建たて仁ひとし

建たて仁ひとし（1201年ねん二に月がつ十じゅう三さん日にち至いたり1204年ねん二に月がつ二に十じゅう日にち）是これ日本にっぽん的てき年號ねんごう之これ一いち。這個時代じだい的てき天皇てんのう是これ土御門天皇つちみかどてんのう，由ゆかり後鳥羽上皇ごとばじょうこう實施じっし院政いんせい。鎌倉かまくら幕府ばくふ之これ征夷大將軍せいいたいしょうぐん為ため源みなもと賴よりゆき家か與あずか源實朝みなもとのさねとも；執權しっけん為ため北條ほうじょう時政ときまさ。

日にち語ご寫うつし法ほう
日にち語ご原文げんぶん	建たて仁ひとし
假名かめい	けんにん
平文へいぶん式しき罗马字じ	Kennin

改元かいげん

• 正治しょうじ三さん年ねん二に月がつ十じゅう三さん日にち（1201年ねん3月がつ19日にち） 改元かいげん建たて仁ひとし
• 建たて仁ひとし四よん年ねん二に月がつ二に十じゅう日にち（1204年ねん3月がつ23日にち） 改元かいげん元久もとひさ

出處しゅっしょ

《昭明しょうめい文選ぶんせん卷まき四よん十じゅう七なな·聖せい主しゅ得とく賢けん臣しん頌》：「夫おっと竭智附ふ賢者けんじゃ，必建たて仁ひとし策さく。索さく人じん求もとめ士し者しゃ、必樹伯はく跡あと」。

大事だいじ記き

• 建たて仁ひとし元年がんねん：後鳥羽上皇ごとばじょうこう臨幸りんこう熊野くまの。
• 建たて仁ひとし二に年ねん：名めい為ため「千せん五ご百ひゃく番ばん歌合うたあわせ」的てき稱しょう爲ため「歌合うたあわせ」的てき和歌わか比ひ賽さい產さん生せい。
• 建たて仁ひとし二に年ねん：源みなもと賴よりゆき家か於京都きょうと創そう建仁寺けんにんじ，邀請後來こうらい成なり爲ため日本にっぽん佛教ぶっきょう臨濟宗りんざいしゅう創始そうし人じん的てき榮西えいさい為ため開山かいさん。
• 建たて仁ひとし三さん年ねん：源みなもと賴よりゆき家か就任しゅうにん鎌倉かまくら幕府ばくふ之の第だい二に代だい將軍しょうぐん。
• 建たて仁ひとし三さん年ねん：12歳さい的てき源實朝みなもとのさねとも就任しゅうにん鎌倉かまくら幕府ばくふ之の第だい三さん代だい將軍しょうぐん。

紀年きねん、西曆せいれき、干支えと對照たいしょう表ひょう

建たて仁ひとし	元年がんねん	二に年ねん	三さん年ねん	四よん年ねん
儒略曆れき日にち期き	1201年ねん	1202年ねん	1203年ねん	1204年ねん
干支えと	辛からし酉とり	壬みずのえ戌いぬ	癸みずのと亥い	甲子きのえね

參考さんこう

• 日本にっぽん年號ねんごう索引さくいん
• 同期どうき存在そんざい的てき其他政權せいけん之の紀年きねん
  • 嘉よしみ泰やすし（1201年ねん正月しょうがつ至いたり1204年ねん十じゅう二に月がつ）：宋そう—宋そう寧やすし宗むね趙ちょう擴之年號ねんごう
  • 鳳おおとり曆れき：大だい理り—段だん智さとし廉れん之これ年ねん號ごう
  • 元もと壽ことぶき：大だい理り—段だん智さとし廉かど之の年號ねんごう
  • 天資てんし嘉よしみ瑞みず（1186年ねん至いたり1202年ねん）：李り朝ちょう—李り龍りゅう翰之これ年ねん號ごう
  • 天てん嘉よしみ寳たから祐ゆう（1202年ねん至いたり1204年ねん）：李り朝ちょう—李り龍りゅう翰之これ年ねん號ごう
  • 天てん禧（1178年ねん至いたり1211年ねん）：西にし遼りょう—末まつ主ぬし耶律直ちょく魯古之これ年ねん號ごう
  • 泰和やすかず（1201年ねん正月しょうがつ至いたり1208年ねん十じゅう二に月がつ）：金きむ—金きむ章あきら宗むね完かん顏がお璟之年號ねんごう
  • 天てん慶けい（1194年ねん正月しょうがつ至いたり1206年ねん正月しょうがつ）：西にし夏なつ—夏なつ桓宗李り純じゅん祐ゆう之これ年ねん號ごう

參考さんこう文獻ぶんけん

• 松橋まつはし達いたる良りょう，《元号げんごうはやわかり—東亜とうあ歷代れきだい建けん元もと考こう》，砂すな書房しょぼう，1994年ねん7月がつ，ISBN 4915818276
• 李り崇たかし智さとし，《中国ちゅうごく历代年号ねんごう考こう》，中ちゅう华书局きょく，2001年ねん1月がつISBN 7101025129
• 所ところ功いさお，《年号ねんごうの歴史れきし―元号げんごう制度せいどの史的してき研究けんきゅう》，雄山閣ゆうざんかく，1988年ねん3月がつ，ISBN 4639007116

前ぜん一いち年ねん號ごう： 正治しょうじ

日本にっぽん年號ねんごう

下した一いち年ねん號ごう： 元久もとひさ