蕭しょう綜

萧综（502年ねん—531年ねん），字じ世よ谦，梁りょう武たけし帝みかど蕭しょう衍第二に子し（或ある為ため繼子けいし），母はは为吴淑媛ひめ。據よりどころ傳でん为萧宝卷まき的てき遗腹子こ。

蕭しょう綜
南朝なんちょう梁はり、北きた魏たかし政治せいじ人物じんぶつ
姓名せいめい	蕭しょう綜→蕭しょう贊さん
字じ	世よ謙けん→德とく文ぶん
封ふう爵	（梁はり）豫よ章あきら郡ぐん王おう→（魏たかし）高平たかひら郡ぐん開國かいこく公こう、丹に楊王
出生しゅっしょう	南朝なんちょう梁はり天てん監かん元年がんねん（502年ねん） 楊州丹に楊郡建たて康やすし縣けん
逝世	北きた魏たかし建たて明あきら二に年ねん（531年ねん） 相州あいしゅう陽平ようへい郡ぐん
經歷けいれき
504年ねん－506年ねん 豫よ章あきら王おう 506年ねん 使つかい持じ節ぶし、都と督とく南みなみ徐じょ州しゅう諸しょ軍事ぐんじ、仁ひとし威い將軍しょうぐん、南みなみ徐じょ州しゅう刺史しし、豫よ章あきら王おう 506年ねん－511年ねん 使つかい持じ節ぶし、都と督とく南みなみ徐じょ州しゅう諸しょ軍事ぐんじ、北中きたじゅう郎ろう將はた、南みなみ徐じょ州しゅう刺史しし、豫よ章あきら王おう 511年ねん－514年ねん 使つかい持じ節ぶし、都と督とく郢司霍三さん州しゅう諸しょ軍事ぐんじ、雲くも麾將軍ぐん、郢州刺史しし、豫よ章あきら王おう 514年ねん－516年ねん 安やす右みぎ將軍しょうぐん、領りょう石頭いしあたま戍軍事ぐんじ、豫よ章あきら王おう 516年ねん 西中にしなか郎ろう將はた、護まもる軍ぐん將軍しょうぐん、豫よ章あきら王おう 516年ねん－517年ねん 安やす前ぜん將軍しょうぐん、丹に楊尹、豫よ章あきら王おう 517年ねん－521年ねん 北中きたじゅう郎ろう將はた、南みなみ徐じょ州しゅう刺史しし、豫よ章あきら王おう 521年ねん－523年ねん 侍さむらい中ちゅう、鎮右將軍しょうぐん、豫よ章あきら王おう 523年ねん－524年ねん 使つかい持じ節ぶし、都と督とく南みなみ兗兗徐じょ青あお冀五ご州しゅう諸しょ軍事ぐんじ、平ひら北きた將軍しょうぐん、南みなみ兗州刺史しし、豫よ章あきら王おう 524年ねん－525年ねん 使つかい持じ節ぶし、都と督とく南みなみ兗兗徐じょ青あお冀五ご州しゅう諸しょ軍事ぐんじ、鎮北將軍しょうぐん、南みなみ兗州刺史しし、豫よ章あきら王おう 525年ねん－527年ねん 司つかさ空そら公こう、高平たかひら郡ぐん開國かいこく公こう、丹に楊王 527年ねん－529年ねん 高平たかひら郡ぐん開國かいこく公こう、丹に楊王 529年ねん 司つかさ徒と公こう、高平たかひら郡ぐん開國かいこく公こう、丹に楊王 529年ねん－530年ねん 侍さむらい中ちゅう、太ふとし尉じょう公こう、高平たかひら郡ぐん開國かいこく公こう、丹に楊王 530年ねん 使つかい持じ節ぶし、都と督とく齊ひとし濟すみ西にし兗三さん州しゅう諸しょ軍事ぐんじ、太ふとし尉じょう公こう、驃騎大將軍だいしょうぐん、開府かいふ儀ぎ同どう三さん司つかさ、齊ひとし州しゅう刺史しし、高平たかひら郡ぐん開國かいこく公こう、丹に楊王 530年ねん－531年ねん 高平たかひら郡ぐん開國かいこく公こう、丹に楊王

