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潘はん淑よし

吴大帝たいてい孙权的てき皇后こうごう

潘はん淑よし[註 1]（3世紀せいき—252年ねん2月がつ），會かい稽句く章あきら（今いま浙江せっこう省しょう寧やすし波なみ市し）人にん，吳ご大帝たいてい孫まご權けん的てき皇后こうごう，是ぜ吳くれ废帝孫まご亮あきら的てき生母せいぼ，在野ざいや史し中ちゅう被ひ記載きさい為ため天てん姿すがた國こく色しょく的てき美人びじん。

大帝たいてい潘はん皇后こうごう
孫吳そんご皇后こうごう
潘はん后きさき像ぞう，出自しゅつじ《百美新咏图传》
姓名せいめい潘はん淑よし
位い號ごう夫人ふじん→皇后こうごう
出生しゅっしょう生年せいねん不ふ詳しょう
會かい稽句く章あきら（今いま浙江せっこう省しょう寧やすし波なみ市し）
婚姻こんいん名めい份继室
逝世神かみ鳳おおとり元年がんねん(252年ねん)
建けん業ぎょう（今いま江こう苏省南京なんきん市し）
坟墓蔣陵（今いま江こう苏省南京なんきん市し）
親おや屬ぞく
夫おっと孫まご權けん
夫おっと之の父ちち孙坚
夫おっと之の母はは吳ご夫人ふじん
夫おっと之の正室せいしつ謝しゃ夫人ふじん
夫おっと之の繼室けいしつ徐じょ夫人ふじん
夫おっと之の側室そくしつ步ふ夫人ふじん
琅琊王おう夫人ふじん
南みなみ阳王夫人ふじん
袁夫人じん
謝しゃ姬ひめ
仲なか姬ひめ
姊妹潘はん氏し（譚たん紹妻）
子こ吳ご廢帝はいてい孫まご亮あきら

生平おいだいら

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潘はん淑よし是ぜ小吏しょうり的てき女おんな儿，父ちち亲犯法被はっぴ處しょ死し後ご，她和姐あね姐あね沒ぼつ為ため官かん奴やつ在ざい织室劳作。孫まご權けん偶遇潘はん淑よし，當とう即そく被ひ她的美貌びぼう所しょ吸引きゅういん，於是乃入後宮こうきゅう为妃[1]。史し载潘淑よし姿すがた貌“婉娈通どおり神しん”，即そく有ゆう傾國けいこく傾城けいせい之の貌，与あずか有ゆう“妍明伎艺”的てき才女さいじょ之の名な的てき赵夫人じん并称[2]。赤あか烏がらす五ご年ねん（242年ねん）春はる正月しょうがつ，孫まご權けん立りつ三さん子し孫まご和わ为太子たいし，其母琅邪王おう夫人ふじん貴重きちょう，其他妃ひ子こ都と被ひ遣や散ち出で宫，但ただし潘はん淑よし并无出で宮みや记载[3]。

赤あか乌七なな年ねん（244年ねん）潘はん淑よし在ざい内殿うちどの生せい下か皇子おうじ孫まご亮あきら[4]。潘はん淑よし雖然出身しゅっしん低てい微ほろ，但ただし孫まご權けん寵愛ちょうあい格外かくがい优渥，而孫亮あきら身み為ため幼子おさなご，亦また受到孫まご權けん疼愛[5]，乃至ないし孫まご權けん長女ちょうじょ全ぜん公主こうしゅ也有やゆう主動しゅどう攀よじ附ふ的てき意思いし[6][7]。赤あか烏がらす十じゅう三さん年ねん（250年ねん）11月，孫まご亮あきら越えつ過か眾多哥哥立りつ為ため皇太子こうたいし。孫まご權けん稱しょう帝みかど後ご一いち直ちょく以来いらい都と未み立后りっこう。此前也下詔みことのり稱たたえ不ふ欲よく以皇太子たいし生母せいぼ身分みぶん就将妃ひ妾わらわ立りつ爲ため皇后こうごう[8]，但ただし次つぎ年ねん（251年ねん）5月がつ，却破格はかく將はた潘はん淑よし立たて為ため皇后こうごう，作さく为盛事せいじ同どう时大赦たいしゃ，改元かいげん[9]，潘はん淑よし也成為ため了りょう吳くれ國こく第だい一いち位い皇后こうごう。可か見み在ざい孫まご權けん眾多的てき寵ちょう妃ひ中ちゅう，潘はん淑よし作為さくい特別とくべつ的てき存在そんざい受到了りょう重視じゅうし。

