樓ろう玄げん

樓ろう玄げん（？—?），字じ承うけたまわ先さき。東ひがし吳くれ沛郡蘄（今いま安徽あんき省しょう宿やど州しゅう市し）人にん。

吳ご景けい帝みかど孫まご休きゅう在位ざいい時じ，時任ときとう為ため監かん農のう御ご史し。孫まご皓あきら即位そくい，與あずか王おう蕃しげる、郭かく逴、萬まん彧為ため散ち騎き中ちゅう常つね侍さむらい，出で為ため會かい稽郡太守たいしゅ，入にゅう為ため大だい司つかさ農みのり。

後來こうらい提ひさげ拔為宮下みやげ鎮禁中ちゅう候こう，主しゅ殿中でんちゅう事ごと。因いん與あずか賀が邵直言ちょくげん極ごく諫，流ながれ放ひ廣州こうしゅう。在ざい那な秘密ひみつ找到了りょう虞おそれ翻こぼし的てき故こ宅たく，參觀さんかん過か後ご，觸感しょっかん傷きず情じょう。

不ふ久ひさ孫まご皓あきら命いのち樓ろう玄げん到いた交趾將しょう張ちょう弈處しょ效力こうりょく，並なみ暗くら令れい張ちょう弈殺之の。張ちょう弈見樓ろう玄げん勤勉きんべん，不ふ忍にん殺ころせ之これ。張ちょう弈死後ご，屍體したい由よし樓ろう玄げん收斂しゅうれん。當とう看み到いた孫まご皓あきら所しょ下か詔書しょうしょ後ご，自殺じさつ。天てん冊さつ元年がんねん（275年ねん），子孫しそん被ひ誅。

留とめ有名ゆうめい字じ的てき兒じ子こ僅有樓ろう據よりどころ，但ただし隨ずい其父到いた交趾後先あとさき病びょう逝。

參考さんこう文獻ぶんけん

• 《三國志さんごくし·吳ご志こころざし二に十じゅう·樓ろう玄げん賀が邵傳》

延伸えんしん閱讀

[編へん]

《三國志さんごくし·卷まき65》，出自しゅつじ陳ちん壽ひさし《三國志さんごくし》