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小沢 潔(おざわ きよし、1927年8月1日 - 2014年10月15日)は、日本の政治家。
衆議院議員(7期)、国土庁長官(第26代)、北海道開発庁長官(第62代)、沖縄開発庁長官(第31代)等を歴任した。勲章は勲一等旭日大綬章。
元自由民主党衆議院議員の清水清一朗は女婿。
東京府北多摩郡谷保村(現:国立市)生まれ。旧制東京都立第十九中学校(現:東京都立国立高等学校)卒業。
1952年、国立町議会議員に当選[1]。1967年、国立町の市制施行により国立市議会議員となり、1969年には東京都議会に当選[1]。3期務めた。
1979年、第35回衆議院議員総選挙に旧東京7区から自由民主党公認で出馬し、初当選[2]。以後連続当選7回(当選同期に佐藤信二・保利耕輔・畑英次郎・麻生太郎・白川勝彦・岸田文武・丹羽雄哉・亀井静香・吹田愰・宮下創平・船田元など)。
1994年、自社さ連立政権の村山内閣に国土庁長官として初入閣。翌1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生し、非常災害特別本部長に就任。1月20日、小里貞利が震災対策担当大臣に任命されたため、小里が務めていた北海道開発庁長官・沖縄開発庁長官を小沢が兼務した。
1996年、小選挙区比例代表並立制導入後初めて実施された第41回衆議院議員総選挙では東京21区から出馬し、民主党の山本譲司に小選挙区で敗れるが、重複立候補していた比例東京ブロックで復活し、7回目の当選を果たした。1999年、小沢の選挙事務所に右翼団体のトラックが突っ込む事件が発生。
2000年の第42回衆議院議員総選挙には出馬せず、政界を引退。同年、勲一等旭日大綬章受章[3]。
2014年10月15日、老衰のため死去[4]。87歳没。叙正三位[5]。
衆議院科学技術委員長 |
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衆議院地方行政委員長 |
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統合前 |
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統合後 | |
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2001年、運輸大臣、建設大臣、国務大臣国土庁長官は国土交通大臣に統合された。長官は国務大臣としての長官を表記。 |
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沖縄開発庁長官 | |
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沖縄及び北方対策担当大臣 | |
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全般 | |
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