ありのままでそばにいて川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 時はただ僕のために 流れてくはずだった 自分以上に誰かを 思う日が来るなんて 新しい五線紙には 悲しい唄もあるだろう だけど君がいるかぎり 声を枯らし唄うよ 君というその強さ 君というその儚さ 君というその優しさの中で 僕は気づいていく ずっと探していく 明日のためにできること 追いかけてもがくうちに 夢は形を変えて 何処へ向かっていたのか 見えなくなる日がある そんなとき僕はいつも 一本の木を見上げ 何があってもぶれない 帰り途を知るんだ 光が君を照らし 雨が君を濡らし 風が君を裸にしても 僕が季節になる ずっと見つめている ありのままの君のこと 傷つかずに歩きたくて 頑なに閉ざした日々もあった 君と勇気に満たされて 失くすものは もう何も無いから 君というその笑顔 君というその涙 君というその奇跡に出逢い 僕は気づいていく 限りある命は愛するためと 光が君を照らし 雨が君を濡らし 風が君を裸にしても 僕が季節になる ずっと愛していく ありのままの君のこと だから安心して 僕に身をゆだねて ありのままでそばにいて |
ありのままでそばにいて郷ひろみ | 郷ひろみ | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 河野圭 | 時はただ僕のために 流れてくはずだった 自分以上に誰かを 思う日が来るなんて 新しい五線紙には 悲しい唄もあるだろう だけど君がいるかぎり 声を枯らし唄うよ 君というその強さ 君というその儚さ 君というその優しさの中で 僕は気づいていく ずっと探していく 明日のためにできること 追いかけてもがくうちに 夢は形を変えて 何処へ向かっていたのか 見えなくなる日がある そんなとき僕はいつも 一本の木を見上げ 何があってもぶれない 帰り途を知るんだ 光が君を照らし 雨が君を濡らし 風が君を裸にしても 僕が季節になる ずっと見つめている ありのままの君のこと 傷つかずに歩きたくて 頑なに閉ざした日々もあった 君と勇気に満たされて 失くすものは もう何も無いから 君というその笑顔 君というその涙 君というその奇跡に出逢い 僕は気づいていく 限りある命は愛するためと 光が君を照らし 雨が君を濡らし 風が君を裸にしても 僕が季節になる ずっと愛していく ありのままの君のこと だから安心して 僕に身をゆだねて ありのままでそばにいて |
孤独の向こう平原綾香 | 平原綾香 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 藤井理央 | もしあなたが旅立つなら そっと笑って手をふろう もしあなたが傷ついたら 新しい風に誘おう 寂しさ 悔しさ 哀しさ いとしさ それは自分で選ぶもの 今を今を見つけた日々は 何も失うものなどない だから私は揺れることない 道を歩いてく ただひとつになりたくて 不安に泣いた日々がある いまこんなに寄り添っても 違う夜空を見上げてる おしえて きかせて 抱いた景色を それはあなただけのもの 伝う伝う思いかさねて 並んだ夢を照らしあって そして朝にはまた別々の 空を見上げよう 孤独に瞳そむけた日々は 誰の愛さえ見えなかった あのときよりも温かい手を ちゃんと感じてる 孤独を知って あなたを知った 明日はきっと輝くだろう だから私は揺れることない 道を歩いてく だから私は揺れることない 道を歩いてく |
桜色舞うころ森山良子 | 森山良子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 島健 | 桜色舞うころ 私はひとり 押さえきれぬ胸に 立ち尽くしてた 若葉色萌ゆれば 想いあふれて すべてを見失い あなたへ流れた めぐる木々たちだけが ふたりを見ていたの ひとところにはとどまれないと そっとおしえながら 枯葉色染めてく あなたのとなり 移ろいゆく日々が 愛へと変わるの どうか木々たちだけは この想いを守って もう一度だけふたりの上で そっと葉を揺らして やがて季節(とき)はふたりを どこへ運んでゆくの ただひとつだけ確かな今を そっと抱きしめていた 雪化粧まとえば 想いはぐれて 足跡も消してく 音無きいたずら どうか木々たちだけは この想いを守って 「永遠」の中にふたりとどめて ここに生き続けて めぐる木々たちだけが ふたりを見ていたの ひとところにはとどまれないと そっとおしえながら 桜色舞うころ 私はひとり あなたへの想いを かみしめたまま |
