胜论

勝かち論ろん學派がくは（梵語ぼんご：वैशॆषिक，羅ら馬うま化か：Vaiśeṣika）, 古こ印度いんど六ろく派は哲學てつがく之これ一いち，其創始そうし人為じんい羯那陀（Kanada），理論りろん載の於《勝かち論ろん經けい》（Vaiśeṣika-sūtra）中ちゅう，該經寫うつし定てい於公元もと前まえ2世紀せいき。唐とう玄げん奘翻譯ほんやく有ゆう《勝かち宗むね十じゅう句く義ぎ論ろん》。

概がい述じゅつ

該學派は認みとめ為ため有ゆう一いち個こ最高さいこう實體じったい，是ぜ它控制せい著ちょ物質ぶっしつ微粒びりゅう--極微きょくび及其形成けいせい萬まん物的ぶってき組合くみあい。他た們將一切與概念對應之存在視為實有，並なみ分ぶん為ため六ろく個こ範疇はんちゅう（padārtha，句く義よし）：存在そんざい、質量しつりょう、行為こうい、普遍ふへん性せい、特殊とくしゅ性せい、固有こゆう，以此來らい說明せつめい世界せかい各種かくしゅ現象げんしょう的てき存在そんざい。

他た們認為ため，存在そんざい物ぶつ可能かのう是ぜ可か見み的てき或ある不可ふか見み的てき、物質ぶっしつ的てき或ある非ひ物質ぶっしつ的てき、永えい恆ひさし的てき或ある非ひ永えい恆ひさし的てき。凡是組合くみあい的てき、依よ靠もたれ另一元素げんそ的てき都と是ぜ變遷へんせん的てき。然しか而有獨立どくりつ的てき、不變ふへん的てき、永えい恆ひさし的てき簡單かんたん物質ぶっしつ存在そんざい。通過つうか其現象げんしょう或ある品質ひんしつ可か以推測すいそく某ぼう些不可ふか感知かんち的てき存在そんざい。

他た們相信しんじ，人にん們可以認識にんしき時間じかん、空間くうかん、氣體きたい、微粒びりゅう、精神せいしん（manas）、自我じが（atman）。精神せいしん為ため自我じが的てき工具こうぐ，自我じが的てき存在そんざい由よし認識にんしき所しょ感知かんち，因いん此人們各自稱じしょう“我が”，由よし推理すいり可知かち“自我じが”是ぜ知識ちしき行為こうい的てき源泉げんせん。他た們還認みとめ為ため，知識ちしき要よう靠もたれ感知かんち、推理すいり、記憶きおく和わ直覺ちょっかく（只ただ有ゆう聖者せいじゃ能のう依よ直覺ちょっかく）來らい獲え取ど。

其經典きょうてん稱たたえ，精神せいしん的てき存在そんざい及其多樣たよう性せい，使つかい人じん們互不ふ相あい同どう，也使人じん們有別べつ於自在じざい（Iśvara）。其神學がく觀點かんてん主張しゅちょう人じん要よう依よ靠もたれ神しん而得救すくえ，要よう將しょう萬物的存在作為天意的顯示而去進行觀察。因よし此他們承继正統せいとう婆羅門ばらもん思想しそう，重視じゅうし祭祀さいし，主張しゅちょう生せい天てん（abhyudaya）說せつ。

在ざい邏輯方面ほうめん，勝しょう論ろん派は跟正せい理り派は（nyâya）緊密きんみつ相しょう連れん，正せい理り的てき三段論被他們用於正確的推理過程中。