唐から摭言

《唐から摭言》，唐とう末すえ五ご代だい南みなみ昌人まさと王おう定じょう保ほ撰えらべ，凡十じゅう五ご卷かん。

簡介

《唐から摭言》的てき書名しょめい含有がんゆう謙けん意い，摭字本身ほんみ是ぜ“摘取つみと”之の意い，是ぜ專せん記き唐とう代だい科か舉之これ筆記ひっき小說しょうせつ。全ぜん书15卷かん，分ふん103门，記述きじゅつ大量たいりょう唐とう代だい科か舉取士し之の文化ぶんか、詩人しじん雅みやび士し之の遺のこ聞佚事ごと，多た記き正史せいし所ところ不ふ詳述しょうじゅつ者しゃ，例れい如卷一いち載の「貢みつぎ舉釐革かわ并行鄉きょう飲酒いんしゅ」，提ひっさげ到いた鄉さと飲酒いんしゅ禮れい，卷かん二に「恚恨」載の：“聖きよし唐から有ゆう天下でんか，垂たれ二に百ひゃく年ねん，登とう進士しんし科か者しゃ，三さん千せん餘人よにん。”李り慈銘指出さしで：“唐人とうじん登とう科か記き等とう盡つき佚，僅存此書，故こ為ため考こう科か名めい者しゃ所しょ不可ふか少しょう。”徐じょ松まつ之これ《登とう科か记考》多た引用いんよう此書，但ただし也有やゆう一いち些失誤あやま，例れい如徐松まつ據よりどころ《唐から摭言》考こう定じょう孟はじめ啟けい於乾符ふ元年がんねん登とう進士しんし，後ご孟はじめ二に冬ふゆ補正ほせい為ため乾いぬい符ふ二に年ねん。四よん庫くら館かん臣しん評價ひょうか《唐から摭言》：“是ぜ書しょ述じゅつ有ゆう唐とう一代貢舉之制特詳，多た史し志こころざし所しょ未み及。其一切いっさい雜事ざつじ，亦また足あし以覘名めい場之ばの風氣かざけ，驗けん士し習之淳じゅん澆。法ほう戒兼陳ひね，可か為永ためなが鑑あきら。”岑仲勉つとむ有ゆう《跋ばつ唐から摭言》。

版本はんぽん

• 《雅みやび雨う堂どう丛书》本ほん
• 《学がく津つ讨原》本ほん
• 《稗ひえ海うみ》本ほん，为删节本