關白かんぱく

關白かんぱく，係かかり日本にっぽん古代こだい一いち個こ職位しょくい，主要しゅよう責せめ職しょく係がかり輔佐ほさ天皇てんのう。

歷史れきし

關白かんぱく一字由中國傳入日本，出自しゅつじ霍光。因よし為ため響ひびき漢かん宣せん帝みかど時期じき，霍光好こう有權ゆうけん力りょく，所以ゆえん咩嘢事ごと都と要よう話はなし畀先，呢件事ごと就紀錄ろく響ひびき《漢書かんしょ》一句いっく「諸事しょじ皆みな先さき關白かんぱく光ひかり，然しか後こう奏そう天子てんし」，後こう嚟為咗避諱いみな，所以ゆえん又また叫さけべ博はく陸りく。

大約たいやく響ひびき880年ねん至いたり887年ねん之これ間あいだ，由ゆかり藤原ふじわら北きた家か成員せいいん基もと經けい創立そうりつ關白かんぱく一いち位い，並なみ就任しゅうにん做關白しろ。之これ後ご因いん為ため藤原ふじわら氏し坐すわ大だい，權力けんりょく大だい到いた架空かくう咗天皇てんのう，所以ゆえん關白かんぱく就做咗最高官こうかん位い，而且關白かんぱく一位仲要係藤原北家嘅人先至做得，久ひさ而久之の就變成へんせい世襲せしゅう官位かんい。而同時じ仲なか有ゆう另一個官位升咗上嚟，嗰個就係攝政せっしょう，所以ゆえん佢同關白かんぱく合あい稱しょう為ため「攝關せっかん」。

1131年ねん，忠ちゅう通どおり繼承けいしょう關白かんぱく一いち位い，19年ねん後ご近衛天皇このえてんのう提出ていしゅつ要よう忠ちゅう通どおり將はた關白かんぱく傳でん畀細佬賴よりゆき長ちょう（因いん為ため前任ぜんにん關白かんぱく、即そく忠ちゅう通どおり同どう賴よりゆき長ちょう個こ老ろう豆まめ忠實ちゅうじつ生前せいぜん好こう鍾意賴よりゆき長ちょう，而賴長又ながまた好こう叻仔），但ただし係かかり忠ちゅう通どおり就一いち口くち拒絕きょぜつ，呢年決定けってい唔單止とめ激げき嬲なぶ咗天皇てんのう，仲なか激げき嬲なぶ埋うめ藤原ふじわら北きた家か一いち班はん老臣ろうしん子こ，結果けっか就響1156年ねん爆發ばくはつ保ほ元之もとゆき亂らん。雖然最後さいご賴よりゆき長ちょう畀人殺ころせ死し，但ただし呢件事ごと導しるべ致藤原ふじわら北きた家か分裂ぶんれつ，分ふん咗近衛このえ家か、松まつ殿どの家か、九きゅう條じょう家か三さん家いえ，而且後ご嚟呢件けん事ごと導しるべ致平清盛たいらのきよもり成功せいこう「上位じょうい」，藤原ふじわら北きた家か徹底てってい分裂ぶんれつ。

後こう嚟關白しろ九條くじょう忠ただし家か規定きてい，關白かんぱく一いち位い由ゆかり五攝家ごせっけ輪わ流りゅう做。

至いたり到いた1868年ねん，政府せいふ頒令王政おうせい復古ふっこ，關白かんぱく、攝政せっしょう同どう幕府ばくふ大將軍だいしょうぐん都と畀人廢除はいじょ，而最後ご一任いちにん關白かんぱく係がかり二條にじょう齊ひとし敬けい。

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