女優・新垣結衣(27)が6日、東京・上野の国立科学博物館で行われた特別展「生命大躍進」のプレス内覧会と開会式に出席した。
7日から10月4日まで開催される特別展では、生命誕生から人類に至る40億年に及ぶ進化の過程を、実物化石や復元模型、映像などで分かりやすく説明する。
約3億7000万年前に生息した、全長約6メートルの巨大魚・ダンクルオステウスの標本をバックに、水色のワンピース姿で登場した新垣は「展示物を目で見て、触って時代を感じられるすてきな場所。このお仕事をしなかったら、人として存在の前のことなんて考えなかったと思うので、新しい発見があって楽しかった」と満足げだった。
司会から「もしペットにするなら?」と聞かれると、「なかなか難しい。強いて言うなら」と悩みながら「指に乗せられるジュラマイヤ」と回答。ジュラマイヤとは、約1億9960年前に始まったジュラ紀に、中国で生息した胎盤を持つ世界最古の哺乳類。ネズミによく似た体長10センチほどの生物だ。
新垣は「すごいかわいらしい。他のやつは硬そうだったり、ヌメッとしてたり、ペットとしては…。(ペットにするなら)哺乳類に近い方がいい」と笑顔で話した。
さらに「行ってみたい時代」について「遺跡や土器を作ったりする時代に行ってみたい」と告白。続けて「人類で猿人、旧人、新人の中で興味があるのはどれですか?」と聞かれると、「(台本の)原稿には『イケメンな人は?』とあったのを見たんですけど」と苦笑いしながら「ネアンデルタール人は印象に残ってますね」と明かした。