柔道じゅうどうの日本にっぽん代表だいひょう合宿がっしゅくが３日にちに都内とないで行おこなわれ、パリ五輪ごりん女子じょし５２キロ級きゅう代表だいひょうで東京とうきょう五輪ごりん金きんメダリストの阿部あべ詩し（パぱーク２４くにじゅうよん）が大だいレジェンドから大おおきな刺激しげきを受うけた。

　慢性まんせい的てきな腰痛ようつうに悩なやまされていた時期じきもあったが、現在げんざいは「すごく良よい。腰こしの痛いたみもゼロに近ちかい」と順調じゅんちょうに回復かいふくしている。合宿がっしゅく中ちゅうには２０００年ねんシドニー五輪ごりん、０４年ねんアテネ五輪ごりん金きんメダルの谷たに亮子あきこ氏しの講演こうえんを聞きき「前向まえむきに五輪ごりんをとらえられるようになった」と語かたる。

「（五輪ごりんに）２回かい出でるだけってちっぽけだなと。（前回ぜんかい王者おうじゃとして）追おいかけられるのはきついと思おもっていたけど、話はなしを聞きいて全然ぜんぜんいけるなと思おもった」と大だい先輩せんぱいの言葉ことばに勇気ゆうきをもらった。

谷亮子氏（2023年）
谷たに亮子あきこ氏し（2023年ねん）
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　先月せんげつには、パリ五輪ごりんに出場しゅつじょうするアスリートが集あつまるイベントがパリで行おこなわれ、兄あに・一いち二に三さん（パぱーク２４くにじゅうよん）と共ともに参加さんか。一緒いっしょに１０キロほどランニングをして現地げんちの名所めいしょを回まわったという。「改あらためて五輪ごりんがこの地ちで開催かいさいされることを実感じっかんした。また覚悟かくごが決きまった」と身みを引ひき締しめる。柔道じゅうどう会場かいじょうがエッフェル塔えっふぇるとうの目めの前まえにあることについては「優勝ゆうしょうして２人ふたりでこの塔とうを見みたら、どんな景色けしきなんだろうと思おもった。ゾクゾクしたというか、東京とうきょう五輪ごりんで優勝ゆうしょうした時ときを思おもい出だした」と身みを震ふるわせた。
　
　本番ほんばんに向むけ、心身しんしん共どもに準備じゅんび万まん端はしのようだ。