桜色舞うころ大日方治子 | 大日方治子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | | 桜色 舞うころ 私はひとり 押さえきれぬ胸に 立ち尽くしてた 若葉色 萌ゆれば 想いあふれて すべてを見失い あなたへ流れた めぐる木々たちだけが ふたりを見ていたの ひとところにはとどまれないと そっとおしえながら 枯葉色 染めてく あなたのとなり 移ろいゆく日々が 愛へと変わるの どうか木々たちだけは この想いを守って もう一度だけふたりの上で そっと葉を揺らして やがて季節(とき)はふたりを どこへ運んでゆくの ただひとつだけ 確かな今を そっと抱きしめていた 雪化粧 まとえば 想いはぐれて 足跡も消してく 音無きいたずら どうか木々たちだけは この想いを守って 「永遠」の中にふたりとどめて ここに 生き続けて めぐる木々たちだけが ふたりを見ていたの ひとところにはとどまれないと そっとおしえながら 桜色 舞うころ 私はひとり あなたへの想いを かみしめたまま |
桜色舞うころ featuring 横田はるなFUTABA | FUTABA | 川江美奈子 | 川江美奈子 | | 桜色 舞うころ 私はひとり 押えきれぬ胸に 立ち尽くしてた 若葉色 萌ゆれば 想いあふれて すべてを見失い あなたへ流れた めぐる木々たちだけが ふたりを見ていたの ひとところにはとどまれないと そっとおしえながら 枯葉色 染めてく あなたのとなり 移ろいゆく日々が 愛へと変わるの どうか木々たちだけは この想いを守って もう一度だけふたりの上で そっと葉を揺らして やがて季節(とき)はふたりを どこへ運んでゆくの ただひとつだけ 確かな今を そっと抱きしめていた 雪化粧 まとえば 想いはぐれて 足跡も消してく 音無きいたずら どうか木々たちだけは この想いを守って 「永遠」の中ふたりとどめて ここに行き続けて めぐる木々たちだけが ふたりを見ていたの ひとところにはとどまれないと そっとおしえながら 桜色 舞うころ 私はひとり あなたへの想いを かみしめたまま |
受け入れて一青窈 | 一青窈 | 一青窈 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 僕は嘘 聴き過ぎて めまいをかぶる太陽みたい 待てど冬 随分と盲目にもなれた それでも明日まだ 会えないの 変わりゆく僕を 変わらない君が支えているから どうか泣かずにいられるのならば 愛すべき人たち お願い強くなりたくて even if the world ain't ready for you まだまだ足りない僕だけど 受け入れて 背もたれの助けを借りないで 大きな伸びをした 春が経つ 変わりゆく僕を 変わらない君が信じているから どうか隠れずにいられるのならば 行き過ぎた夢でも なりたい何かなりたくて 変わりゆく僕を 変わらない君が支えているから どうか泣かずにいられるのならば 愛すべき人たち お願い強くなりたくて even if the world ain't ready for you まだまだ足りない僕だけど 受け入れて いつか いつか |
ひとりでに一青窈 | 一青窈 | 一青窈 | 川江美奈子 | 武部聡志 | ひっそり微笑んだ月 照らされてあなたは立ってた 人の波間にまに逆らって私を見つけた 頷いて優しく確認して 消えそうにまた進んでいったわ ひとりでに ひとりでに 流れるまでは この夜のことを思い出させて ひとりでに ひとりでに 大人になって いつかまた此処で会おう 誰のせいにもしたくないから 私はまた泣くのやめて うまく言えない代わりにずっと歩いていた もう一杯、取り膳うことがない関係に 居心地をありがとう あこがれて あこがれて 思い当たって この夜に何度支えられるの あこがれて あこがれて 大人になって いつか私から誘おう ひとりでに ひとりでに 流れるまでは この夜のことを思い出させて ひとりでに ひとりでに 大人になって いつかまた此処で会おうよ ずっと伝えたくって やっと私にくれた言葉 いつか私からもあなただけじゃなく 誰かにあげよう |
「ただいま」一青窈 | 一青窈 | 一青窈 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 運命につねられた 赤い目の私がいて 眺めてる風景が いつか同じになれたら‥ 別々の電線で2人、して口をつぐみ 何十度捧げる勇気であなたに最後は 帰る場所をみつけたくて 躊躇(ためら)わずにただあなたと ないものねだる子供のように ただ、今をはやく伝えたい 少しだけ 後ろ髪ひかれてる幼き夢 いつだっておいでおいでする あなたの優しさ 帰る場所をみつけたくて 自分の真ん中でささやく ないものねだる子供だから ただ、今をはやく伝えたい 無くしたって変わったって 想い通りいかなくても ないものねだるどのあなたも 好きですきですきで…たまには叱って 帰る場所をみつけたから あのときの私許して ないものねだる子供のように ただ、今をはやく伝えたい 「ただいま」をうまく伝えたい |
