巣立ってくれたのは何
楽しいと
感じる
好きなことは
何だったのだろう?
書くと
恥ずかしい。
若気の
至りっぽいことが
多い。
アタマが
弱い
若い
女の
子にありがちな、そういう
女子だった。
若いのだから
仕方ない。
どんなことが
楽しかったか、
一つ
一つ
列挙しようと
思ったが、
恥ずかし
過ぎて
出来ない。
その
頃と
同じことを
今、しても
楽しいかといえば、そうでもない。
若さを
楽しむ
年齢が
過ぎた。
仕事は
楽しかったか?
否。
辛かった。が、わりと
平気だった。
ではあるが、
社会を
知り、
表面的な
浅いところから
少し
奥深くに
行ったかも。
貴重な
経験をした。
キンキラした、ゴージャスな
遊びの
世界にも
行こうと
思えば
行けたのに、
行かなかった。
わたしの
母も、
交友関係は、
派手な
華やかさとは
真逆の、とても
地味な
真面目な
人と
親しくしていた。
ド
派手ケバケバは
嫌いなんだろう。
自然ネイチャー
素朴派。
わたしは、
中途半端だ。
読書したり、
何かに
夢中になって
研究したり、のめり
込んだりもせず、
何もせずに
今日に
至る。
これからもその
延長上にあるだろう。
幸福な
結婚をして(これだけブログで
愚痴ってはいるものの、
不満は
幹ではなく
枝部分)
子供に
恵まれ、そして
無事、
巣立ってくれたのは
何よりだ。
今は
趣味も
見つかり、
楽しんでいる。
あとは、
静かに
老いていくだけ。
そう
書くとミもフタもないが、よくよく
考えてみると、
充実した
幸せな
時間だった。
十分楽しませてもらった。
今となれば、これ
以上望むものはない。
なんて、もうすぐ
死ぬ
人みたいなことを
言っている。
でも
楽しい
毎日だ。
「
楽しい」にも
温度が
人よりも
低いかも
知れない。
出る
杭は
打たれる。だから、
出ないで
土の
下。
地下から
世の
中を
見る。
それにしても、、、
映画に
話をもどす。
認知症をテーマにした
映画は
観たくない。
老いと
対峙するものも
重い。
役所広司が
先日、カンヌ
映画祭で
最優秀男優賞を
取った
作品が
観たい。
彼が、「どんな
時が
一番楽しいですか?」とインタビューを
受け、
答えていた。
「
何も
予定のないお
休みの
日に、
今日は
何をしようと、
考えて、1
日が
終わる、というのがとても
楽しいと
思います」
この
答え、
頷いた。
わたしと
全く
同じだ。
違いは、
偉業を
成したか、
全然何もしてないか、そこだ。
そして、
忙しい
真っ
最中の
役所広司が、スケジュールが
空いた
日が
無さそうなこと。
まるっきりわたしとは
真逆だが、
得られた
幸福感が
同じなら、
結果良ければ
全て
良し。
わたしは、
一市民なので
褒められることもないが
咎められることもない。
わたしが
楽しく、
周りにも
影響も
与えてないが、
迷惑もかけていないから
良い。
普通の
凡人が
得られる
最大の
喜びかなと、
一人でニヤニヤ、ニコニコしている。
Posted by lieghdgy at 16:21│
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