職員しょくいんによる現地げんちボランティア参加さんか

　4月がつ29日にち～5月がつ3日にちに宮城みやぎ県けん石巻いしのまき市しへ被災ひさい支援しえんボランティアに行いってきました。4月28日にち21:00に彦根ひこねを出発しゅっぱつし、車くるまで12時じ間あいだかけて宮城みやぎ県けんに移動いどうしました。津波つなみの被害ひがいが大おおきかった海うみ側がわは瓦礫がれきの山やまが多おおく、農地のうちの至いたる所ところに車くるまや木きが転ころがっている状況じょうきょうでした。最初さいしょの3日間にちかんは、石巻いしのまき市しにある魚さかな加工かこう工場こうじょうで瓦礫がれきとヘドロの清掃せいそうを行おこないました。瓦礫がれきもヘドロも海水かいすいにつかっていたので、とても重おもく大変たいへんな作業さぎょうでした。瓦礫がれきは種類しゅるいごとに分別ふんべつして1箇所かしょに集あつめ置おいただけで、これら処分しょぶんする必要ひつようがありますが、まだゴミ処理しょりが進すすんでおらず捨すてに行いくこともできない状態じょうたいです。そのため、当分とうぶんはそのままとなり、衛生えいせい状態じょうたいが気きがかりです。5月1日にちの午後ごごからは、津波つなみで2m以上いじょう浸水しんすいした民家みんかでの清掃せいそう作業さぎょうを行おこないました。1階かいの床ゆかをはがして大量たいりょうのヘドロを掻かき出だし、カビが生はえ海水かいすいでボロボロになった壁かべをはがしました。すさまじい粉塵ふんじんが舞まい上あがってくるためゴーグルと粉塵ふんじん対策たいさく用ようのマスクが必要ひつようです。作業さぎょうを終おえ、5月3日にち21:00に彦根ひこねに戻もどりました。職場しょくばの皆みなからは、「お疲つかれさま、どうだった？」と声こえをかけられ、非常ひじょうに関心かんしんを持もっていることが分わかりました。もっと多おおくの学生がくせいにも関心かんしんを持もってもらい、1人ひとりでも多おおく人じんがボランティアに参加さんかしてもらえればと思おもいます。

（事務じむ局きょく教務きょうむグループ　玉井たまい大輔だいすけさん）