滴今井美樹 | 今井美樹 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 河野圭 | 美しく伝うこともなく 拭い去ることも出来ないで その胸は何を抱えてる ただじっと愛に怯えてる 差し伸べた手をかわして 眩しいふりで空を見上げた君 滴、滴、こぼれても 黙ってここにいるよ いつかいつか気づいて 君はずっと愛の中 羽根のような優しい言葉を かけるのはきっと容易くて でもなぜか言いたくなかった ただそっと君を待ちたくて ひとすじの風が吹いた 夏の薫りがよけい切ないだけ 滴、滴、こぼれても 時が頬を撫でるよ 哀しみも抱きしめて 君は君で行けばいい 雲が流れてゆく 心あずけてみて まわるまわるこの世界 思うほど悪くない 傷ついても信じて 誰も愛を捨てられない 滴、滴、こぼれたら ほんの少し忘れよう そしてぎゅっと感じて 君はずっと愛の中 君はずっと愛の中 |
祈り今井美樹 | 今井美樹 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 河野圭 | 何が見えますか 瞼の向こうに どうかその場所があたたかいように 聴こえていますか ここからの声は どうか孤独にも響いているように 頬を伝う涙は旅発つあなたの 甘くてからい味がする とうとうと流れるこの水の中 わたしたち寄り添い夢を見られた 濁流に呑まれて今 はぐれても いつか海で逢わせてください 花が咲きました 見慣れた岸辺に 眩しすぎるからわたしは目を閉じる 一瞬だけでも話がしたい 変わらないねと笑って見届けて めぐりめぐる季節に何を見つけたら あなたに逢いに行けるでしょう さらさらと過ぎて行くこの時の中 わたしだけ立ち止まることはできない 濁流にもがいて今 泳ぐから いつか海で両手を広げて とうとうと流れるこの水の中 わたしたち寄り添い夢を見られた さよならは告げずに今 泳ぐから いつか海で逢わせてください 夢のつづき見させてください |
旋律川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | やわらかな雨のように ひっそりとあたたかく いつの間にこの胸に 染みこんでいたひとよ 奏でる旋律は優しいほど残酷で すべての言葉があなたの前で無力になった 流されて、流されて、失うことだけが あなたを愛するすべだと 知っても好きだった やわらかなこの雨を どの街で見ているの ひと粒に紛れこみ 舞い降りる幻想(ゆめ)を見た 帰れぬ旋律をこわくて今は聴けない すべての記憶をゆるせる日まで蘇らないで もう二度と、もう二度と、傷つくことはない あなたと一緒に痛みも 失くしてしまうから 雨粒が線になり降り注ぐ矢の音でかき消して 雲間からひとすじの光がこぼれてる 音のない世界の中へ 傘を閉じて行くわ 流されて、流されて、失うことだけが あなたを愛するすべだと 知っても好きだった |
ピアノ川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 私はきっともうすぐいなくなると 知ったらあなたは泣くのかな それともいつもみたいに恐い顔で 行くなと叱ってくれるかな あなたと奏でる音は限りなくて 果てまで続くと思ってた 私が先に行くのはほんの少し いたずらな風吹いただけ 言葉にならない夜は ピアノを弾いて 誰も叶わない音で 空へ旅立つ私のために 持って行きたい記憶や宝物は やまほどあったはずなのに 今はたったひときれの悔しさと あなたのための祈りだけ 雨だれよりも甘く強く ピアノよ響け 涙こぼすかわりに つよがりだった私のために あなたが紡ぐ音に 寄り添い、恋した どんな綺麗な詩より 胸に響いた 言葉にならない夜は ピアノを弾いて 誰も叶わない音で 空へ旅立つ私のために 言葉にならない夜は ピアノを弾いて 二度と触れられなくても どこかでいつも想ってるから |
ささやき並木一青窈 | 一青窈 | 一青窈 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 誕生日祝う前の夜に セーラーのままで呼び出された とびきりのヴァイオリンケースに 見入るのは 16の私でした 大丈夫?、尋ねても 投げやりに笑い飛ばされました 雪が降るふる ささやき並木 ふたりで歩く そっと握った 久しき母の 柔らかな肩 温かかったな 左手にぶら下がる重たさ それはそれは力いっぱいの愛 子供はね、あべこべに 心配はしなくてもいいのよ、と 並ぶ夜よる そらゆめ通り ふたりで歩く ずっと握った 頼もし母の 柔らかな肩 温かかったな 雪が降るふる ささやき並木 ふたりで歩く もうすぐ私、母の年頃 追いつきそうで寂しい けれど 並ぶ夜よる はじらいながら ふたりで歩く ずっと握った 愛しき人の 柔らかな肩 温かいんだな |
つないで手一青窈 | 一青窈 | 一青窈 | 川江美奈子 | 武部聡志 | やがて落ち葉と知りながらも 私の色 迷い風が吹く あなたをなでてる優しさみたい 全部置いていって下さい 不安だとか 通りすがりなら眼を覚まさせてね 覗いた夜 たくさんのもしもをもつのなら 私の心はそのとき 喜びが散らばり始める あなたへと繋いでて 雲の行き先なら 知らずに ただあるもの あの人の何処がいいのと聞かれて 問い返す たくさんのもしもがありすぎて あなたの瞳は何時でも 届かないほどに輝くの 恐がらず つないで手 もしも私が先に死んであなたを悲しませるなら どんなに傷ついても今を生きるため負けない たくさんのもしもをもてるから 私の瞳は何時でも たくさんの夢で輝くの あなたから あなたから つないで手 |