生平おいだいら

在ざい南みなみ梁はり时

天てん监三さん年ねん七なな月がつ甲子きのえね（504年ねん8月がつ15日にち），封ふう豫よ章あきら郡ぐん王おう，食しょく邑二に千せん户。天てん监五ご年ねん正月しょうがつ乙おつ亥い（506年ねん2月がつ17日にち），授使持じ节、都と督とく南みなみ徐じょ州しゅう诸军事ごと、仁ひとし威い将はた军、南みなみ徐じょ州しゅう刺史しし。不ふ久ひさ进号北中きたじゅう郎ろう将しょう。天てん监十じゅう年ねん正月しょうがつ甲かぶと辰たつ（511年ねん2月がつ20日はつか），改あらため任にん都と督とく司し、郢、霍三さん州しゅう诸军事ごと、云うん麾将军、郢州刺史しし。天てん监十じゅう三さん年ねん四よん年ねん壬みずのえ辰たつ（514年ねん5月がつ23日にち），入朝にゅうちょう為安ためやす右みぎ将はた军，领石头戍军事。天てん监十じゅう五ご年ねん四よん月がつ丁未ていみ（516年ねん5月がつ27日にち），進しん號ごう西中にしなか郎ろう將はた，兼任けんにん護まもる軍ぐん將軍しょうぐん。天てん监十じゅう五ご年ねん十じゅう一いち月がつ丁ちょう卯しげる（516年ねん12月13日にち），進しん號ごう安やす前まえ将はた军，改あらため任にん丹に楊尹。天てん监十じゅう六ろく年ねん二に月がつ甲きのえ寅とら（517年ねん3月がつ30日にち），出で京きょう擔任たんにん北中きたじゅう郎ろう将はた、南みなみ徐じょ州しゅう刺史しし。普通ふつう二に年ねん正月しょうがつ甲かぶと戌いぬ（521年ねん1月がつ28日にち），入朝にゅうちょう擔任たんにん侍さむらい中ちゅう、镇右将はた军。

萧综的てき母はは亲吴氏し本ほん是ぜ齐废帝みかど萧宝卷まき的てき宫人，在ざい萧宝卷まき被ひ杀死后きさき得とく幸こう于蕭衍，立たて为淑媛ひめ，七个月后生下萧综，宫中多た疑うたぐ，但ただし蕭しょう衍却不ふ疑うたぐ。吴淑媛ひめ失しつ宠后，将はた此事告つげ诉了儿子。萧综知道ともみち后きさき，秘ひ立りつ齐朝七なな庙，又また微ほろ服ふく拜はい谒齐明帝みかど陵りょう。然しか而，萧综无法确信自己じこ是ぜ萧宝卷まき的てき儿子。在ざい听说滴しずく血ち验亲一事いちじ后きさき，遂とげ暗くら地ち发掘萧宝卷まき的てき墓はか葬そう，取出とりで遗骨，割わり破やぶ手て臂ひじ，将はた血ち滴しずく到いた遗骨上じょう，血ち渗入了りょう骨こつ骸むくろ。后きさき又また秘密ひみつ杀死自己じこ在ざい西にし州しゅう所生しょせい刚满月がつ的てき次子じし，取と其骨验之。自じ此，萧综相しょう信しん自己じこ确为萧宝卷まき的てき遗腹子こ。

普通ふつう四よん年ねん三さん月がつ壬みずのえ寅とら（523年ねん4月がつ28日にち），改あらため任にん使し持じ节、都と督とく南みなみ兗、兗、青あお、徐じょ、冀五ご州しゅう诸军事ごと、平ひら北きた将はた军、南みなみ兗州刺史しし。普通ふつう五ご年ねん正月しょうがつ辛からし卯う（524年ねん1月がつ30日にち），进号镇北将はた军。

