ウイスキー色の街で森進一 | 森進一 | 岡本おさみ | 細野晴臣 | 三井誠 | 西の空がウイスキー色に 染まってゆくこの街で しなやかな夢を飲みながら かすかないらだちを流そう 生き急ぐ人の流れの中で 俺は俺 こだわりは捨てないさ それでいいんだよ それでいいんだよ 想い出を並べながら ひとりで飲むのもいいさ ほろにがい別れもあった ときめく恋などもたまに 揺らめいて通り過ぎゆくものに 捧げよう 祝福と微笑みを 今も元気か 今も元気か ざわめきの中で揉まれた 上着を今脱ぎ捨てて 帰ってゆく場所など忘れ 友よ今夜は飲もうか ふけてゆく夜の流れの中で 俺は俺 信じてる友がいる 俺に乾杯 君に乾杯 |
無風状態はっぴいえんど | はっぴいえんど | 細野晴臣 | 細野晴臣 | | マストに風を巻いて 海に乗り出せ 低い雲をしょったら 西まで連れてけ 破れ空から洩れてる 光をたぐって 土と木の実をしょったら 都市の海まで連れてけ 肩のオウムは 何を歌う 思い出せない 昔の詩(うた) 奴はエイハブ 気取って 海をひとかき 沖のカモメは 潮時を 唄ってはばたく はるかな海は何を思う さけび出したい “とりかじいっぱい!” “風がなけりゃ ねえ船長” (×4times) マストの風をたたんで 彼は今 夜霧のメリケン波止場で 船を降りる |
相合傘はっぴいえんど | はっぴいえんど | 細野晴臣 | 細野晴臣 | | いつも 通り雨にゃ いつも 通り雨にゃ あの町 この町 どの路地もひっそり閑 いつも 通り雨にゃ いつも 通り雨にゃ ほおづき クチュ クチュ 相合傘 道行 すっかり晴れたら 離れなくちゃ もっと 降れふれ 相合傘 道行 明日 雨降りゃ 明日 雨降りゃ あの子も この子も 俺も すっからかん 明日 雨降りゃ 明日 雨降りゃ ほおづき クチュ クチュ 相合傘 楽しみ ゆっくり歩いて のんびりしなくちゃ あすは 休める 相合傘 楽しみ 路地はひっそり閑 俺はすっからかん あすは休める 相合傘 楽しみ 愛してるよ君 愛してるよ君 晴れた空には おてんと様ギンギラギン 愛してるよ君 愛してるよ君 ほおずりクスクス 相合傘 道行 すっかり晴れても 離れないさ ほおずりクスクス 相合傘 道行 路地はひっそり閑 俺はすっからかん あすは休める 相合傘 楽しみ 路地はひっそり閑 俺はすっからかん 路地はひっそり閑 俺はすっからかん |
風来坊はっぴいえんど | はっぴいえんど | 細野晴臣 | 細野晴臣 | | ふらり ふら ふら 風来坊 風来坊 朝から 晩まで 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 疲れてる 風来坊 風来坊 いつまでたっても 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 ララララララ ララララララア ラアララララア ラアララアラアラア ララララアラアラア 風来坊 風来坊 風来坊 ふらり ふら ふら 風来坊 風来坊 歳月たっても 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風俗低俗 風来坊 風来坊 いきがってる 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 |
恋は桃色細野晴臣 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | | ここがどこなのかどうでも いいことさ どうやって来たのか 忘れられるかな 土の香りこのペンキのにおい 壁は象牙色 空は硝子の色 夜をつかって辿り着くまで 陽気な唄を吐き出しながら 闇へとつっぱしる火の車 赤いお月様と鬼ごっこ ここは前に来た道 川沿いの道 雲の切れ目からのぞいた 見覚えのある街 トルッ トゥールル トルッ トゥールル おまえの中で雨が降れば 僕は傘を閉じて 濡れていけるかな 雨の香りこの黴のくさみ 空は鼠色 恋は桃色 ここは前に来た道 川沿いの道 雲の切れ目からのぞいた 見覚えのある街 トルッ トゥールル トルッ トゥールル おまえの中で雨が降れば 僕は傘を閉じて 濡れていけるかな 雨の香りこの黴のくさみ 空は鼠色 恋は桃色 |
福は内鬼は外細野晴臣 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | | 入れ入れ門から 家の中へ 入れ入れ門から 福の神 願ったりかなったり 鬼は外 これはとばかり 福は内 入んな入んな門から 家の中へ 入んな入んな門から 福の神 手相も悪い 運もない 悪い星のもとに生まれて だから 入れ入れ門から 家の中へ 入れ入れ門から 福の神 |
風をあつめて太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 細野晴臣 | 羽毛田丈史 | 街のはずれの 背のびした路次を 散歩してたら 汚点だらけの靄ごしに 起きぬけの路面電車が 海を渡るのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を とても素敵な 昧爽どきを 通り抜けてたら 伽藍とした 防波堤ごしに 緋色の帆を掲げた都市が 碇泊してるのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を 人気のない 朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら ひび割れた 玻璃ごしに 摩天楼の衣擦れが 舗道をひたすのを見たんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を |