桜色舞うころ中西保志 | 中西保志 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 新川博 | 桜色 舞うころ 私はひとり 押さえきれぬ胸に 立ち尽くしてた 若葉色 萌ゆれば 想いあふれて すべてを見失い あなたへ流れた めぐる木々たちだけが ふたりを見ていたの ひとところには とどまれないと そっと おしえながら 枯葉色 染めてく あなたのとなり 移ろいゆく日々が 愛へと変るの どうか木々たちだけは この想いを守って もう一度だけ ふたりの上で そっと 葉を揺らして やがて季節(とき)はふたりを どこへ運んでゆくの ただひとつだけ 確かな今を そっと 抱きしめていた 雪化粧 まとえば 想いはぐれて 足跡も消してく 音無きいたずら どうか木々たちだけは この想いを守って 「永遠」の中 ふたりとどめて ここに 生き続けて めぐる木々たちだけが ふたりを見ていたの ひとところには とどまれないと そっと おしえながら 桜色 舞うころ 私はひとり あなたへの想いを かみしめたまま |
雨のあと今井美樹 | 今井美樹 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | | ひと雨過ぎたあとの 街の匂いが好きよ 恋へと駆け出してた 夕方が薫るから あの頃笑いながら いつも寂しかったのよ あなたは夢を追って うわの空だったから 背伸びして重ねた 季節の忘れもの 今はもうこの手に すくえはしないけど 見慣れた駅の前で 傘を持て余して あなたを待てる今日が 愛おしい雨のあと 言葉が過ぎたあとの 黙る瞳が好きよ 昔の私ならば ぽろぽろと泣く場面 あの頃ぶつけ合った 小さな愛の種は 揺るがぬ時を超えて 穏やかな木になった 許しあい重ねた 二人のたからもの それはもう約束の いらない帰り道 早足で追いかけて 手を繋がなくても あなたがわかる今日が 誇らしい雨のあと 背伸びして重ねた 季節の忘れもの 今はもうこの手に すくえはしないけど ひと雨過ぎたあとの 街の匂いが好きよ 帰れぬやるせなさに 守るもの見えるから |
年下の水夫今井美樹 | 今井美樹 | 岡田ふみ子 | 川江美奈子 | Satoshi Takebe | どうしてあなたは年下なのと 窓にもたれて静かに訊いた 半分裸のあなたは笑って 水夫のように私を抱いた 遠い国から波が来る 部屋が果てない海になる 今夜二人が乗る舟は 夜明けに沈む砂の舟 一夜で千夜を生きるから 命惜しむと愛せない 汚れた命を清めるように 星のしぶきを何度も浴びた 死にたくなるようなキッスが辛くて 感じるたびに私は泣いた 波に揺られて夢が来る 好きと言うたび深くなる 今夜このまま流されて 知らない国へ逃げますか 一夜で千夜を求めあい 過去も未来も棄てますか 今夜二人が乗る舟は 夜明けに沈む砂の舟 一夜で千夜を生きるから 命惜しむと愛せない 今夜このまま流されて 知らない国へ逃げますか 一夜で千夜を求めあい 過去も未来も棄てますか |
しあわせ川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | しあわせ 季節をめぐらす風 大事な誰かのひとこと 感じられる今日があること しあわせ 思いがけない便り 遥かな誰かのやさしさ 痛いくらいに伝わること きっと舞いおりる 空っぽに思えた心にも 自分さえ瞳ひらけば いつだって輝きだす しあわせ いとしい人の笑顔 守るために持てる強さ 揺るがない自分を知ること しあわせ 走り出したい衝動 並んだあなたの存在 同じ明日を見ていること きっと訪れる 流されそうになる毎日にも 「ここにいる、忘れないで」と 語りかけて根を下ろす しあわせ あなたと出会えたこと 思い出を重ねること そして未来を願えること それは降りつもる せつなに嘆いてる心にも もう一度歩き出せると 何度でも手招きする きっと舞いおりる 空っぽに思えた心にも 自分さえ瞳ひらけば いつだって輝きだす しあわせ 永遠はないということ 続かないと気づくこと その分だけ自分をかけて愛せること |
それから川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 海に並ぶレンガ色が 静かな景色だった頃は 休日の青空よりも 心ばかりを気にした のぞきこんで腕からめた 背中向けて先歩いた 理由のつかない涙を こらえてた坂の途中 色はね ただ褪せてゆくと思った だけど、そうじゃない わたしたち塗りかさねてるんだ 幾度も 幾度も あれから もう泣いたりはしなくても 心の色 わかり合える それでも迷ったときには この坂を歩いてみよう 仕事のこと 誰かのこと 港の向こうに浮かべて それぞれに思い馳せても 並んで見てる春凪 あのタワーの展望台は 遠くまで見えすぎるから 公園前 ホールの上 このぐらいがちょうどいい 人はね ただ諦めると思った 帰らない色を ひとつも悲しむことないんだ 明日は 明日は 何色 色はね ただ褪せてゆくと思った だけど、そうじゃない わたしたち塗りかさねてるんだ 幾度も 幾度も あれから 水面に心をゆだねて お互いの話をしよう 何も特別じゃないような今日だって かさねてゆく ふたりの それから |