神かみ凤元年がんねん（252年ねん）2月がつ，潘はん皇后こうごう因いん照あきら顾病重じゅう的てき孫まご權けん過か於疲勞ひろう结果累るい倒たおせ，宫女们便趁她昏迷こんめい不ふ醒时，用布ようふ帛将她缢杀，對外たいがい聲ごえ稱しょう她暴病びょう而亡。後來こうらい事情じじょう敗はい露ろ，六ろく七人因為牽連此事而被處死[10]。2个月后きさき孫まご權けん驾崩，太子たいし孫まご亮あきら繼つぎ位い。7月，潘はん皇后こうごう與あずか孫まご權けん合ごう葬そう在ざい蔣陵[11]。

人物じんぶつ

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性格せいかく

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  • 潘はん淑よし長ちょう於感知かんち孫まご權けん的てき心意しんい，故こ雖和孫まご權けん前妻ぜんさい徐じょ夫人ふじん一いち样以妒聞名めい，但ただし终其一生都获得了孫權之宠。而不是ぜ像ぞう後者こうしゃ那な樣さま先立さきだて後ご廢はい[12]，也不像ぞう孫まご權けん寵ちょう妃ひ步ふ夫人ふじん那な样通过推進すいしん美女びじょ來らい博はく取と長期ちょうき重視じゅうし[13]，潘はん淑よし之の妒具體ぐたい在ざい于屢次じ中傷ちゅうしょう袁夫人じん等とう人ひと[14]。
  • 潘はん淑よし非常ひじょう关爱姐あね姐あね，孙亮为太子たいし後便こうびん向こう孫まご權けん請求せいきゅう允許いんきょ和わ她一起被罰在織室勞作的姐姐出嫁。孙权听而许之[15]。

逸聞いつぶん

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  • 孫まご權けん和わ潘はん皇后こうごう是ぜ中国ちゅうごく历代年ねん龄差距最大さいだい的てき帝みかど后きさき之の一いち，大だい约相差さ三さん四よん十じゅう岁[註 2]。
  • 潘はん夫人ふじん在ざい懷ふところ孕的時候じこう夢ゆめ到いた有人ゆうじん將はた龍頭りゅうず送おく給きゅう自己じこ，自己じこ用よう下か身み的てき前ぜん衣ころも接せっ住じゅう，後生ごしょう下か孫まご亮あきら[16]。孙亮立りつ为太子こ後ご的てき年末ねんまつ，又また有ゆう神人しんじん授书，告知こくち来年らいねん发生改あらため年ねん立后りっこう，果然かぜん在ざい第だい二に年ねん灵验[17]。
  • 潘はん皇后こうごう生前せいぜん并未参与さんよ政事せいじ，但ただし曾向孫まご弘ひろし請教呂りょ后きさき爲政いせい的てき旧きゅう事こと[18]。这可能かのう是ぜ导致她被杀害的てき主因しゅいん[19]。
  • 潘はん皇后こうごう曾于武たけ昌あきら建たて惠めぐみ宝たから寺てら[20]，至いたり南朝なんちょう还存在そんざい，邵陵王おう萧纶还为其撰写うつし过碑文ひぶん。