萧综得知とくち南みなみ齐建たて安王やすおう萧宝寅とら在ざい北きた魏たかし，便びん派は人じん与あずか其暗中ちゅう联络，称しょう其为叔父おじ，许下举镇归降北きた魏ぎ。普通ふつう六ろく年ねん（525年ねん），梁りょう武たけし帝みかど北きた伐き，魏ぎ将しょう元もと法ほう僧そう以彭城じょう降くだ梁はり。梁りょう武たけし帝みかど令れい萧综都と督とく众军，镇守彭城。后きさき来らい，梁りょう武たけし帝みかど敕萧综退军。萧综认为南みなみ归后再さい无机会かい与あずか萧宝寅とら相しょう见，遂とげ于六ろく月がつ庚かのえ辰たつ（7月がつ12日にち）率りつ数すう骑连夜よる投とう奔魏将しょう元もと延のべ明あきら。萧衍一怒之下废吴淑媛为庶人，不ふ久ひさ病びょう逝，一說いっせつ被ひ毒死どくし。吴淑媛ひめ逝後，萧衍心こころ軟，下しも诏恢复復其品秩，加か諡おくりな敬けい，並なみ讓ゆずる她的孫子まごこ萧直主持しゅうもち喪も禮れい。

在ざい北きた魏ぎ时

萧综投とう奔北魏ぎ后きさき，授司つかさ空そら公こう，封ふう高平たかひら郡ぐん開國かいこく公こう、丹に楊王，食しょく邑七なな千せん户，赏赐钱三さん百ひゃく万まん、布ぬの绢三さん千せん匹ひき、杂彩千せん匹ひき、马五十じゅう匹ひき、羊ひつじ五ご百ひゃく只ただ、奴婢ぬひ一いち百ひゃく人にん。萧综为了断だん绝与梁りょう武たけし帝みかど的てき父子ふし关系，遂とげ改名かいめい赞，改あらため字じ德とく文ぶん，并为萧宝卷まき服ふく斩衰。梁りょう武たけし帝みかど知道ともみち此事后きさき，削そぎ其爵土ど，绝其属ぞく籍せき，改あらため其子萧直之の姓せい为悖もと。不ふ到いた十じゅう日にち，梁りょう武たけし帝みかど又また恢复了りょう蕭しょう直じき的てき属ぞく籍せき，封ふう为永新しん侯こう，食しょく邑千户。

孝昌たかまさ三さん年ねん（527年ねん），萧宝夤在ざい长安发动叛乱はんらん，萧赞欲よく离开洛らく阳前まえ去さ响应。按照北きた魏ぎ律りつ法ほう，过桥时不得とく乘じょう马，萧赞乘じょう马而行ぎょう，遂とげ被ひ桥吏执送到いた洛らく阳魏廷朝议，认为萧赞与萧宝寅とら叛乱はんらん不ふ相あい干ひ，遂とげ赦免しゃめん了りょう他た。北きた魏たかし孝こう庄しょう帝みかど永安えいあん二に年ねん（529年ねん）十じゅう月がつ，拜はい司し徒と公こう。十一月じゅういちがつ，進しん位い太ふとし尉じょう公こう。后きさき又また尚孝なおたか庄しょう帝みかど之の姊寿ことぶき阳长公主こうしゅ，拜はい驸马都と尉じょう，史書ししょ記載きさい「公主こうしゅ容色ようしょく美麗びれい，綜甚敬之たかゆき。與あずか公主こうしゅ語ご，常つね自稱じしょう下か官かん。」永安えいあん三さん年ねん（530年ねん）四よん月がつ，蕭しょう贊さん出で為ため使し持じ節ぶし、都と督とく齐济西にし兗三さん州しゅう诸军事ごと、骠骑大将たいしょう军、开府仪同三さん司つかさ、齐州刺史しし。南みなみ梁はり陈庆之の以拥立りつ北きた魏ぎ北海ほっかい王おう元もと颢为名北きた伐き杀入洛にゅうらく阳，萧赞表ひょう达了南みなみ归之意い，梁りょう武たけし帝みかど闻讯寄よせ去さ他た小しょう时候的てき衣服いふく，希望きぼう唤起他た的てき亲情。但ただし元もと颢很快かい败亡，陈庆之の败走，此事不ふ果はて。