雲に隠れて市川実和子 | 市川実和子 | 小野小福 | 細野晴臣 | | 蝉時雨 夏の空 縁側でスイカを食べたんです 葉山の海は今日も静か 私は一人泣いていたんです 鰯雲 秋の空 君の影にトンボを追いかけたんです 浅間山には小さな雲が 私は一人 一人だったんです 悲しいふりしたあの日 今は忘れて 手紙を書きます 新しいアドレス 白い雪 夜の空 風の音が君の声を消したんです 暖炉の前に口づけ揺れて 君と私 肩寄せていたんです 春になれば 異国の空 2人の暮らし夢見ていたんです 飛行機雲続いていれば 私は私 幸せになります 悲しいふりしたあの日 今は忘れて 手紙を書きます 新しいアドレス 新しいアドレス 新しいアドレス |
しらけちまうぜ桑名正博 | 桑名正博 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 小粋に別れよう さよならベイビイ 振り向かないで 彼氏が待ってるぜ いきなよベイビイ 早く消えろよ 涙は苦手だよ 泣いたらもとのもくあみ しらけちまうぜ いつでも傷だらけ 愛だの恋は今さら しらけちまうぜ そんなに切なく見るなよベイビイ 情がうつるよ センチは似合わない 泣きべそベイビイ 涙をふいて ひとりは慣れてるさ なぐさめなんかいるかよ しらけちまうぜ いつでも微笑みをありがとうベイビイ 幸せだった おいらは肩すくめ帰るさベイビイ 口笛吹いて 涙は苦手だよ泣いたらもとのもくあみ しらけちまうぜ |
東京ラッシュ森高千里 | 森高千里 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | あっちから こっちから ギュッギュッギュッ 交差点は ねんがら年中 ギュッギュッギュッ (Tokyo Rush) ほうぼう ラッシュ (Tokyo Rush) It's-a Gas, Gas, Gas (Tokyo Rush) たまに ホノルル行きゃ スッキリ Twist,Twist, くねくねハイウェイ、つっぱしって Twist,Twist, つむじまがり (Tokyo Rush) ほうぼう ラッシュ (Tokyo Rush) It's-a Gas, Gas, Gas (Tokyo Rush) モスコウから ダッカから ギュッギュッギュッ かん制塔は ねんがら年中 ギュッギュッギュッ (Tokyo Rush) はちきれ 情報ラッシュ (Tokyo Rush) スパイは 諜報ラッシュ (Tokyo Rush) 逃げろ ホンコンまで すっ飛び Down, Down, ヘビーな気分 かとおもうと Down, Down, アホらし気分 (Tokyo Rush) ほうぼう ラッシュ (Tokyo Rush) It's-a Bus, Gas, Bakuhatsu! (Tokyo Rush) |
Hey! 犬森高千里 | 森高千里 | 森高千里 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | (ワンワン) なにをそんなにほえるの (ワン) なにかいいたいみたいね だけどねぇ きみは犬 こまったね おばけでも見えるのかな (ワンワン) なにかうったえたいのね (ワン) すこしおとなしくしてよ だけどねぇ きみは犬 こまったね 話せれば いいのにね 泣いても泣いても 誰もわかってくれない 泣いても泣いても なにも伝わらないわね きみは いぬ 居ても いぬ だから いぬ きみは いぬ、いぬ きみは いぬ 居ても いぬ だから いぬ きみは いぬ、いぬ 「人間がいいの 今度生まれる時には 人間はいいよ そうよ 人に生まれれば…」 (ワンワン) もしもきみがしゃべれたら (ワン) きっとかわいくないわよ だからねぇ 犬は犬 いぬなりに 幸せかもしれないわね 泣いても泣いても 誰もわかってくれない 泣いても泣いても なにも伝わらないわね きみは いぬ 居ても いぬ だから いぬ きみは いぬ、いぬ きみは いぬ 居ても いぬ だから いぬ きみは いぬ、いぬ きてごらん ほらおいで かわいいね 散歩しよう いつも ワン ずっと ワン いつも ワン ずっと ワン いつも ワン ずっと ワン |
風来坊森高千里 | 森高千里 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | ふらりふらふら 風来坊 風来坊 朝から晩まで 風来坊 風来坊 Hoorai-Bow 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 疲れてる 風来坊 風来坊 いつまでたっても 風来坊 風来坊 Hoorai-Bow 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 ふらりふらふら 風来坊 風来坊 歳月たっても 風来坊 風来坊 Hoorai-Bow 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風俗低俗 風来坊 風来坊 いきがってる 風来坊 風来坊 Hoorai-Bow 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 風来坊 |
