薛季宣せん

薛季宣せん（1134年ねん—1173年ねん），字じ士し龍りゅう，號ごう艮齋ごんさい，永えい嘉よしみ（今いま浙江せっこう溫州うんしゅう）人にん。南みなみ宋そう哲學てつがく家か。

生平おいだいら

祖父そふ薛強立りつ，曾任江こう寧やすし府ふ（今いま南京なんきん）觀察かんさつ推官。薛徽言げん之子ゆきこ。幼年ようねん父母ちちはは雙そう亡ほろび，隨ずい伯父おじ薛弼宦遊四方しほう，薛弼曾任岳たけ飛ひ參謀さんぼう官かん，薛季宣せん喜き歡聽岳だけ飛とべ、韓かん世よ忠ただし用兵ようへい事ごと。十じゅう七なな歲さい從したがえ荊南帥そち孫まご汝なんじ翼つばさ聘為書寫しょしゃ機宜きぎ文字もじ。後ご從したがえ程ほど頤弟子でし袁溉學がく。紹興しょうこう三さん十じゅう年ねん（1160年ねん）以伯父ちち蔭かげ出で任にん鄂州武たけ昌あきら（今こん湖北こほく鄂城縣けん）縣令けんれい，樞くるる密使みっし王おう炎えん薦こも為ため大だい理り寺てら主ぬし簿ぼ。乾いぬい道どう六ろく年ねん（1170年ねん），奉たてまつ命いのち前ぜん往淮西安しーあん撫なで流民りゅうみん。

季き宣せん反はん对空谈义理り，开永嘉よしみ事ごと功こう学派がくは先さき河かわ，學者がくしゃ稱たたえ常つね州しゅう先生せんせい。卒そつ於乾道どう九きゅう年ねん（1173年ねん）。著ちょ有ゆう《古文こぶん周しゅう易えき》十じゅう二に卷かん，《书古文こぶん训》十じゅう六ろく卷かん，《春秋しゅんじゅう经解》十じゅう二に卷かん，《春秋しゅんじゅう旨むね要よう》二に卷かん，《论语少しょう学がく》，《论语直ちょく解かい》，《十国纪年通谱》，《汉兵制せい》，《九州きゅうしゅう图志》及《浪なみ语集》三さん十じゅう五ご卷かん等とう。

延伸えんしん阅读

[编]

《宋そう史ふみ/卷まき434》，出自しゅつじ脱だつ脱だっ《宋そう史ふみ》

參考さんこう書目しょもく

• 陳ちん傅でん良りょう：《薛季宣せん行狀ぎょうじょう》