陈梦雷かみなり

陈梦雷かみなり（1650年ねん—1741年ねん），字じ则震，号ごう省しょう斋，因いん康かん熙帝賜たまもの聯れん「松まつ高だか枝葉えだは茂しげる，鶴つる老ろう羽毛うもう新しん。」故こ晚ばん号ごう松まつ鹤老人じん。福建ふっけん侯ほう官かん县（今こん屬ぞく福ふく州しゅう市し）人にん。清朝せいちょう学者がくしゃ，康かん熙九きゅう年ねん進士しんし，「讀書どくしょ五ご十じゅう載の」、「涉獵しょうりょう萬まん餘よ卷かん」，康かん熙四十じゅう年ねん（1701年ねん）受康熙帝委い托たく，编纂《古今ここん图书集成しゅうせい》，历四よん年ねん半はん而成。

陳ちん夢ゆめ雷かみなり
大だい清きよし翰林院かんりんいん侍讀じどく
籍せき貫ぬき	福建ふっけん侯ほう官かん縣けん
族ぞく裔	漢かん族ぞく
字じ號ごう	字じ则震，号ごう省しょう斋，晚ばん号ごう松まつ鹤老人じん
出生しゅっしょう	順治じゅんじ七なな年ねん（1650年ねん） 大だい清きよし福建ふっけん省しょう福ふく州しゅう府ふ侯ほう官かん縣けん
逝世	乾いぬい隆たかし六ろく年ねん（1741年ねん） 黑龍江こくりゅうこう将しょう军齊ひとし齊ひとし哈爾副ふく都みやこ統みつる辖地卜ぼく魁さきがけ
出身しゅっしん
康かん熙九年庚戌科進士出身
著作ちょさく
《古今ここん图书集成しゅうせい》（纂）

生平おいだいら

康かん熙九きゅう年ねん（1670年ねん）考こう中ちゅう庚かのえ戌いぬ科か二に甲かぶと進士しんし，選せん庶吉士し，散ち館かん授編修へんしゅう。康かん熙十じゅう二に年ねん（1673年ねん）回かい乡省亲，恰逢三さん藩はん之の乱みだれ爆發ばくはつ，陷おちい于耿精忠ただし叛军之の中なか。陈梦雷かみなり原ばら与あずか李り光ひかり地ち为同省どうしょう籍せき同どう榜的好こう友とも，陈遂与あずか李り光ひかり地合じあい署しょ一いち道上みちがみ疏，透過とうか福建ふっけん籍せき的てき大臣だいじん富とみ鴻おおとり基もと，向こう朝廷ちょうてい说明情じょう况，表示ひょうじ忠心ちゅうしん，不ふ料りょう李り光ひかり地ち删去陈之名めい，单独以蜡丸まる上じょう疏求功こう。

康かん熙十じゅう五ご年ねん（1676年ねん）九きゅう月がつ，清しん兵へい由ゆかり仙せん霞かすみ關せき入にゅう福建ふっけん，耿精忠ちゅう投降とうこう。李り光ひかり地ち青雲せいうん直上ちょくじょう，康かん熙十じゅう七なな年ねん（1678年ねん），陈梦雷かみなり受耿黨とう徐じょ鴻ひろし弼的てき誣告ぶこく，誤あやま會かい為ため「行くだり賊ぞく偽にせ命いのち」的てき陳ちん昉，被ひ控ひかえ「附ふ逆ぎゃく」罪つみ逮捕たいほ入獄にゅうごく論ろん斬き。

陳ちん夢ゆめ雷かみなり入獄にゅうごく後ご，曾一再要求李光地為他作證辨誣，但ただし李り光ひかり地ち一いち直ちょく保持ほじ沉默；直ちょく到いた康かん熙十じゅう九きゅう年ねん（1680年ねん），他た才ざい為ため陳ひね夢ゆめ雷かみなり「代だい具ぐ一いち疏」，但ただし對たい陳ひね夢ゆめ雷かみなり在ざい福ふく州しゅう密みつ圖ず內應及同謀はかりごと請兵之の事こと，一語いちご不ふ及。陳ちん夢ゆめ雷かみなり自じ是ぜ憎にく恨李光こう地ち，七なな月がつ寫うつし《告つげ都と城しろ隍文ぶん》，罵ののし他た是ぜ「欺君負ふ友とも」之の徒と，還かえ寫うつし了りょう《與あずか李り安あん溪けい絕交ぜっこう書しょ》（又また稱たたえ《與あずか李り光ひかり地ち絕交ぜっこう書しょ》）：“夫おっと忘德不ふ酬むくい，视危不ふ救すくえ，鄙ひな士し类然，无足深ふか责；乃若悔从前之まえの妄，护已往之尤ゆう，忌き共ども事ごと之の分ぶん功こう，肆下石せき以灭口こう，君子くんし可か逝不可ふか陷おちい，其谁能のう堪こらえ此也？……向こう使つかい与あずか年とし兄けい非ひ同年どうねん、同どう里さと、同どう官かん，议论不ふ相あい投なげ，性情せいじょう不ふ相あい信しんじ，未必みひつ决裂至いたり此！回かい思おもえ十じゅう载襟期き，恍とぼけ如下梦，人生じんせい不幸ふこう，宁有是ぜ哉？”。後こう經けい刑部おさかべ尚書しょうしょ徐じょ乾いぬい學まなぶ的てき援助えんじょ，改あらため流りゅう放ひ奉天ほうてん府ふ尚なお陽ひ堡。