カリプソの娘森高千里 | 森高千里 | 森高千里 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | 私海育ち カリプソの娘 朝から晩まで ビーチで踊るの のんびり小舟に乗って 島めぐりをしよう 私海育ち カリプソの娘 仕事もしないで ビーチで踊るの やしの木陰でハンモック お昼寝をしよう バナナ キウイ パパイヤ マンゴージュースいっぱいや カシスソーダ おいしそうだ これでOK 天国さ 私夏育ち 南国の女 青い海を見て すくすく育った イルカと友達になって クジラに逢いにいこう ルンバ マンボ メレンゲ ソンゴ チャチャ ウーロン茶 グアバ サンバ お台場 これでOK 天国さ 私海育ち カリプソの娘 朝から晩まで ビーチで踊るの バナナ キウイ パパイヤ マンゴージュースいっぱいや カシスソーダ おいしそうだ これでOK ハライソ |
紅い花、青い花薬師丸ひろ子 | 薬師丸ひろ子 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 紅い花、青い花 寄り添って咲きほこる命がふたつ 紅い花、青い花 ゆるやかに流れゆく時に浮かべて 乳飲み子だったあなたが見たい きっと優しい胸に抱かれて 汚れしらない手を差し延べて 希望をギュッと握り締めてた 人も生き物 水のかわりに 愛を注がれ生きているのよ 紅い花、青い花 草原に寝転んで眠るあなたの 紅い花、青い花 長い髪いつまでも撫でていたいの 心の奥の深い泉に あふれる愛を手ですくいたい そしてあなたの乾いた唇(くち)に そっと静かに流しこむのよ 幸福(しあわせ)なんて単純なこと あなたのそばにいられればいい 紅い花、青い花 寄り添って咲きほこる命がふたつ 紅い花、青い花 ゆるやかに流れゆく時に浮かべて |
日本の人忌野清志郎 | 忌野清志郎 | 忌野清志郎 | 細野晴臣 | | 人と仲良くできない人 自分だけが特別な人 人となじめず苦しむ人 ストレスに悩まされる人 目を開けてごらん 顔をあげてごらん 春が来ているよ また今日も思い悩む人 自分だけが淋しい季節 街はずれ夕暮れ丘の上 デパートのネオンがまたたく 家路を急ぐよ飛行船 一本杉の花も咲いた わたし待ってるわ お茶の仕度をして 早く帰ってね 街はずれ南風吹く 2人だけの庭で会いましょう 2人だけの庭で会いましょう |
仁義なき戦いかまやつひろし | かまやつひろし | 松本隆 | 細野晴臣 | | 只今 彼女と冷戦中 にらんで見合って そっぽを向いて 乱れ飛ぶよ火花 嵐まえは静か おこった彼女も 魅力的だね 泣くのはいつもの奥の手 負けるなガンバレ涙は手強い 仁義なき戦い 誤解でやきもち無実の罪 うたぐり深くて 手に負えない 黙りこくる背中 噴火まえの火山 一触即発 乞う御期待 切り札するどい爪だよ 負けるなガンバレ油断は禁物 かよわき男よ 泣くのは奥の手 負けるなガンバレ … |
ミラクルライト森高千里 | 森高千里 | 森高千里 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | 恋占いでもしよう 今夜は上手くいきそう 神様どうぞ見てて ドキドキするねちょっぴり ダダダ ダヴィダ 呪文 ダダダ ダヴィダ 呪文 窓の外には月が出てるよ なんか いい感じだね ほんと いい感じだね 奇跡を信じてみよう 空にはきっとUFO 月の明かりが妙に 神秘な気分誘う ダダダ ダヴィダ 呪文 ダダダ ダヴィダ 呪文 満月の夜奇跡が起きる あらら あれはUFO まさか あれはUFO なんだ まちがえちゃった 月は ミラクルライト ルルル 不思議な夜ね ダヴィダ ミラクルライト 月は ミラクルライト ダヴィダ ミラクルライト |
ライフ~THERE IS NOTHING HIGHER THAN YOUR LIFE~サンディー | サンディー | サンディー・久保田麻琴 | 細野晴臣 | | とけはじめた雪の音 耳をすまして聞いてたら 土の中を通りぬけ いつか川へとたどりつく 時は流れ続ける 今も 影や光と 目を開き見つめよう 愛と命を THERE IS NOTHING HIGHER THAN YOUR LIFE THERE IS NOTHING BRIGHTER THAN YOUR LOVE THERE IS NOTHING TRUER THAN YOUR HEARTBEAT THERE IS NOTHING FREER THAN YOUR SMILE THERE IS NOTHING SWEETER THAN YOUR DREAM THERE IS NOTHING LIGHTER THAN YOUR STEPS THERE IS NOTHING FREER THAN YOUR SMILE 川の行きつく先は 果てしない海原 陽がふりそそぐ砂浜で 私は立ち止まる 時は流れ続ける 今も 影や光と 目を開き見つめよう 愛と命を THERE IS NOTHING HIGHER THAN YOUR LIFE THERE IS NOTHING BRIGHTER THAN YOUR LOVE THERE IS NOTHING TRUER THAN YOUR HEARTBEAT THERE IS