传说

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晉すすむ人じん王おう嘉よしみ的てき《拾遺しゅうい記き》中ちゅう說せつ，潘はん夫人ふじん的てき父親ちちおや犯はん法ほう，她因此在織お室しつ工作こうさく，容貌ようぼう少しょう有人ゆうじん同どう她一いち樣よう漂亮，堪こらえ稱しょう吳ご國こく絕頂ぜっちょう美貌びぼう的てき女子じょし，同時どうじ被ひ幽かそけ禁きん的てき數すう百人都認為她為神女，敬けい而遠之の。傳說でんせつ吳ご主ぬし聽聞ちょうもん其美貌びぼう後ご，令れい畫工がこう畫像がぞう。 夫人ふじん憂愁ゆうしゅう不ふ食しょく，減げん瘦改形がた，畫工がこう以真實情じつじょう況きょう進しん獻けんじ，吳ご主ぬし琥珀こはく如意にょい按在畫が有ゆう潘はん氏し容貌ようぼう的てき畫布がふ上じょう時じ都と彎曲わんきょく了りょう，嘆息たんそく道どう：“這是神しん女おんな啊，憂愁ゆうしゅう的てき樣子ようす尚なお且能迷惑めいわく人じん，何なに況きょう是ぜ歡樂かんらく的てき樣子ようす呢！」將はた華美かび的てき雕花彩いろどり飾かざり車しゃ派は到いた織お室むろ納おさむ潘はん氏し入にゅう後宮こうきゅう，果然かぜん以姿色見しきみ寵ちょう。

潘はん夫人ふじん曾随孫まご權けん出で游ゆう昭あきら宣せん台だい，因いん高だか兴酒醉よい而将火ひ齐戒指ゆび挂在石榴ざくろ树上。孫まご權けん遂とげ為ため她在此处建けん“環たまき榴台”。因いん音おん同どう“还刘”被ひ认为不吉ふきつ，后きさき来き又また改名かいめい“榴環台だい”。后きさき来らい孙权与潘はん夫人ふじん在ざい钓台钓到了りょう大だい鱼。孫まご權けん十分じゅうぶん喜悦きえつ。潘はん夫人ふじん联想到そうとう了りょう龙阳君くん哭鱼的てき往事おうじ，认为喜悦きえつ不ふ会かい那な么持久じきゅう，请求孙权引以为戒。到いた了りょう末まつ年ねん，因いん讒言ざんげん横行おうこう，逐漸都と被ひ疏遠了りょう。当とう时的人じん都と认为潘はん夫人ふじん有ゆう预知能力のうりょく，称しょう其“知ち几其神しん”。[21]

家庭かてい

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  • 夫おっと
    • 孙权，孙权，字じ仲なか谋，孙吴开国皇帝こうてい。
  • 姊夫
    • 譚たん紹，廬いおり陵りょう人じん，孙亮即位そくい后きさき封ふう騎き都と尉じょう，孫まご亮あきら被ひ廢はい後ご，與あずか家いえ屬ぞく一起被遣回原籍。

注ちゅう释

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  1. ^ 根ね据すえ文淵ぶんえん閣かく本ほん四よん库全书《建たて康やすし實錄じつろく·卷まき二に》：神かみ凤元年ねん皇后こうごう潘はん氏し暴崩于宫中ちゅう。后きさき諱いみな淑よし，會かい稽句章人あきひと。另有版本はんぽん则为：后きさき謹淑，會かい稽句章人あきひと。句く意い不通ふつう，鉴于諱いみな与あずか謹正體しょうたい字じ字形じけい相似そうじ，一般いっぱん认为“謹”字じ爲ため前者ぜんしゃ谬字。
  2. ^ 潘はん淑よし生年せいねん不ふ详，两人唯ただ一的子女孫亮生于孫權62岁时，潘はん皇后こうごう则在孫まご權けん69岁那年ねん被ひ册さつ为皇后こうごう。