同年どうねん十じゅう二に月がつ，尔朱兆ちょう、尔朱度ど律りつ攻おさむ取と洛らく阳，弑杀孝こう庄しょう帝みかど。同月どうげつ，齐州城しろ人じん赵洛周しゅう据すえ城じょう叛乱はんらん，响应尔朱兆ちょう，驱逐時任ときとう齐州刺史しし的てき萧赞。寿ことぶき阳长公主こうしゅ被ひ执送到いた洛らく阳，尔朱世よ隆たかし欲よく占有せんゆう公主こうしゅ，公主こうしゅ不ふ从被杀。萧赞被ひ驱逐后きさき，出家しゅっけ为僧，潜せん诣长白山はくさん。不ふ久ひさ，又また前ぜん往阳平ひらめ，病やまい终于当地とうち，享年きょうねん三さん十じゅう岁。普ひろし泰やすし时（531年ねん），北きた魏たかし朝廷ちょうてい迎むかえ其丧，以王礼れい与あずか寿ことぶき阳长公主こうしゅ合ごう葬そう于嵩山たけやま。

萧赞在ざい北きた魏ぎ不ふ得とく志こころざし，作さく有ゆう《听钟鸣》、《悲落叶かのう》两首辞やめ，以申其志。梁はり人じん从北魏ぎ盗とう来らい了りょう萧综的てき灵柩，梁りょう武たけし帝みかど仍然视其为儿子こ，祔葬陵りょう次じ。

家庭かてい

妻つま

• 陈郡袁氏，南みなみ梁はり尚なお书令袁昂之これ女おんな，吴淑媛ひめ经常限げん制せい他た们夫妇一起おこり寝ね宿やど，她对待まち袁氏格外かくがい不ふ讲礼，内外ないがい均ひとし有ゆう恶名声ごえ。
• 元もと莒犁，北きた魏たかし彭城武たけ宣せん王おう元もと勰之これ女おんな，魏ぎ孝こう庄しょう帝みかど元子もとこ攸姐姐あね。封ふう寿ことぶき阳长公主こうしゅ。

子こ

萧綜在ざい南朝なんちょう只ただ留とめ有ゆう萧直一いち个儿子こ，北きた逃后没ぼつ有ゆう存そん活かつ的てき子こ孙。

• 蕭しょう直じき
• 蕭しょう某ぼう，被ひ蕭しょう綜殺死し滴しずく血ち驗けん親おや。

繼子けいし

• 蕭しょう亨とおる，齊ひとし高こう帝みかど之これ玄孫げんそん，蕭しょう晃あきら之これ曾孫そうそん，蕭しょう子こ賢けん之これ孫まご，蕭しょう彪あや之子ゆきこ。北きた周あまね時どき出で繼つぎ蕭しょう贊さん，襲かさね封ふう高平たかひら郡ぐん公おおやけ，入いれ隋ずい後こう改あらため封ふう沛郡公こう。

延伸えんしん阅读

[编]

《梁はり書しょ·卷まき55》，出自しゅつじ姚思廉れん《梁はり書しょ》

《南みなみ史し/卷まき53》，出自しゅつじ李り延壽えんじゅ《南みなみ史し》

参考さんこう文献ぶんけん

• 《梁りょう书卷まき二に·本ほん纪第二に》
• 《梁りょう书卷五ご十じゅう五ご·列れつ传第四よん十じゅう九きゅう 豫よ章あきら王おう综传》
• 《魏ぎ書しょ卷まき五ご十じゅう九きゅう·列傳れつでん第だい四よん十じゅう七なな》
• 《南みなみ史し卷まき五ご十じゅう三さん· 列れつ传第四よん十じゅう三さん 豫よ章あきら王おう综传》
• 《北きた史し卷まき二に十じゅう九きゅう· 列れつ传第十じゅう七なな 萧赞传》

注ちゅう释

中国ちゅうごく爵位しゃくい
新しん頭あたま銜 梁りょう武たけし帝みかど始はじめ封ふう	南朝なんちょう · 梁はり豫よ章あきら郡ぐん王おう 504年ねん8月がつ15日にち — 525年ねん7月がつ12日にち	空そら缺かけ 下した一位持有相同頭銜者： 梁りょう豫よ章あきら安王やすおう萧欢