杨宏中ちゅう

杨宏中ちゅう（1176年ねん—1228年ねん），字じ充たかし甫はじめ，福建ふっけん福ふく州しゅう人ひと，南みなみ宋そう官かん员。

生平おいだいら

宋そう孝たかし宗そう淳あつし熙三さん年ねん（1176年ねん）生せい，弱冠じゃっかん补国子くにこ生せい。慶けい元もと元年がんねん（1195年ねん），杨宏中ちゅう與あずか周しゅう端はし朝あさ、張ちょう衜、林はやし仲なか麟、蔣傅、徐じょ範はん等とう人ひと连名上じょう书，请罢逐右みぎ正せい言げん李り沐，触さわ怒いか韩侂胄，送おく太平おうひら州しゅう编管，人称にんしょう“六ろく君子くんし”。^[1]第だい二に年ねん，移うつり福ふく州しゅう。嘉よしみ泰やすし三さん年ねん（1203年ねん），放ひ还。

开禧元年がんねん（1205年ねん），进士及第きゅうだい，为南みなみ剑州教授きょうじゅ。嘉よしみ定じょう六ろく年ねん（1213年ねん），以荐授户部架か阁，后きさき任にん太ふとし学がく正ただし。嘉よしみ定じょう八はち年ねん(1215年ねん)，任にん武たけ学まなぶ博士はかせ。曾任潭州通どおり判ばん。以亲老ろう请祠，差さ知ち武たけ冈军，绍定元年がんねん（1228年ねん），未み赴任ふにん便びん去さ世よ，卒そつ年ねん五ご十じゅう三さん。

延伸えんしん阅读

[编]

《宋そう史ふみ/卷まき455》，出自しゅつじ脱だつ脱だっ《宋そう史ふみ》

注釋ちゅうしゃく

^ 《續ぞく資し治ち通どおり鑑かん》卷まき一いち百ひゃく五ご十じゅう四よん載の：“庚申こうしん，太ふとし學生がくせい楊宏中ちゅう、周しゅう端はし朝あさ、張ちょう衜、林はやし仲なか麟、蔣傅、徐じょ範はん六ろく人にん上書うわがき曰：‘自じ古こ國家こっか患亂之の由ゆかり，初はつ非ひ一いち端はし，惟おもんみ小人こども中傷ちゅうしょう君子くんし，其禍尤ゆう慘むご。黨とう錮弊漢かん，朋黨ほうとう亂らん唐とう，大だい率りつ由よし此。元げん祐ゆう以來いらい，邪よこしま正せい交攻，卒そつ成なり靖やすし康之やすゆき變へん。近こん者しゃ諫官李り沐論罷やめ趙ちょう汝なんじ愚ぐ，中外ちゅうがい諮はか憤いきどお，而沐以為父老ふろう歡呼かんこ；蒙こうむ蔽天聽てんちょう，一いち至いたり於此。陛下へいか獨どく不念ぶねん去歲きょさい之の事こと乎？人情にんじょう驚おどろき疑うたぐ，變へん在朝ざいちょう夕ゆう，假かり非ひ汝なんじ愚ぐ出で死力しりょく，定てい大だい議ぎ，雖有百ひゃく李り沐，罔知攸濟。當とう國家こっか多難たなん，汝なんじ愚ぐ位い樞くるる府ふ，本ほん兵へい柄がら，指揮しき操縱そうじゅう，何なに向こう不可ふか！不ふ以此時じ為ため利り，今上きんじょう下安しもやす妥，乃有異い意い乎？章あきら穎、李り祥さち、楊簡，發はつ於中激げき，力ちから辯べん其非，即そく遭逐斥，六ろく館かん之の士し，拂はらい膺憤怨。李り沐自知ち邪よこしま正ただし不ふ兩立りょうりつ，思おもえ欲よく盡つき覆くつがえ正人まさと以便其私，於是托たく朋黨ほうとう以罔陛下へいか之の聽。臣しん恐おそれ君子くんし小人こども消長しょうちょう之の機き，於此一いち判ばん，則のり靖やすし康かん已然いぜん之の驗けん，何なに堪こらえ再さい見み於今日び耶？願ねがい陛下へいか念ねん汝なんじ愚ぐ之の忠勤ちゅうきん，察祥、簡之非ひ黨とう，灼李沐之回かい邪よこしま，竄沐以謝天下でんか，還かえ祥さち等とう以收士し心しん。’疏上，詔みことのり宏ひろし中等ちゅうとう悉送五ご百ひゃく里さと外編がいへん管かん。當時とうじ號ごう為ため六ろく君子くんし。”

[1] 《續ぞく資し治ち通どおり鑑かん》卷まき一いち百ひゃく五ご十じゅう四よん載の：“庚申こうしん，太ふとし學生がくせい楊宏中ちゅう、周しゅう端はし朝あさ、張ちょう衜、林はやし仲なか麟、蔣傅、徐じょ範はん六ろく人にん上書うわがき曰：‘自じ古こ國家こっか患亂之の由ゆかり，初はつ非ひ一いち端はし，惟おもんみ小人こども中傷ちゅうしょう君子くんし，其禍尤ゆう慘むご。黨とう錮弊漢かん，朋黨ほうとう亂らん唐とう，大だい率りつ由よし此。元げん祐ゆう以來いらい，邪よこしま正せい交攻，卒そつ成なり靖やすし康之やすゆき變へん。近こん者しゃ諫官李り沐論罷やめ趙ちょう汝なんじ愚ぐ，中外ちゅうがい諮はか憤いきどお，而沐以為父老ふろう歡呼かんこ；蒙こうむ蔽天聽てんちょう，一いち至いたり於此。陛下へいか獨どく不念ぶねん去歲きょさい之の事こと乎？人情にんじょう驚おどろき疑うたぐ，變へん在朝ざいちょう夕ゆう，假かり非ひ汝なんじ愚ぐ出で死力しりょく，定てい大だい議ぎ，雖有百ひゃく李り沐，罔知攸濟。當とう國家こっか多難たなん，汝なんじ愚ぐ位い樞くるる府ふ，本ほん兵へい柄がら，指揮しき操縱そうじゅう，何なに向こう不可ふか！不ふ以此時じ為ため利り，今上きんじょう下安しもやす妥，乃有異い意い乎？章あきら穎、李り祥さち、楊簡，發はつ於中激げき，力ちから辯べん其非，即そく遭逐斥，六ろく館かん之の士し，拂はらい膺憤怨。李り沐自知ち邪よこしま正ただし不ふ兩立りょうりつ，思おもえ欲よく盡つき覆くつがえ正人まさと以便其私，於是托たく朋黨ほうとう以罔陛下へいか之の聽。臣しん恐おそれ君子くんし小人こども消長しょうちょう之の機き，於此一いち判ばん，則のり靖やすし康かん已然いぜん之の驗けん，何なに堪こらえ再さい見み於今日び耶？願ねがい陛下へいか念ねん汝なんじ愚ぐ之の忠勤ちゅうきん，察祥、簡之非ひ黨とう，灼李沐之回かい邪よこしま，竄沐以謝天下でんか，還かえ祥さち等とう以收士し心しん。’疏上，詔みことのり宏ひろし中等ちゅうとう悉送五ご百ひゃく里さと外編がいへん管かん。當時とうじ號ごう為ため六ろく君子くんし。”

[1]