君の唄川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 雨に濡れるとき 僕が描くのは 飛び出してはしゃいでた 君の足もと 虫が唱うとき 僕が描くのは 涼しげに傾いた 君の耳もと 何も無いけど この心だけ 握りしめたまま 僕は描くよ おぼろな色で いくつもの君を 風が薫るとき 僕が描くのは 手をつなぎ影たどった 君のふるさと 月が照らすとき 僕が描くのは 大人びて夢語った 君の口もと 何も無いけど この心だけ 失くせないままで 僕は戸惑う まだとめどなく あふれだす君に 道に迷うとき 僕は立ちどまり 目を閉じて聴いてみる 君のひとこと 何も無いけど この心だけ 握りしめたまま 僕は描くよ おぼろな色で いくつもの君を 何も無いけど この心だけ 失くせないままで 僕は向き合う 君を離れて 歩き出す今と |
夢暦平原綾香 | 平原綾香 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | | おどけ上手の君がそんな目をするから あまのじゃくの私はほら、うまく泣けないまま いつもと同じ窓辺‥二度とは来ない午後 合図のベル響き渡り背中押されドアを出る 白い頁(ページ) ためらう指 誰かめくって夢暦 重ねた文字 色褪せても 刻んだ日々をつないで 黙って泣いた夜も見透かしていたよね あの日くれたメールをまだ、ずっと消せずにいる 時々自分だけが止まってしまう街 そんなときは音を消して遠い君を思ってる ぶつけながら 迷いながら 君と綴った夢暦 滲んだ文字 忘れるころ 本当の意味がわかるの 引き出しの奥に仕舞った 言えずじまいのひとこと 折れた頁(ページ) うつろう空 今は何を見てますか 負けないでね 負けないから 見えない糸を信じて ぶつけながら 迷いながら 君と綴った夢暦 重ねた文字 色褪せたら もう一度ここで逢おうよ もう一度ここで逢おうよ |
山手線林明日香 | 林明日香 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 花坂響 | 乗るはずの電車ふたつ 見送ったホームで あなたの手、離せぬまま 哀しい時計 なによりも大事なこと 言いそびれたような… もどかしさ、抱えたまま じゃあねと笑う ふと見せたまなざしが 気になってきっと眠れないよ 恋という言葉じゃ足りない想いに はじめて出逢ったの あふれてあふれて見えなくなる 誰より近くにいるのに… きのう観た映画のように まっすぐに泣けたら ムズカシイ言葉よりも 伝わるのかな 今すぐにわがままも 見せ合ってぜんぶ解りたいよ さよならがこわくて逃げてるばかりの 私を捨てたいの どんなにどんなに傷ついても 負けない気持ちをおしえて 反対の電車はあなたの心を どこへと連れ去るの? 恋という言葉じゃ足りない想いに はじめて出逢ったの めぐってめぐって追いかけてる 見えない心をさがして さよならがこわくて逃げてるばかりの 私を捨てたいの どんなにどんなに苦しくても 消えない気持ちがあるから |
いついつまでも川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 私の好きなriverside 毎週ドライヴした けんかの記憶 忘れ 晴れるたびに出かけた あなたの好きな 60's rock 擦りきれるほど聴いた 今では私まで ぜんぶ そらで唄える それはそれは ささいなこと 今日は今日は 小さきこと 向きあいながら、心見せ合い ひとつずつ、あなたを知った ねぇ ここからは となりに並び 旅をしよう 涙こぼした四月 あなたは そっと笑い 乗り越えるのは 自分だよと 背中を押した それは それは 支えること 愛は 愛は 見守ること 寄り添いながら、夢を見せ合い それぞれの足で歩いて そして何度でも 互いをみつけ 恋をしよう 求め合って 赦し合える 時が ふたり 分かつ日まで あなたの好きな あのメロディも 私の好きな風景も かけがえのない ものたち すべて 連れていこう 向きあいながら、 心見せ合い ひとつずつ、あなたを知った ねぇ ここからは となりに並び 旅をしよう いついつまでも となりに並び 歩いていこう |
