日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在した衣料品通販大手ZOZO創業者の前澤友作氏(46)が20日、地球に無事帰還した。自身のツイッターに「地球なう」とコメントし、カップ麺を手にポーズを取る写真を公開した。UFOマニアにとっての関心事は「UFOを見たのか?」というもの。専門家が前澤氏の胸中を勝手に推測した。
ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスがユーチューブで中継した映像によると、カザフスタン・ジェスカズガン近くの平原に降り立った前澤氏は、大きく手を振り元気そうな姿を見せた。
前澤氏らは22日、ロシア・モスクワ郊外のガガーリン宇宙飛行士訓練センターでオンライン記者会見を行う。
前澤氏らが乗ったソユーズ宇宙船はISSを離脱後、約3時間半の飛行を経て着陸。宇宙船から引っ張り出された前澤氏は少し疲れた表情をしつつも、救助隊に付き添われながら歩いて輸送車に乗り込んだ。同行したマネジャーの平野陽三氏(36)も笑顔を見せた。
前澤氏は出発前、「民間人の視点で(宇宙を)伝えたい」と強調。約12日間のISS滞在中は自身が体験した「宇宙事情」をツイッターやユーチューブで発信した。
また、中継でテレビ朝日の番組に出演し、「UFOを見ましたか?」との質問に「UFOも宇宙人も今のところ発見できていない」と答えていた。本当に見ていないのか??
UFO研究家の竹本良氏は「見たとしても見なかったことにする契約書に署名したのではないでしょうか」と語る。
実は米国のアポロ11号のアームストロング船長について、UFOマニアの間では「いつも何か言いたげだった」とささやかれている。月面で無数の宇宙機に遭遇した可能性があるとみられていたからだ。船長は講義で、学生たちを前に「すぐ先に君たちには未曽有の世界が横たわっている」と語るにとどめている。
一方、ロシアはUFO目撃に関してはややゆるいところもあるようだ。かつてミール宇宙ステーションからUFOを目撃した宇宙飛行士ストレカロフ氏とマナコフ氏は「ニューファンドランド(カナダの島)の上空で、不思議な丸い形のものを見た。球形の限りなく巨大な、形の整った風船みたいにも見えた」などと話していた。
前出竹本氏は「前澤さんが地球帰還後、日清のカップヌードルではなく、焼そば『U.F.O』を食べてくれたら意味深だったのですが…。もし契約書の縛りで無理ならば、UFO目撃について何も語らなくてもいいです。しばらく静かにしていて、縛りがなくなった後で大暴露してもらいたいですね」と話している。