NOTHING FREER THAN YOUR SMILE THERE IS NOTHING SWEETER THAN YOUR DREAM THERE IS NOTHING LIGHTER THAN YOUR STEPS THERE IS NOTHING FREER THAN YOUR SMILE THERE IS NOTHING HIGHER THAN YOUR LIFE THERE IS NOTHING BRIGHTER THAN YOUR LOVE THERE IS NOTHING TRUER THAN YOUR HEARTBEAT THERE IS NOTHING FREER THAN YOUR SMILE THERE IS NOTHING SWEETER THAN YOUR DREAM THERE IS NOTHING FREER THAN YOUR SMILE |
恋は桃色矢野顕子 | 矢野顕子 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | 矢野顕子 | ここがどこなのか どうでもいいことさ どうやって来たのか 忘れられるかな 土の香りこのペンキのにおい 壁は象牙色 空は硝子の色 夜をつかって辿り着くまで 陽気な唄を吐き出しながら 闇へとつっぱしる火の車 赤いお月様と鬼ごっこ ここは前に来た道 川沿いの道 雲の切れ目からのぞいた 見覚えのある街 トゥー トゥー トゥー おまえの中で 雨が降れば 僕は傘を閉じて濡れていけるかな 雨の香りこの黴のくさみ 空は鼠色 恋は桃色 |
しらけちまうぜ東京スカパラダイスオーケストラ | 東京スカパラダイスオーケストラ | 松本隆 | 細野晴臣 | 東京スカパラダイスオーケストラ | 小粋に別れよう さよならベイビイ 振り向かないで 彼氏が待ってるぜ 行きなよベイビイ 早く消えろよ 涙は苦手だよ 泣いたらもとのもくあみ しらけちまうぜ いつでも傷だらけ 愛だの恋は今さら しらけちまうぜ そんなに切なく見るなよベイビイ 情がうつるよ センチは似合わない 泣きべそベイビイ 甘えちゃだめさ ひとりは慣れてるさ なぐさめなんかいるかよ しらけちまうぜ いつでも微笑みをありがとうベイビイ 倖せだった 僕なら肩すくめ帰るさベイビイ 口笛吹いて 涙は苦手だよ 泣いたらもとのもくあみ しらけちまうぜ |
しんしんしんはっぴいえんど | はっぴいえんど | 松本隆 | 細野晴臣 | | 古惚け黄蝕んだ心は 汚れた雪のうえに 落ちて 道の端の塵と混じる 何もかも嫌になり 自分さえ汚れた雪 のなかに消えて 泥濘になればいい 車が驟る白いものは雪 人が渉く 雪は白い 都市の裏の吹き溜り 其の時ぼくは見たんだ もっと深く韻く 何かを 黙りこくった雪がおちる 都市に積る雪なんか 汚れて当り前 という そんな馬鹿な 誰が汚した |
飛べない空はっぴいえんど | はっぴいえんど | 細野晴臣 | 細野晴臣 | | 亜米利加から遠く離れた 空の下で 何が起るのか 閉ざされた陸のような こころに 何が起るのか 嘘で固めた画描きのぺてん師が あのへたな空を描いたような気がする 一つの憧れが 羽をもって 詩が生れても 一つの試が生れても 誰が歓ぶか 嘘で固めた母親のぺてん師が 生れた子供を殺すようなそんな気がする |
敵タナトスを想起せよ!はっぴいえんど | はっぴいえんど | 松本隆 | 細野晴臣 | | 涙ぐんだような碧めた月が うとうと している隙に忍び込んで来て 部屋を浄って いる 何かが近づく気配がしている 壁や床板の密やかな息に 雨が吹き なぐる とても不可思議な夜だった 時が羽撃いて辺りを顫わす 底知れず深い二月が漂い 眩瞑く弾ける 敵がいるんだ硝子のように 冷い つめたく螺子曲がった針の 背後に 蟄れている とても不可思義な夜だった 暖い布団を温々くと纏う 私は冷い 何を怨うか 何を呪うか 硝子壜の底で喘ぎ苦しんで 冷静に 落ちる 可笑しくもないのに 笑い出し たかった とても 不可思議な夜だった |
あやか市の動物園はっぴいえんど | はっぴいえんど | 松本隆 | 細野晴臣 | | あやか市 おそろ市や わび市では ないのです ぼくらのげんじゅうしょは ひとご都 なのです こおちゃをすするおまえ ぼくのどが からからだぜ からから ぱいろっとの からから わらいです からだをまさぐり つながろうとしたんだ ふれあえないこと しっているくせの あやかし おまえとぼくがいる けど ぼくら はいないのです じゆうをかたりあい かべにぬりこめあう ぼくら です |
はっぴいえんどはっぴいえんど | はっぴいえんど | 松本隆 | 細野晴臣 | | 今は昔のこと 末永く暮した桃太郎のよう に しあわせになれるという 伽噺のように はっぴいえんど はっぴいえんどならいいさ でも しあわせなんて どう終わるかじゃない どう始めるかだぜ 昔も今のこと ベンツでも乗り廻わし 二号さんでも囲えば しあわせに なれる という社長さんのように えらくなれたら えらくなれたらいいさ でも しあわせなんて何を持ってるかじゃない 何を欲しがるかだぜ |
