ID／パスワード入力にゅうりょくはもう要いらない！これからのSSOの「新あたらしいカタチ」とは

多様たようなシステム／サービスへのログインが負担ふたんに

　リモートワークが働はたらき方かたの選択肢せんたくしとして当あたり前まえのものになった現在げんざい、アプリケーションやデータにいつでも、どこからでもアクセスできることが業務ぎょうむの重要じゅうよう条件じょうけんになっている。クラウドサービスやオンプレミスシステムを含ふくめたマルチクラウド環境かんきょうを使つかいこなすことが、企業きぎょう・組織そしきの生産せいさん性せい向上こうじょうのポイントといえるだろう。

　マルチクラウド化かを進すすめる際さいは、各かくシステム／サービスへのログインの手間てまをどう削減さくげんするかも同時どうじに考かんがえなくてはならない。この視点してんが抜ぬけると、利用りようするシステム／サービスそれぞれにログインが必要ひつようになりユーザーの負担ふたんが増大ぞうだいしてしまうからだ。ユーザーを管理かんりするIT部門ぶもんにとっても、サービスそれぞれにID／パスワードが存在そんざいしている状態じょうたいはセキュリティー対策たいさく上じょう、管理かんりの煩雑はんざつ化かやパスワードの使つかい回まわしといったリスクが高たかまり、望のぞましくないだろう。

　そこで注目ちゅうもくされているのがシングルサインオン（SSO）である。特定とくていのSSOサービスに1度どログインすれば、そのほかのシステム／サービスへのログイン作業さぎょうが必要ひつようなくなる。現場げんばの利便りべん性せいと組織そしきのセキュリティーの両方りょうほうを高たかめることが可能かのうだ。

　様々さまざまなSSOサービスが登場とうじょうする中なか、サービス選定せんていではどのような点てんを意識いしきすべきなのだろうか。ポイントは多々たたあるが、まずは「SSOサービス自体じたいのログイン方式ほうしき」に注目ちゅうもくしたい。ユーザーの手間てまをできるだけ減へらすとともに、業務ぎょうむの安全あんぜん性せいを高たかめ、IT部門ぶもんの管理かんり負荷ふかも低減ていげんする。

　これを満みたすサービスとして今いま、注目ちゅうもくを集あつめているのが、GMOグローバルサインの「GMOトラスト・ログイン」である。同どうサービスは、新あらたに日本にっぽんコンピュータビジョン（以下いか、JCV）の「JCV Face Login」と連携れんけいし、顔かお認証にんしょうによるパスワードレスログインを実現じつげん。より一層いっそう利便りべん性せいの高たかいSSO環境かんきょうをユーザー企業きぎょうに提供ていきょうしている。

　“GMOトラスト・ログイン+顔かお認証にんしょう技術ぎじゅつ”によってビジネスユーザーが得えられるメリットとは。次つぎページで詳くわしく紹介しょうかいする。