加か利とぎ山さん

加か利とぎ山さん（賽さい考こう利克としかつ泰たい雅語がご：Kari' / Rgyax Gungu'）是これ臺灣たいわん雪山ゆきやま山脈さんみゃく北きた段だん支ささえ稜りょう上じょう的てき一座いちざ高山こうざん，海拔かいばつ3111.9公おおやけ尺じゃく，位い於苗なえ栗くり縣けん泰たい安やす鄉きょう梅園うめぞの村むら東部とうぶ、雪ゆき霸國家こっか公園こうえん東北とうほく部ぶ，為ため臺灣たいわん百ひゃく岳だけ之これ一いち。山やま體たい周しゅう遭皆為ため地形ちけい陡峭的てき針はり葉は林りん，但ただし稜線りょうせん地帶ちたい為平ためひら坦ひろし寬闊かんかつ的てき箭や竹ちく原はら，被ひ選せん為ため六ろく肩かた稜りょう之これ一いち。山頂さんちょう立りつ有ゆう三さん等とう三角さんかく點てん與あずか山やま字じ森林しんりん三角さんかく點てん。山やま脊往東北とうほく連接れんせつ耶巴奧山おくやま、伊い澤山だくさん等とう山やま，西にし連れん三榮さんえい山さん等とう山やま，此段稜線りょうせん構成こうせい大安だいあん溪けい水系すいけい中ちゅう，雪山ゆきやま溪けい與あずか馬うま達たち拉ひしげ溪けい的てき分水嶺ぶんすいれい。大だい霸尖山やま攀よじ登とう路線ろせん上じょう的てき主要しゅよう山屋やまや之の一いち——九きゅう九きゅう山莊さんそう位くらい於該山西さんせい北きた坡。

加か利とぎ山さん
加か利とぎ山さん 加か利とぎ山さん在ざい臺灣たいわん的てき位置いち
最高さいこう点てん
海拔かいばつ	3,111.9米まい（10,210英えい尺じゃく）
地形ちけい突起とっき度ど	40米まい（130英えい尺じゃく）
列れつ表ひょう	臺灣たいわん百ひゃく岳だけ、六ろく肩かた稜りょう
坐すわ标	24°27′34.2″N 121°12′58.4″E
地理ちり
位置いち	臺灣たいわん苗なえ栗くり縣けん泰たい安やす鄉きょう
所属しょぞく山さん脉	雪山ゆきやま山脈さんみゃく
地ち质
岩石がんせき年代ねんだい	始はじめ新しん世よ晚期ばんき至いたり漸やや新しん世よ
攀よじ山やま
最さい简路线	大だい霸尖山登やまのぼり山さん服務ふくむ站→大鹿おおしか林道りんどう→大だい霸群峰ほう登山とざん步道ほどう

地形ちけい

加か利とぎ山さん是ぜ大だい霸群峰ほう三さん千公尺稜脈上最西側的峰巒，全ぜん山やま除じょ東北とうほく方向ほうこう接せっ連れん耶巴奧山おくやま（3192公おおやけ尺じゃく）的てき稜りょう脊為寬平かんぺい的てき嶺みね線せん外がい，其他四面都是陡落的急傾斜地形，龐大的てき山やま體たい座ざ落於雪山ゆきやま溪けい及馬うま達たち拉ひしげ溪けい深邃しんすい的てき河かわ谷之やの上じょう。從したがえ不同ふどう的てき角度かくど看み山やま，山やま的てき形勢けいせい自然しぜん不同ふどう，由ゆかり於加利とぎ山さん的てき登山とざん途と徑みち是ぜ從したがえ高嶺たかね循稜跑步就可登頂とうちょう，便びん成なり為ため一座低緩不足奇的山峰，因いん有人ゆうじん提議ていぎ，要よう把わ加か利とぎ山さん從したがえ「百ひゃく岳だけ」剔除。

加か利とぎ山さん位い處しょ大だい霸山稜りょう的てき最さい西端せいたん，在ざい馬うま達たち拉ひしげ溪けい登山とざん口こう步道ほどう尚ひさし未み開闢かいびゃく以前いぜん，因いん偏へん離山はなれやま徑みち甚遠，無む人造じんぞう訪おとずれ。民みん國こく67年ねん（1978年ねん）7月がつ18日にち，蔡景璋あきら、邢天正ただし、林はやし文ぶん安やす、丁ちょう同どう三さん、簡進清きよし、吳ご澄きよし寬ひろし、張ちょう勝雄かつお等とう登山とざん家か，即そく利用りよう新しん闢建的てき步道ほどう，輕けい鬆す地ち完成かんせい加か利とぎ山さん光ひかり復ふく後ご首くび登記とうき錄ろく。在ざい台灣たいわん百ひゃく岳だけ中ちゅう，只ただ比ひ六ろく順じゅん山やま早さ了りょう三さん個月かげつ而已，是ぜ倒たおせ數すう第だい二座被岳人登臨的「百ひゃく岳だけ」山やま峰ほう。加か利とぎ山さん這座被ひ邢天正せい形容けいよう為ため，「幾いく乎像臺地だいち一樣いちよう平ひらた緩なる」的てき山やま峰ほう，山頂さんちょう視し域いき遼りょう闊，尤ゆう其日落西斜はす時刻じこく，向東むかいひがし可か望もち大だい霸尖山やま到いた雪山ゆきやま北峰きたみね的てき聖せい稜線りょうせん，劇烈げきれつ參差しんし變化へんか的てき山稜さんりょう與あずか裸はだか露ろ的てき岩肌いわはだ，在ざい霞かすみ光こう的てき暉あきら映うつ下しも，展てん現げん山岳さんがく的てき神秘しんぴ悠遠ゆうえん與あずか莊嚴しょうごん肅穆；向こう西にし則そく可か見み萬頃ばんけい雲海うんかい，波は濤跳躍ちょうやく。」