続はっぴーいいえーんどはっぴいえんど | はっぴいえんど | 松本隆 | 細野晴臣 | | 「もうずっと昔に 楽しい振りや 愉快な 振りや 淋しい振りや 悲しい振りや 苦しい振り することなんか 忘れ ちまったと思ってた」 「だけど この頃 闇ん中を手探りで 歩いているような 指先に渇いた 風を感じるような そんな気分に なるんだ」 「そんな時 ふと思うんだけど ぼくは 盲人の振りをしてんのかもしれない」 「ねえ 君は ほんとうに ふしあわせなの」 はっぴ「いいえ」んど はっぴ「いいえ」んど はっぴ「いいえ」んど 「いいえ」 「いいえ」 |
イエロー・マジック・カーニバルTIN PAN ALLEY | TIN PAN ALLEY | 細野晴臣 | 細野晴臣 | | 南京街の 可笑なあの娘 とんちんかんな眼 見たら駄目よ Yellow Magic 二度と目覚めぬ こんがらがってる ちょっとこの頭 劉将さんでも からかってみりや Yellow Magic 二度と帰れぬ 街は祭りの夜 浅黄色した 人並にさらわれれば いつか来たような Yellow Magic 街は祭りの夜 浅黄色した 人並にさらわれれば いつか来たような 南京街は ー寸した騒ぎ 何でも知ってる あのとんちんかんな娘 Yellow Magic 眼がくらくら |
チュー・チュー・ガタゴト'75TIN PAN ALLEY | TIN PAN ALLEY | 細野晴臣 | 細野晴臣 | | 一夜明ければ旅立ち 起きるのはやだね もちろん外は春風 駅までそよそよ 札幌あたりで乗り換え 知らない街ヘ チュー・チュー・ガタゴト 僕はいやだねえこんなの つかれるばかり スターになれりゃいいね あとはらくらく 楽隊稼業はあきあき 線路の上じゃ かけごとばかり 東京 京都 大阪 ウーシュッポ 広島 小倉 博多 ウーシュッポ やめるさ つかれたよ 奴がやってる ニューオリンズ あれはいいね ちょっと売れてるロックンロール みんな大好き 聞いてもらうさ チョップ アンド チャンプ 知らない街で チュー・チュー・ガタゴト ブラック・ジャック コバック はじめりゃきりがない 東京 京都 大阪 ウーシュッポ こだま ひかり うごけば止まらない 広島 小倉 博多 ウーシュッポ やめるさ つかれたよ 東京 大阪 神戸 姫路 相生 岡山 福山 広島 岩国 小郡 下関 小倉 博多 |
風をあつめて楠瀬誠志郎 | 楠瀬誠志郎 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 街のはずれの 背のびした路次を 散歩してたら 汚点だらけの 霧ごしに 起きぬけの路面電車が 海を渡るのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を とても素敵な 味爽どきを 通り抜けたら 伽藍とした 防波堤ごしに 緋色の帆を掲げた都市が 碇泊してるのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を 人気のない 朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら ひび割れた 玻璃ごしに 摩天楼の衣擦れが 舗道をひたすのを見たんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を |
夢・恋・人藤村美樹 | 藤村美樹 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 髪を静かにほどきながら 気付くかしらと横眼で見る 謎かけ遊びね そっと貴方の肩にふれる 花がひとひら散ってるわと い訳しながら 好きよ赤い花 好きよ青い月 抱きしめて 夢は孔雀の羽ひろげ 恋の魔法に酔いながら 人はキララの海の砂 ああ夢恋人 わたし夢恋人 風は微(ひそ)かに葉を揺らして 眠る心を揺り起こすの あなたの両手で 嘘の愛でいい 嘘の恋でいい 抱きしめて 夢の続きね悪い人 恋の呪文をささやいて 人は陽炎罪深く ああ夢恋人 あなた夢恋人 夢は孔雀の羽ひろげ 恋の魔法に酔いながら 人はキララの海の砂 ああ夢恋人 わたし夢恋人 |
空気みたいに愛してる裕木奈江 | 裕木奈江 | 松本隆 | 細野晴臣 | 大村雅朗 | (セリフ)ケンカばっかりしているのに 不思議に仲良しだね 花のトンネル走り抜けたら 薄荷の匂いの四月雨 ねえ春だからこのまま濡れて 手なんかつないで散歩して 銀紙破き チョコレート 二つに割ってかじったら ほろ苦さしみるね 空気みたいに愛してる 空気みたいに愛してる 見えなくたって 触れなくたって 空気みたいに愛してる 通りの向こう 紺の制服 私によく似た顔の子ね バスが連れ去る 純粋な日々 素知らぬあなたをつねりたい 路地を曲がれば春の海 波の頁をめくったら 人魚が眠ってる あなたのそばで生きてたい 隣りでずっと生きてたい 水のようにね 風のようにね 流れるままに愛してる 空気みたいに愛してる 空気みたいに愛してる あなたなしだと息も出来ない 空気みたいに愛してる 見えなくたって 触れなくたって 空気みたいに愛してる |
青空挽歌裕木奈江 | 裕木奈江 | 松本隆 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | 風に向かって松林 何をそんなに怒るのか 曲がった枝にぶら下がり 海の向こうを眺めてた 太陽のように孤独 太陽のように孤独 松の葉で手の甲を ちくっと刺してまた泣いた また泣いた 眩しすぎると見えないよ だから独りになるんだね 私の死んだ初恋は 羽衣になり天に舞う 太陽のように孤独 太陽のように孤独 弓なりの青空の いちばん底でまた泣いた また泣いた 太陽のように孤独 太陽のように孤独 松の葉で手の甲を ちくっと刺してまた泣いた また泣いた 太陽のように孤独 ……… |
