フェンシング

（１）フルーレは左右さゆうの腕うで、頭部とうぶを除のぞいた上半身じょうはんしん部分ぶぶんへの突とっき。エペは足あしの裏うらも含ふくむ全身ぜんしんへの突とっき。サーブルは両りょう腕うで、頭部とうぶを含ふくむ上半身じょうはんしんに対たいし、剣けん身みによる切きりと剣先けんさきによる突つきの両方りょうほうが有効ゆうこう

（２）個人こじん、団体だんたいともトーナメント方式ほうしき。個人こじん戦せん出場しゅつじょう者しゃは各かく種目しゅもく約やく34人にん。団体だんたい戦せんは各かく種目しゅもく8チームまたは9チームが出場しゅつじょう。8人にん分ぶんの開催かいさい国こく枠わくを与あたえられている日本にっぽんがどう使つかうかで出場しゅつじょう者しゃ（チーム）数すうが変動へんどう

（３）個人こじんは1ピリオド3分ぶんの3ピリオド制せい。どちらかが15本ほん（点てん）を先取せんしゅした時点じてんで終了しゅうりょう。3ピリオド終了しゅうりょう時じに両者りょうしゃとも15本ほんを取とれない場合ばあいは、得点とくてんの多おおい方ほうが勝かち。同点どうてんの場合ばあいは1分間ふんかんの延長えんちょう戦せんを行おこない、先さきに取とった方ほうが勝者しょうしゃ。ただし、あらかじめ抽選ちゅうせんでどちらかに優先ゆうせん権けんを決きめておき、両者りょうしゃとも取とれなかった場合ばあいは優先ゆうせん権けんのある方ほうが勝者しょうしゃとなる

（４）団体だんたいは1チーム3人にんで、1試合しあい3分ふんの総そう当あたり9試合しあい制せい。45本ほんを先取せんしゅしたチームが勝かちとなる。各かく試合しあいは得点とくてんの上限じょうげんがあり、どちらかが5本ほん、あるいは5の倍数ばいすうに達たっしたら終了しゅうりょう（第だい2ピリオドは10本ほん、第だい3ピリオドは15本ほん...）。9試合しあいを終おえて両りょうチームとも45本ほんに達たっしない場合ばあいは得点とくてんの多おおい方ほうが勝かち。同点どうてんの場合ばあいは1分間ふんかんの延長えんちょう戦せんを行おこない、先さきに取とった方ほうが勝かち。ただし、あらかじめ抽選ちゅうせんでどちらかに優先ゆうせん権けんを決きめておき、どちらにも点てんが入はいらなかった場合ばあいは優先ゆうせん権けんのある方ほうが勝者しょうしゃとなる