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甲斐克則『尊厳死と刑法――医事刑法研究 第2巻』
『尊厳死と刑法――医事刑法研究 第2巻』
甲斐 克則 20040710 成文堂,297p.
■甲斐 克則 20040710 『尊厳死と刑法――医事刑法研究 第2巻』,成文堂,297p. ISBN:4-7923-1651-0 2940 [amazon]/[kinokuniya]/[kinokuniya]/[bk1] ※ et.
■内容説明[bk1]
尊厳死の意義と問題の所在、アメリカ判例法における「尊厳死」論のさらなる展開、末期医療と延命拒否、ドイツ法における「尊厳死」論等、著者が約18年間に亘って書いてきた論文をまとめる。03年刊「安楽死と刑法」の続編。
■目次
序章 尊厳死の意義と問題の所在
第1章 人工延命措置の差控え・中断の問題について―アメリカの判例分析を契機として
第2章 アメリカ判例法における「尊厳死」論のさらなる展開
第3章 末期医療と延命拒否―(西)ドイツおよびアメリカの事例を素材として
第4章 ドイツ法における「尊厳死」論
第5章 続・ドイツ法における「尊厳死」論―ケンプテン事件判決の検討
終章 尊厳死問題の行方
■著者紹介
1954年10月大分県朝地町に生まれる。1977年3月九州大学法学部卒業。1982年3月九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得。1982年4月九州大学法学部助手。1984年4月海上保安大学校専任講師。1987年4月海上保安大学校助教授。1991年4月広島大学法学部助教授。1993年4月広島大学法学部教授。2002年10月法学博士。2004年4月早稲田大学大学院法務研究科教授。現在に至る
■言及
◆立岩 真也 2008 『唯の生』,筑摩書房 文献表