いたずらがき裕木奈江 | 裕木奈江 | 松本隆 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | 画用紙を膝にのっけて 横顔を盗んで見てた 悪戯な子供のように クレヨンで指を汚して うすくれないの日暮れの色が 金の冠 髪に被せて ねえ黙ってて 動かないでね 窓に凭れたポーズのままで 初めて逢った あの日のような 遠いまなざしとても素敵よ 穏やかな時の流れに 洗われて生きてゆこうね 幸福はこんな近くに 手の触れる場所にあるから 空の青さで染まった爪を 宙にかざしてそっと微笑む ねえ黙ってて あなたの鼓動 離れていても聞こえてくるの 風が止まった海辺のように 怖いくらいに穏やかな午後 ねえ黙ってて 動かないでね 窓に凭れたポーズのままで 初めて逢った あの日のような 遠いまなざしとても素敵よ |
は・じ・め・て伊藤はる江 | 伊藤はる江 | 森雪之丞 | 細野晴臣 | | いじめっこたちにかこまれて キミがなきべそかいてたからさ ボクってけんかはよわいのに たすけてあげたくなったんだ ……こんなのって は・じ・め・て ……こんなのって は・じ・め・て パンチくらってたおされて カッコつかずにしばらくねてた キミのなみだがちかづいて ほっぺたにキスされちゃった ……こんなのって は・じ・め・て ……こんなのって は・じ・め・て ゆうひのえのぐがおちてきて すぐにふたりも まっかになったよ ドキドキドッキン ドキドッキン ドキドキドキドッキン むねがあつくて こんなのって、こんなのって ……は・じ・め・て こんなのって、こんなのって ……は・じ・め・て |
見えない世界和田アキ子 | 和田アキ子 | 及川恒平 | 細野晴臣 | | 地球が 壊れそうだ それ 逃げろ! 此処から アイツのひろい胸に それ 逃げろ! 独り占めするなら 今 雨 降る 宇宙で ずぶぬれになって アイツと 二人ならば 歌でも うたって 暮してみせるさ 地球が 壊れそうだ それ 逃げろ! 此処から アイツの強い腕に それ 逃げろ! いだかれる チャンスは今 真っ赤に 燃えてる 火の風 吹くなか アイツと 二人ならば 歌でも うたって 暮してみせるさ 一日のおしまいが 見えない世界は 二人のためさ 時間も いてつく 氷の宇宙は 抱きしめ合う ぬくもり とかしてしまえば 二人の世界さ |
風の谷のナウシカ安田成美 | 安田成美 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 金色の花びら散らして 振り向けば まばゆい草原 雲間から光が射せば 身体ごと宙に浮かぶの やさしさは見えない翼ね 遠くからあなたが呼んでる 愛しあう人は誰でも 飛び方を知ってるものよ 風の谷のナウシカ 髪を軽くなびかせ 風の谷のナウシカ 眠る樹海(もり)を飛び越え 青空から舞い降りたら やさしくつかまえて 花や木や小鳥の言葉を あなたにも教えてあげたい 何故人は傷つけあうの 幸せに小石を投げて 風の谷のナウシカ 白い霧が晴れたら 風の谷のナウシカ 手と手 固く握って 大地けって翔び立つのよ はるかな地平線 風の谷のナウシカ 眠る樹海(もり)を飛び越え 青空から舞い降りたら やさしく抱きしめて |
100℃バカンス中森明菜 | 中森明菜 | 売野雅勇 | 細野晴臣 | 瀬尾一三 | 夏の恋操る太陽のサイレン Ziri Ziri 灼けた背中伸びる銀のマニキュア ためらえば恋は手遅れ 振り向いた眼差し謎秘めたジャングル Giri Giri 震えるヤシの葉ね 胸に海鳴り いじわるね気のない素振り 渚 南風 摂氏100℃ ハリケーン生まれる頃よ 黄金(キン)色に燃える pacific 浮かぶアイランド 危険の瀬戸ぎわ ハラハラ パラダイス 秒読み開始よ プリーズ 抱きしめられたら アヤ妖しいね ステキにパニック プリーズ あなた照射(つかまえ)てるビキニのサーチライト Gira Gira 焦げ出した瞳がため息つけば 誘われた振りしてあげる 燃える珊瑚礁 北回帰線 恋がNewsになるたび 口唇の非常ベルが空走る 危(いけな)い心は フラ フラミンゴ 誰かがささやく プリーズ 微熱の瞳は ユメ 夢見がち 熱帯パニック プリーズ 渚 南風 摂氏100℃ ハリケーン生まれる頃よ 黄金(キン)色に燃える pacific 浮かぶアイランド |
黄色いカーディガン松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 細野晴臣 | | れんげの花咲き乱れる野原横切り 日傘振れば黒い汽車が汽笛ならすの くるみの木のそばで 二人きり ランチ・タイム あなたは手製のクッキーに 御機嫌ね 私 黄色いカーディガンはおって 蝶々みたいに風にひらひら そしてあなたは きっと蜜蜂 愛のナイフで胸をつらぬく そうよ 私 瞳閉じて待ってるの 私のひざ 枕にして 眠るあなたの 短い髪柔らかくて 子供みたいね 何かが変わってゆく 旧い本 破るように 私が見知らぬ私へと 変わるのよ そして黄色いカーディガン あなたの 眠る胸へと そっとかけるの こんな優しさ 前は無かった ちょっと途方にくれる程だわ そうよ あなたひとりだけが王子様よ 何かが変わってゆく 旧い本 破るように 私が見知らぬ私へと 変わるのよ 恋はいつでもこわい童話ね 毒のリンゴをかくしてるのよ だけど終わりは HAPPY END 必ず 甘くキスして 幕が降りるの 恋はいつでもこわい童話ね 毒のリンゴをかくしてるのよ だけど終わりは HAPPY END 必ず 甘くキスして 幕が降りるの そうよ あなたひとりだけが王子様よ |