参考さんこう文献ぶんけん

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  1. ^ 《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·吳ご主權しゅけん潘はん夫人ふじん傳でん》：父ちち為ため吏，坐すわ法ほう死し。夫人ふじん與あずか姊俱輸織室しつ，權けん見み而異之の，召充後宮こうきゅう。
  2. ^ 王おう嘉よしみ：赵、潘はん二夫つぎお人じん，妍明伎艺，婉娈通どおり神しん
  3. ^ 《三国志さんごくし•吴书•吴主权王夫人ふじん传》：及和为太子たいし，和かず母はは贵重，诸姬有ゆう宠者，皆みな出で居きょ外がい。夫人ふじん出で公安こうあん，卒そつ，因いん葬そう焉
  4. ^ 《建たて康やすし実録じつろく》：廢帝はいてい孫まご亮あきら，字じ子こ明あきら，大帝たいてい少子しょうし。母はは潘はん皇后こうごう。赤あか烏がらす七なな年ねん，生なま於內殿どの。
  5. ^ 《資し治ち通どおり鑒》：會かい稽潘夫人ふじん有ゆう寵ちょう於吳主ぬし，生なま少子しょうし亮あきら，吳ご主しゅ愛あい之の。
  6. ^ 《三国志さんごくし·卷まき五ご十じゅう· 吴书五ご·妃ひ嫔传第だい五ご》孙亮全ぜん夫人ふじん，全ぜん尚なお女じょ也。【尚なお】从祖母はは公主こうしゅ爱之，每まい进见辄与俱。及潘夫人ふじん母子ぼし有ゆう宠，全ぜん主おも自じ以与孙和母はは有ゆう隙すき，乃劝权为潘はん氏し男おとこ亮あきら纳夫人じん。
  7. ^ 《三国志さんごくし·吴书三さん·卷まき四よん十じゅう八はち·三さん嗣主传》：姊全公主こうしゅ尝谮太子たいし和子かずこ母はは，心こころ不ふ自じ安やす，因いん倚权意い，欲よく豫よ自じ结。
  8. ^ 《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·吳くれ主ぬし傳でん》：五ご年ねん春はる正月しょうがつ，立子たつこ和わ為ため太子たいし，大赦たいしゃ。改あらため禾興為ため嘉よしみ興きょう。百官奏立皇后及四王，詔みことのり曰："今こん天下てんか未定みてい，民みん物ぶつ勞ろう瘁，且有功ゆうこう者しゃ或ある未み錄ろく，饑寒きかん者しゃ尚なお未み恤，猥割土壤どじょう以豐子弟してい，祟たたり爵位しゃくい以寵妃ひ妾わらわ，孤こ甚不取と。其釋此議
  9. ^ 《三國志さんごくし•吳くれ書しょ•吳ご主權しゅけん傳でん》：太ふとし元もと元年がんねん夏なつ五ご月がつ，立たて皇后こうごう潘はん氏し，大赦たいしゃ，改あらため年ねん。
  10. ^ 《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·吳ご主權しゅけん潘はん夫人ふじん傳でん》：侍さむらい疾やまし疲勞ひろう，因いん以羸疾やまし，诸宮人じん伺其昏臥，共きょう縊殺之の，托たく言ごと中ちゅう惡あく。後事こうじ洩も，坐すわ事こと者しゃ六ろく七なな人にん。
  11. ^ 《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·吳ご主權しゅけん潘はん夫人ふじん傳でん》：權けん尋ひろ薨，合ごう葬そう蔣陵。
  12. ^ 《三国志さんごくし·吴书·吴主权徐夫人ふじん传》：以夫人じん妒忌，废处吴。
  13. ^ 《三国志さんごくし•吴书•吴主权步夫人ふじん传》：夫人ふじん*性せい不ふ妒忌，多た所しょ推进，故こ久ひさ见爱待まち.
  14. ^ 《三國志さんごくし•吳くれ書しょ•吳ご主權しゅけん潘はん夫人ふじん傳でん》：性せい險けん妒容媚こび，自じ始はじめ至いたり卒そつ，譖害袁夫人ふじん等とう甚眾。
  15. ^ 《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·吳ご主權しゅけん潘はん夫人ふじん傳でん》：赤あか烏がらす十じゅう三さん年ねん，亮あきら立たて為ため太子たいし，請出嫁よめ夫人ふじん之の姊，權けん聽許ちょうきょ之の。
