンチャンのカムサワート駅えきを結むすぶサービスの運用うんよう枠組わくぐみを設定せっていするための詳細しょうさいな話はなし合あいを終おえたとのことです。

話はなし合あいでは、観光かんこうの拡大かくだい、マーケティングの取とり組くみ、タイ、ラオス、中国ちゅうごく間あいだの物資ぶっし輸送ゆそうの強化きょうかに焦点しょうてんが当あてられました。タイ国鉄こくてつはまた、ラオスの鉄道てつどう職員しょくいんに対たいして、列車れっしゃ運行うんこう、駅えき管理かんり、切符きっぷ販売はんばいの包括ほうかつ的てきなトレーニングを実施じっしし、スムーズな立たち上あげを確保かくほしています。

ウドンタニ、ノンカーイ、タナレン、ビエンチャンの駅えきを結むすぶ5月がつ21日にちの試運転しうんてんが成功せいこうした後のち、ビエンチャンへの延伸えんしんは両国りょうこくに大おおきな経済けいざい的てき利益りえきをもたらすと期待きたいされています。正式せいしきなサービスの開始かいしは7月がつに予定よていされています。