愛の詩今井美樹 | 今井美樹 | 岩里祐穂 | 川江美奈子 | Satoshi Takebe | どうしたら幸せを この手にできるでしょう 握りしめたはずなのに また指をこぼれてく 人はみな気づかずに 重い荷物を背負って 終わりない遠い道を ただ一人歩いてる いま、悲しみの中見えるものがある いつか、やさしさに姿変える時がくる 涙あふれ失っても あなたのこころは死なない どれだけの寂しさや 思いを捨てただろう 生きるほど彷徨い、また 自分の弱さを知る さよならをするために 誰もがめぐり逢うなら それでもなお同じ笑顔に もう一度出逢いたい いま、その瞳に映るものは何ですか たった一つだけの大事なものならば 怖れないで… 閉じ込めてたこころをほどいてあげよう 愛を知り、愛を憎み、それでも愛を信じたい 風やまない夜を超えて歩いてゆく たった一度だけの人生を逃げないで 涙あふれ傷ついても あなたのこころは死なない |
あたしを見つけて鳳山雅姫 | 鳳山雅姫 | toriyama | 川江美奈子 | 武部聡志 | あなたの心に居たい 誰かのすきまに居たい あなたの帰りを 待ってるほど かわいい女に なれなくて ある日 突然 猫みたく 家を捨てました 真夜中の街灯の光を背に あなたから逃げ出しました いえ、私から逃げ出したのです 居心地が良くって 幸せが怖くって 現実から 逃げてしまいました ねぇ 忘れたいよ あなたを忘れたいよ 時はこんなに流れてゆくのに とれないよ あなたがとれないよ ホクロのように はりついて とれない とれないよ 私はいつしか あなたのこと 道具みたいに思ってたの 私のカラダを 満足させるだけのものだと こんなに愛されたことなかったから 愛し方 知らなかったの もう い訳にしか聞こえないよね それなら私に どなたかください 淋しさを埋める一夜を ください ねぇ 見つけ出して 私を見つけだして どんな砂漠に置き去りにされても とれないよ 匂いがとれないよ 瞳の奥に 染み着いて とれない 忘れたいよ あなたを忘れたいよ 時はこんなに流れてゆくのに とれないよ あなたがとれないよ ホクロのように はりついて とれない とれないよ あなたの心に居たい 誰かのすきまに居たい どうしても素直になれない星座が 私を見てる あなたの心に居たい 誰かのすきまに居たい どうしても素直になれない星座が 私を見てる あなたの心に居たい 誰かのすきまに居たい |
たとえうた川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | あなたへの想いは 通り雨過ぎたあと すべてがきらめいて 思わず駆け出したくなる そんな想い あなたへの想いは お気に入りの頁(ページ) 何度も読みかえし そのたび胸が熱くなる そんな想い あなたへの想いは 泳げない海さえも 大きな魚になって ほら どこまでも行ける 深く深く… あなたへの想いは 満ち欠ける月のように いつの日も繰りかえし 果てなく終わることのない そんな想い あなたへの想いは たとえればいろいろ でも本当は 世界にただひとつしかない 大切な想い |
ななくせ川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 右向いて眠るくせ 少し猫背に歩くくせ くり返す毎日に あたりまえの風景 間の抜けた空返事 右手の爪をいじるくせ けんかしたその夜は 妙にしゃくにさわるの そんなあなたがふいにここから 居なくなること思ってみた 嫌いなはずのななくせが 急にいとしくなった 思い出も約束も 悪気はなしに忘れてる のんびりとせっかちの 終わらぬ恋物語 いつか二人が時のはざまで 遠く離れてしまったなら 見慣れ過ぎてたななくせに 涙こぼれてしまう 明日あなたがふいにここから 居なくなること思ってみた 嫌いなはずのななくせが 急にいとしくなった この気持ちときどきは 取りだして眺めてみるわ くり返す毎日が きっと輝きだすよ |
青写真川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 姿を変え街並み また胸に穴があく 何ひとつ欠けないように 守りたかったものたち そっとあなたの手をとり 駅への坂をくだる 僅かに残る痛みはすぐに 五月の風にまぎれた つよく想ったその分だけ 影を追うのはたやすいけど ねぇ、明日の話をしよう 大事な約束しよう うしろばかり見てた私が 今あなたとならできること 待ち望んだ出来事も いつしか昨日になる さっきの言葉 叶わなくても 願った今日は…繋がる ふたり描いた青写真が 風に滲んでしまう前に ねぇ、とりあえず走り出そう 時のごほうびを見に行こう 知らなかった景色に会える 今あなたとならできること ねぇ、明日の話をしよう 大事な約束しよう うしろばかり見てた私が 今あなたとならできること ねぇ、とりあえず走り出そう 時のごほうびを見に行こう 待っているすべて受けとめよう 今あなたとならできること |
tuner fork川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 小さな箱の中 肩寄せて紡いだハーモニー こわいものなんて そう何ひとつなかった 週末あの角で 指鳴らし重ねたハーモニー 道行く人さえ みんな味方に思えた 銀色の魔法を封じこめたのは あどけない私の めいっぱいの強がり 横並び唄った 愛すべき仲間とハーモニー 染みこませたまま 背伸びして手を振った 心ときめいたよ テンションは渋めのスパイス 忘れてしまったわけじゃない 今だって… 銀色の魔法を封じこめてから 飾るものはない 手さぐりの旅だよ ペンケースの奥に そっと眠ってる tuner fork 一人じゃたどることのできないハーモニー あの日のハーモニー おやすみハーモニー |
