馬うま武たけし (東ひがし漢かん)

馬うま武たけし（?—61年ねん），字じ子こ張ちょう，南陽なんよう郡ぐん湖陽こよう（今いま河南かなん唐から河かわ湖陽こよう鎮）人にん，東ひがし漢かん“雲くも台だい二に十じゅう八はち將しょう”之の一いち。

生平おいだいら

年少ねんしょう時じ避仇家か，寓居ぐうきょ江夏えなつ。王おう莽末すえ年ねん，竟陵、西にし阳三さん老ろう起おこり兵へい于，马武前ぜん往投奔，后きさき改あらため投とう綠林りょくりん軍ぐん。更始こうし帝みかど即位そくい，官かん拜はい侍さむらい郎ろう。与あずか刘秀等とう擊破げきは王おう尋ひろ有功ゆうこう，拜はい为振ふ威い将はた军，与あずか尚なお书令谢躬共同きょうどう攻おさむ打だ王おう郎ろう。刘秀攻おさむ拔邯郸，请谢躬、马武等とう置おけ酒さけ高だか会かい。刘秀与あずか马武登とう上じょう丛台畅谈，马武遂とげ有ゆう归附之の心しん。谢躬被ひ吴汉杀死，马武跑到射しゃ犬いぬ归附刘秀，刘秀大喜だいぎ，命いのち其统领谢躬旧部ぶ。

光武みつたけ时期

東ひがし漢かん建立こんりゅう後ご，任にん捕虜ほりょ將軍しょうぐん，封ふう楊虛侯こう。建たて武たけし六ろく年ねん（30年ねん）夏なつ，击敗隗嚣。建たて武たけし十じゅう三さん年ねん（37年ねん），封ふう鄃侯。馬うま武たけし嗜酒敢言，《后きさき汉书·马武列れつ传》写うつし“时醉在ざい御前ごぜん面めん折おり同列どうれつ，言げん其短长，无所避忌。帝みかど故こ纵之，以为笑わらい乐。”

建たて武たけし二に十じゅう四よん年ねん，武たけ陵りょう武たけ溪けい蛮暴动，派は馬うま援率りつ领马武たけ、耿舒等とう人じん率りつ四よん万まん人にん远征武たけ陵りょう，马援病死びょうし遠征えんせい途中とちゅう，武たけ溪けい蠻已投降とうこう。梁りょう松まつ向むかい漢かん光武みつたけ帝みかど告つげ狀じょう，說せつ馬ば援不但ただし指揮しき作戰さくせん犯はん了りょう錯誤さくご，還かえ私わたし下か搜さがせ刮大批珍ちん珠たま。马武也说馬ば援確曾運回かい過か一いち車くるま珍めずらし稀まれ之の物もの。永なが平ひらた元年がんねん（58年ねん），以马武たけ为捕虏将军，中ちゅう郎ろう将しょう王おう丰为副将ふくしょう，与あずか窦固、陈欣，率りつ4萬まん大軍たいぐん前まえ去さ平定へいてい羌族，追つい击到东、西にし邯（今いま青海あおみ化か隆たかし回かい族ぞく自治じち县南みなみ），斩首四よん千せん六ろく百ひゃく级，俘一千せん六ろく百ひゃく人にん。永なが平ひらた四よん年ねん（61年ねん）去さ世よ。