  16. ^ 《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·吳ご主權しゅけん潘はん夫人ふじん傳でん》曰：得とく幸こう，有ゆう娠，夢ゆめ有ゆう似に龍頭りゅうず授己者しゃ，己おのれ以蔽膝ひざ受之，遂とげ生なま孫まご亮あきら。
  17. ^ 。《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·吳くれ主ぬし傳でん》：是ぜ年ねん，有ゆう神人しんじん授书，告つげ以改年ねん、立后りっこう。
  18. ^ 《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·吳ご主權しゅけん潘はん夫人ふじん傳でん》：權けん不ふ豫よ，夫人ふじん使し問とい中書ちゅうしょ令孫れいそん弘ひろ呂りょ后きさき專制せんせい故事こじ。
  19. ^ 胡えびす三さん省しょう：斯事也，實じつ吳くれ用事ようじ之の臣しん所爲しょい也。潘はん后きさき欲求よっきゅう稱しょう制せい，左右さゆう小人こども正當せいとう相しょう與あずか從したがえ臾爲之の，安あん有ゆう不ふ勝かち其虐而縊殺ころせ之これ之の理り！吳ご史ふみ緣えん飾かざり，後人こうじん遂とげ因いん而書之の雲くも爾なんじ。孟子もうこ曰：盡つき信書しんしょ，不ふ如無書しょ。誠哉せいや！
  20. ^ 《武たけ昌あきら县志》卷まき一六いちろく《祠ほこら庙·寺てら观》：惠めぐみ宝たから寺てら在ざい县东，世せい传孙亮あきら、潘はん夫人ふじん建けん。
  21. ^ 《拾遺しゅうい記き·卷まき八はち》：吳ご主しゅ潘はん夫人ふじん，父ちち坐すわ法ほう，夫人ふじん輸入ゆにゅう織お室しつ，容態ようだい少しょう儔，為ため江東こうとう絕ぜっ色しょく。同どう幽かそけ者しゃ百ひゃく餘人よにん，謂いい夫人ふじん為ため神しん女おんな，敬けい而遠之の。有司ゆうし聞于吳くれ主ぬし，使つかい圖ず其容貌ようぼう。夫人ふじん憂ゆう戚不食しょく，減げん瘦改形がた。工こう人じん寫うつし其真狀じょう以進，吳ご主しゅ見み而喜悅きえつ，以琥珀こはく如意にょい撫なで按即折おり，嗟曰：“此神女おんな也，愁貌尚なお能のう感かん人じん，況きょう在ざい歡樂かんらく！”乃命雕輪就織室しつ，納おさめ于後宮こうきゅう，果はて以姿色見しきみ寵ちょう。每まい以夫人じん游ゆう昭あきら宣之のぶゆき台だい，恣意しい幸こう適てき，既すんで盡つき酣たけなわ醉よい，唾つば於玉壺つぼ中ちゅう，使つかい侍さむらい婢瀉於台下か，得とく火ひ齊ひとし指ゆび環たまき，即そく掛かけ石榴ざくろ枝えだ上じょう，因いん其處起おこり台だい，名めい曰環榴台。時とき有ゆう諫者雲くも：“今こん吳ご、蜀しょく爭そう雄ゆう，‘還かえ劉りゅう’之これ名めい，將はた為ため妖矣！”權けん乃翻其名曰榴環たまき台だい。又また與あずか夫人ふじん游ゆう釣台つりだい，得とく大だい魚ぎょ。吳くれ王おう大喜だいぎ，夫人ふじん曰：“昔むかし聞泣魚ぎょ，今こん乃為喜き，有喜うき必有憂ゆう，以為深ふか戒！”至いたり末まつ年ねん，漸やや相あい譖毀，稍やや見み離はなれ退すさ。時人じじん謂いい夫人ふじん知ち幾いく其神。釣台つりだい基もと今いま尚なお存そん焉。

参考さんこう资料

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外部がいぶ連結れんけつ

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延伸えんしん阅读

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[编]

  《三國志さんごくし/卷まき50》，出自しゅつじ陳ちん壽ひさし《三國志さんごくし》
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前任ぜんにん：
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