最終電車川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 最終電車 降りて深呼吸した ふと足が動かない 街も人もみんな変わったのに 風の匂いはそのまま ポニーテールふわり揺れる 傷つくことに忙しかった少女 遠い日の私は 愛されてることなんて知らずに いつか時が経てば 全部掴めるものだと信じてた 今ならあの娘に何を話そう 濡れた舗道 街灯が映って 花火みたいと笑った 大切にしてたあの恋はもう なくしてしまったのよ 思いどおり行かないこと 世界中のせいにしては泣いた 好きになったひとを ただ一瞬も失いたくなかった つよく願うことは 永遠につながるって信じてた 誰かの痛みも知らずに走った 何も 何も哀しまないで すべてのことが今日に繋がったの ここにいる私は もう自分だけのために生きられない 永遠とはぐれて 守りたいものがやっとわかったの 今ならあの娘に伝えられるの この想い きっとあなたがくれたと |
そのとき川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | あのとき あの人のそばで 私が見ていたものは 夢でも明日でもなくて 失うことへのこわさ もう届かない…寂しくはない ただこんなに遠くはなれることの 時の偉大さを思うの そのとき どの空の下で 私は目を閉じるんだろう ひとつのかけひきもなしに ありがとう、だけ言いたい まだ届かない…その日のために 向き合って伝えてゆくべきもの 時は気づかせてくれるの たった今 この瞬間を 覚えていたいと願う 高鳴る胸のざわめきを 人々のあたたかみを うすれてもいい…受け止めるから そう、こんなに愛しく思うのは 時が流れつづけるから そう、こんなに愛しく思うのは 時が流れつづけるから |
ずっとはるかあなたと川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | この世に生まれて愛しあって みんないつかさよならしていくの いちばん大事なあなたとさえ 手をほどいてゆく日が来るなんて ずっとはるかあなたと 夢を探していたいのに あぁ一瞬はさらさらこぼれてく 砂時計のように たったひとつも忘れぬように いとしい記憶 心に刻みこむ 交わした言葉や景色はやがて 時の中にうすれてしまうけど いつでも新しいぬくもりで 包みこんでくれること ありがとう ずっとはるかあなたと この道を歩きたいのに あぁ季節ははらはらめぐってく 物語のように …だけど こんなに大事なあなたとなら またもう一度出会える気がするよ 思い出のかけらをめじるしに |
宿り木川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | いつもあなたを見ていた 雨に沈む夜も 決して言葉に出さない 深い胸の闇も 迷いこんだその心を 今ほどいて 苦しいのなら泣いてもいいよ どんな場所にいても宿り木になる 世界中ただひとりでも 私ここにいるわ あなたを守るわ いつか二人で見上げた 星はやさしかった 数えきれない景色に 出逢わせてくれたの 透き通ったその心で 連れていって 眠れないなら抱きあえばいい 声が枯れるくらい唄ってもいい 何度でも伝わるように ずっとずっと言うわ その心が好き 時に冷たい風が吹いても その羽根 折れぬように 苦しいのなら泣いてもいいよ どんな場所にいても宿り木になる 世界中ただひとりでも 私ここにいるわ あなたを守るわ ずっと あなたを守るわ |
桜色舞うころ中島美嘉 | 中島美嘉 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 桜色 舞うころ 私はひとり 押さえきれぬ胸に 立ち尽くしてた 若葉色 萌ゆれば 想いあふれて すべてを見失い あなたへ流れた めぐる木々たちだけが ふたりを見ていたの ひとところにはとどまれないと そっとおしえながら 枯葉色 染めてく あなたのとなり 移ろいゆく日々が 愛へと変わるの どうか木々たちだけは この想いを守って もう一度だけふたりの上で そっと葉を揺らして やがて季節(とき)はふたりを どこへ運んでゆくの ただひとつだけ 確かな今を そっと抱きしめていた 雪化粧 まとえば 想いはぐれて 足跡も消してく 音無きいたずら どうか木々たちだけは この想いを守って 「永遠」の中ふたりとどめて ここに生き続けて めぐる木々たちだけが ふたりを見ていたの ひとところにはとどまれないと そっとおしえながら 桜色 舞うころ 私はひとり あなたへの想いを かみしめたまま |