康かん熙三さん十じゅう七なな年ねん（1698年ねん）康かん熙皇帝こうてい東ひがし巡じゅん，得とく以放还，侍さむらい奉たてまつ皇すめらぎ三さん子し誠まこと親王しんのう胤たね祉讀書どくしょ。陳ちん夢ゆめ雷かみなり把わ書齋しょさい改あらため為ため「松まつ鶴山つるやま房ぼう」，自稱じしょう「松まつ鶴づる老人ろうじん」。後こう陈虽屡次るじ弹劾李り光ひかり地ち，但ただし因よし李り权势显赫，终不了りょう了りょう之これ。

在ざい這段優ゆう遊ゆう的てき歲月さいげつ裡うら，康かん熙四十じゅう年ねん十じゅう月がつ開始かいし編纂へんさん《圖書としょ彙編》一いち書しょ，陳ちん夢ゆめ雷かみなり根據こんきょ「協きょう一堂いちどう」藏書ぞうしょ和わ自己じこ家藏かぞう典籍てんせき一いち萬まん五ご千せん餘よ卷かん，進行しんこう分類ぶんるい編輯へんしゅう，經過けいか五ご年ねん（1701年ねん－1705年ねん）「目め營手檢けん，無む間あいだ晨夕」，到いた康かん熙四十じゅう四よん年ねん（1705年ねん）五ご月がつ，編成へんせい《古今ここん圖書としょ集成しゅうせい》。全書ぜんしょ一いち萬まん卷かん，目錄もくろく四よん十じゅう卷かん，共きょう一いち億おく六ろく千せん萬まん字じ。全書ぜんしょ分ぶん歷象れきしょう、方ほう輿こし、明あかり論ろん、博物はくぶつ、理學りがく、經濟けいざい等とう六ろく編へん，每まい編へん再さい分ぶん若干じゃっかん典てん，共きょう三さん十じゅう六ろく典てん，每まい典てん又また分ぶん若干じゃっかん部ぶ，總計そうけい6109部ぶ。內容繁多はんた，分類ぶんるい明晰めいせき，康かん熙四十じゅう五ご年ねん四よん月がつ完成かんせい初稿しょこう，康かん熙御覽ごらん後ご改あらため賜たまもの書名しょめい《古今ここん圖書としょ集成しゅうせい》。但ただし一いち直ちょく搁置，直ちょく到いた雍正帝みかど即位そくい，命いのち蔣廷錫すず重じゅう修おさむ，并刪去陈梦雷かみなり的てき名字みょうじ。1934年ねん中ちゅう华书局きょく影印本えいいんぼん才ざい将はた陈梦雷かみなり的てき名字みょうじ署しょ上じょう。

張ちょう廷玉評價ひょうか說せつ：「自じ有ゆう書契しょけい以來いらい，以一書しょ貫ぬき串くし古今ここん，包つつみ羅ら萬有ばんゆう，未み有ゆう如我朝あさ《古今ここん圖書としょ集成しゅうせい》者しゃ。」陳ちん夢ゆめ雷かみなり在ざい《松まつ鶴山つるやま房ぼう集しゅう》卷まき二に「進すすむ彙編啟けい」提ひさげ到いた這部大書たいしょ「凡在六ろく合ごう之の內，鉅細畢舉，其在十じゅう三さん經けい、二に十じゅう一いち史し者もの，隻せき字じ不ふ遺のこ；其在稗史はいし集しゅう者しゃ，亦また只ただ刪一二に」。

康かん熙六ろく十じゅう一いち年ねん（1722年ねん），康かん熙帝逝世，誠まこと親王しんのう胤たね祉失しつ勢ぜい，陈因曾侍读胤たね祉，雍正元年がんねん（1723年ねん）一いち月がつ，陳ちん夢ゆめ雷かみなり和わ兩個りゃんこ兒じ子こ再さい次つぎ被ひ雍正帝みかど發はつ配はい黑龍江こくりゅうこう，這時他た已やめ是ぜ高齡こうれい七なな十じゅう四よん的てき老人ろうじん了りょう，又また頑強がんきょう地ち度ど過か十じゅう八はち年ねん的てき歲月さいげつ。乾いぬい隆たかし六ろく年ねん（1741年ねん），病やまい逝於戍所，終年しゅうねん九きゅう十じゅう二に歲さい。

参考さんこう文献ぶんけん

• 王おう鍾翰：《陳ちん夢ゆめ雷かみなり與あずか李り光ひかり地ち絕交ぜっこう書しょ》