令れい和わ6年ねん4月がつ17日にち

特集とくしゅう「和かず-文化ぶんかと芸能げいのう-」

我わが国くにには多様たような文化ぶんかが存在そんざいします。文化ぶんかの発達はったつは国土こくどやその土地とちに住すまう人々ひとびとの生活せいかつに根ねざした様式ようしきから育はぐくまれます。大おおきくは一いち年ねんの中なかで催もよおされる年中ねんじゅう行事ぎょうじや一生いっしょうの節目ふしめ々々で行おこなわれる人生じんせい儀礼ぎれいなど、小ちいさくは日常にちじょうの生活せいかつでの振ふる舞まいや衣食住いしょくじゅうなど。また茶道さどうや華道かどうなどの稽古事けいこごと、そして四季しきの変化へんかあわせた催事さいじなど。
こうした文化ぶんかの一ひとつである芸能げいのうは、かつて日常にちじょうから離はなれた祭礼さいれいといったハレの席せきで催もよおされる機会きかいが多おおくありました。ハレの世界せかいは人々ひとびとが日々ひびの暮くらしを一時いちじ的てきに脱却だっきゃくして歌うたい舞まい踊おどったり、非ひ日常にちじょうを味あじわう場ばでもありました。これは旅たびにも同おなじことが言いえ、長期ちょうきの旅行りょこうとなった伊勢いせ詣まいをはじめとする寺社じしゃ参詣さんけいなども人々ひとびとを惹ひきつけました。
今回こんかいはこうしたわが国くにに息いきづく文化ぶんかや芸能げいのうを絵画かいがや実際じっさいに使用しようされていた道具どうぐなどを交まじえて紹介しょうかいします。