願い唄川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | Satoshi Takebe | ありきたりなんだけど ただ願ってるの あなたが幸せであるように…あるように 今日 宝物見つけた 小さなことだけど あなたに話したくてたまらなくなった 息を呑む夕空や 季節の訪れや 光こぼれる朝や 溢れ出す色彩 突然のひらめきや 誰かの勇姿や 胸ふるえた言葉や 忘れられぬ唄 愛すべき何かに出逢った瞬間 いつもあなた描くよ すぐ届けたくて 世界の誰よりもまっさきに…まっさきに 今日 哀しみを隠した 小さな嘘ついた 果てない暗闇な見せたくはなくて 抱きしめ合った時間も 無数のいさかいも 許し合った痛みも 静かなぬくもりも 委ね合える甘さも 底知れぬ不安も かけがえのない日々も 今のすべて 超えて ゆずれない明日が確かにあるから ありったけの思いで 封じ込めてみる 愛しいその笑顔守らせて…守らせて ありきたりなんだけど ただ願ってるの あなたが幸せであるように…あるように あなたが幸せであるように…あるように |
恋川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | Satoshi Takebe | 会いたくて 会えなくて もどかしくて せつなくて あなたのこと想うたび 心は涙を流してる 触れても届かない ぬくもりと知りながら その手の中にとびこんだ 瞳の奥をのぞかぬように 大切なものこわさぬように ききわけのいい この恋を そっと守ってくときめたの ふいの雨をよけながら 立ち止まった曲り角 見過ごすくらい 一瞬の だけどあたたかいキスをくれた 確かめることは あなたを遠ざけるから 幾つも言葉のみこんだ 瞳の奥をのぞかなければ 大切なものをこわさなければ 時の流れが この恋を 特別にすると信じてた 瞳の奥に映らなくても これを恋だと呼びたかったの あなたがくれるやさしさに いつしか しがみついていた ききわけのいい恋ならば もう失わなきゃいけない 会いたくて 会えなくて もどかしくて せつなくて あなたのこと想うたび 心は涙を流してる |
夕闇を待って中森明菜 | 中森明菜 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | もう二度と誰かと歩くことはないって きめてたこの海へ 春風にまぎれて あなたを連れだしたの 思いためすように あの日のおもかげに 心揺れてしまうと思ってた 不思議ね 波音さえもいとしいわ いつのまに 私 こんなに解き放たれてた 遠い哀しみなんて見えない 新しい愛は 生まれつづけてる おしえてくれたの あなたが 沈む陽が溶けてく いちばん美しい瞬間 あなたと見つめたい 胸をうつ何かをわかちあうよろこびが 私をつよくする 夕闇の青が満ちれば ふと はかなさがおそうけど 輝きだす空を待って歩きましょう 今ならばわかる すべてが移ろういゆくこと 明日の約束なんていらない 大切なことは 言葉じゃないって おしえてくれたの あなたが いつのまに 私 こんなに解き放たれてた 遠い哀しみなんて見えない 瞬きはじめた 今夜の星たち たしかな今だけ 照らして |
紡ぎ唄中森明菜 | 中森明菜 | 川江美奈子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | 昨日と今日の違いさえも 気付かないうちに失くしてた 窓に映った季節 ひとりでに巡って 胸の振り子は止まったまま ねじの巻き方も忘れたわ 夢とうつつの狭間 一人きり たゆたい 私は闇夜に瞳を凝らして 戻らない筈の人 待ち続けているの 聞きたい もう一度 あなたの足音 あぁ今この時も 薄れてく記憶の影たちは 千切れた糸の様に 誰かがドアを叩いても 心の扉 開けられない 目を閉じて ただ通り過ぎるのを待つだけ 私は闇夜に思いを紡いで 届かない愛の唄 歌い続けてるの 二度とはあなたを振り向かせる事 出来ないと知ってても 止まらない 声にならない唄 絡まる糸の様に 嘘も痛みも裏切りも果てた夢も あなたがいればどうでもいい 私は闇夜に瞳を凝らして 戻らない筈の人 待ち続けているの 聞きたい もう一度 あなたの足音 あぁ今この時も 薄れてく記憶の影たちは 千切れた糸の様に |
思いの花束松本英子 | 松本英子 | 川江美奈子・松本英子 | 川江美奈子 | 武部聡志 | あなたを好きだと気付いたあのとき 心に小さな芽が出たんだ 毎日毎日いとしくなってく 大事に大事に育った思い 笑うたび触れるたび涙こぼれるたびに いくつもいくつも花が咲いたよ 色とりどりの思い出も 言葉にならないありがとうも 花束にしたらほら もうこの手からあふれ出すくらい 明日あなたから笑ってくれたら どんなコトだってできる気がする ただただ好きだからこの思いは 枯れぬようにずっと守っていく まっすぐなあなたの その目に向き合うたびに わたしがわたしになるのがわかった いま早く早く届けたい ずっとずっと見せたかった思い 花束にしたらほら もうかかえきれないくらい 色とりどりの微笑みも 言葉にできない「あいしてる」も 花束にしたらほら もうこの手からあふれ出すくらい |