ブルージュの鐘松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 運河沿いの可愛らしいホテル 向う岸は 旧い教会ね 朝食には蜜のついたワッフル 一人なのよ 春のバケーション Happiness 束の間の自由な時間 きれいな鐘の音 Ding Dong Ding Dong 霧が晴れた朝 広場の小鳩も Ding Dong Ding Dong 青空に舞い上がるのよ 心のフォトグラフ映して ベレー帽のハンサムなおじさま 橋の上で 景色描いてるわ 市場までの道を訪ねたけど だめね 英語 まるで通じない 身振り手振りなの 自由な旅ね きれいな鐘の音 Ding Dong Ding Dong 石だたみの道 運河の小舟も Ding Dong Ding Dong ゆるやかに流れてゆくわ 心のフォトグラフ映して いつか雑誌のグラビアで見てから 憧れてた 旧い町並よ 中世から動かない銅像 馬車に乗って 町をめぐるのよ Happiness 束の間の自由な時間 |
ピンクのモーツァルト松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 水晶の熱い砂爪先立って あなたへと灼けた腕巻きつけるのよ 背のびしているみたい去年のように 声あげてはしゃげない大人の恋ね GAME ならルールきめましょ 傷ついても傷つけても うらみっこなしよ ビンクのモーツァルト ねえ感じてる? 神秘なさざ波のシンフォニー ピンクのモーツァルト ねえもうじきね ビッグ・ウェーヴが砕けたら 華やかな九月 潮風に貼りついた絹のブラウス スカートの裾を手に水と遊ぶの 涼し気にうつむいた瞳の奥で 色っぽい動きだけ計算してる 塩辛い Kiss をしたでしょ 濡れた砂に横たわった みち潮の時間 ピンクのモーツァルト ねえ感じてる? 高まる胸のモデラート ピンクのモーツァルト ねえもうじきね 揺れる音符が飛び散れば 華やかな淑女 ピンクのモーツァルト ねえ聞こえるわ ときめくそよ風はヴァイオリン ピンクのモーツァルト ねえ待っててね 心の弦が弾けたら 華やかな九月 |
天国のキッス松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 細野晴臣 | | Kiss in blue heaven もっと遠くに Kiss in blue heaven 連れていって ねえ DARLIN' ビーズの波を空に飛ばして 泳げない振りわざとしたのよ ちょっとからかうはずだったのに 抱きしめられて気が遠くなる Kiss in blue heaven 雲の帆船 Kiss in blue heaven 乗せて行って ねえ DARLIN' おしえて ここは何処? 私生きているの? 天国に手が届きそうな 青い椰子の島 愛してるって言わせたいから 瞳をじっと見つめたりして 誘惑されるポーズの裏で 誘惑しているちょっと悪い子 Kiss in blue heaven もっと遠くに Kiss in blue heaven 連れていって ねえ DARLIN' おしえて ここは何処? 海の底かしら? 熱帯の花が招いている 二人だけの島 Kiss in blue heaven もっと遠くに Kiss in blue heaven 連れていって ねえ DARLIN' |
わがままな片想い松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 細野晴臣 | 細野晴臣 | TIC TAC 私の 胸の時計は急ぎ足ね 逢うたびに 秒読みしているロケットみたい ときめくのよ でもね プライドが邪魔するから 好きですなんて まさか言えない あなたのまわりに やさしい娘なら星の数もいるはずね とびきりつれない素振りをしたら 眼をひくかも 違う彼女を連れているたび 急に哀しい想いするけど 顔に出さない ピ・ピ・ピ わがままな片想い 愛してるわ ほんとよ あなたの隣りの 椅子が空いても 私きっと座らない 誰かと仲良く話しこんでは すまし顔よ 別に内気な訳じゃないけど 背中を横眼で追うだけなの 声はかけない ピ・ピ・ピ わがままな片想い 愛してるわ ほんとよ わがままな片想い 愛してるわ ほんとよ 嫌われたって 仕方ないわね きっと屈折してる性格 走り出せない ピ・ピ・ピ わがままな片想い 愛してるわ ほんとよ わがままな片想い 愛してるわ ほんとよ |
連れてってファンタァジェン小泉今日子 | 小泉今日子 | 安野ともこ | 細野晴臣 | | 睫毛の 森の向こうに 薄目すると ほら見えるのに うつぶせの胸で 壊れないように Um m 湧き出る想い育てる 星影のベッド 私の細胞 全部が踏んでるのよ ジダンダ ねえ あなたに聞こえるでしょう? 青い鳥も エデンの園も ふたりキスする甘い場所も 睫毛の 森の向こうに 薄目すると ほら見えるのに 背中のうぶ毛が 総立ちするよな A An 絵にも描けないファンタァジェン 愛の国 連れてって… あなたの 勇気はたぶん 何もかも 変えられるはず もうここへ 迎えに来てよ ねえ ふたり 盛り上がれるのよ その気になったら すぐ電話してね TWO CALL 最後の星が朝に溶け込む前に 連れてってね ファンタァジェン きっとすごいわ |
Paradise Beach (ソフィーのテーマ)松原みき | 松原みき | 松本隆 | 細野晴臣 | | おいで Paradise Beach Paradise Beach 風の羽衣なびかせて 砂時計みたいに 心ばかりが サラ・サラ あなたへと流れて もう止まらないの 愛しあえば楽園 あなたの腕の夢まくら おいで Paradise Beach Paradise Beach 風の羽衣なびかせて おいで Paradise Beach Paradise Beach 真珠の波に包まれて 葡萄酒の小川と 硝子の椰子が キラ・キラ 好きだよと上手に 嘘をささやいて どうせ醒める夢なら 髪の先まで酔わせてね おいで Paradise Beach Paradise Beach 風の羽衣なびかせて おいで Paradise Beach Paradise Beach 真珠の波につつまれて 愛しあえば楽園 あなたの腕の夢まくら おいで Paradise Beach Paradise Beach 風の羽衣なびかせて おいで Paradise Beach Paradise Beach 真珠の波に包まれて |
月下美人松本伊代 | 松本伊代 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 星の小舟だけ空を漕いでゆく 人気ない島の海は黒水晶 少しずつ肩が距離を縮めるの 心が1mm あなたへと動く ガラスのラム酒が きいてくる 寝椅子にもたれ 夢もうつつね Moonlight 天女のように 舞う 風に身体を浮かべて Moonlight シャツをはだけて 飛ぶ きっと天女の羽衣 青白く光る波が綺麗だね 髪をなでながら あなたがささやく 心を縛った何かがほどけて 気持ごと急に傾いてしまう 時間の流れに 身を投げて 未来も過去も みんな幻 Moonlight 天女のように 舞う 長い髪で誘うのよ Moonlight 二人っきりの 神話 きっと天女の羽衣 Moonlight 天女のように 舞う 風に身体を浮かべて Moonlight シャツをはだけて 飛ぶ きっと天女の羽衣 |
ガラスの林檎松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 細野晴臣 | | 蒼ざめた月が東からのぼるわ 丘の斜面にはコスモスが揺れてる 眼を閉じてあなたの腕の中 気をつけてこわれそうな心 ガラスの林檎たち 愛されるたびに臆病になるのよ あなたを失くせば 空っぽな世界ね やさしさは笑顔の裏にある 何もかも透き通ってゆくわ ガラスの林檎たち 愛しているのよ かすかなつぶやき 聞こえない振りしてるあなたの 指を噛んだ 眼を閉じてあなたの腕の中 せつなさも紅を注してゆくわ ガラスの林檎たち ガラスの林檎たち |
輝くスターリー・ナイト竹内まりや | 竹内まりや | 高橋ユキヒロ | 細野晴臣 | | Twinkel twinkel 輝く Starry Night 見上げる星空に ほら星くずに誘われ 何かいいことありそうな Dreamily 夜空に舞い上がれば あなたのところまでも A shooting star 心を運んでゆく 星がふりそそぐ町 by the window You're singing きらめく夜のメロディー 一人夢見てる夜は このままさめないでほしい Twinkel twinkel ささやく Starry Night 耳をすましてみて ほら呼ぶ声が聞こえる ここから飛んでゆけそうな Dream land 夜空へと続く道 あなたのところからも A shooting star もしも見えたならば 星をちりばめた空 night sky I'm flying きらめく愛の言葉 遠い光を飛びこえて あなたのことを見ていたい Twinkel twinkel 輝く Starry Night あなたのことを見ていたい |
月夜の子猫川村万梨阿 | 川村万梨阿 | 川村万梨阿 | 細野晴臣 | | 月夜の子猫の鼻先で ぱん とはじけた夢はなに 円かな光にさそわれて つぼみ開いた蛍草 ぽう とひかって道てらせ 道てらせ あのこ通った道てらせ 月夜の子猫は夢の中 きんぎょ もようの星の空 緑の瞳のともだちと すすむ猫道 細いみち ニャンとわらって目がさめた 目がさめた ママのおなかで目がさめた |
演歌はぐれ鳥藤川なお美 | 藤川なお美 | さくらももこ | 細野晴臣 | | どんと来た来た 荒波越えて 遠い国から幾千里 はるばる旅して来たんだよ 風も嵐も 上等じゃないか この国で ジャジャジャン この国で ジャジャジャン 生きてみせます 生きてみせます わたしゃ一羽の一羽のはぐれ鳥 空にでたでた 大きな虹が 故郷の山まで 橋かけろ ときどき泣きたくなるんだよ 意地をはるほど 強情じゃないよ ふたりなら ジャジャジャン ふたりなら ジャジャジャン 生きてゆけるさ 生きてゆけるさ わたしゃ恋する恋するはぐれ鳥 いつか見た見た 希望の星よ 若い命の尊さを しみじみ味わう日もくるさ 翼折れるな 泣くんじゃないぞ 海の果て ジャジャジャン 海の果て ジャジャジャン 夜が明けます 夜が明けます わたしゃ人生人生はぐれ鳥 |