【あさイチ】博多はかた華はな丸まる「7月がつはきゅうり厳禁げんきん」の理由りゆう言いえず大吉だいきちがシビレ切きらし！それでも視聴しちょう者しゃは「ほっこり」

　7月がつ2日にち放送ほうそうの「あさイチ」（NHK）で博多はかた華はな丸まるが言葉ことばに詰つまり、相方あいかたの博多はかた大吉だいきちが“妻つまのように”に助たすけ舟ぶねを出だしたことが話題わだいになっているようだ。

　番組ばんぐみ後半こうはんに放送ほうそうされた「みんな！ゴハンだよ」のコーナーでは、そうめんを使つかった「ビビン麺めん風ふう甘辛あまからあえ麺めん」を料理りょうり研究けんきゅう家かの堤つつみ人美ひとみさんが紹介しょうかい。華はな丸まるは堤つつみさんが調理ちょうりをする隣となりでお手伝てつだいをしていた。盛もり付づけの最後さいごになって、堤つつみさんが華はな丸まる用ように準備じゅんびした麺めんの上うえにごま油あぶらやすりおろしにんにくなどと和あえたきゅうりを載のせようとすると、華はな丸まるが急きゅうに「きゅうり、ちょっと今いま、あの、きゅうり…食たべ…すいません」とモゴモゴ言いいながら頭あたまをペコペコ下さげるしぐさを始はじめたのだ。いつもは明朗めいろう快活かいかつな華はな丸まるがどうしたんだろうかと思おもっていると、アナウンス席せきに座すわっていた大吉だいきちが「ちゃんと言いいなさいよ！」と一喝いっかつ。

　華はな丸まるが「わたくし、お祭まつりの関係かんけいで…」と言いい出だすも、すぐさま大吉だいきちが割わって入はいり「お祭まつりに出でるんで、7月がつはね、ちょっときゅうりがね。しきたりとして食たべられないんで」と説明せつめい。華はな丸まるが大吉だいきちの言葉ことばにかぶせるように「そういうことです、はい」と付つけ足たすと、ゲスト出演しゅつえんしていた松尾まつお諭さとしは「へぇ～」と大おおきな声こえで反応はんのう。大吉だいきちは「ハッキリ言いわないとね。いっつもモゴモゴ言いって」と、相方あいかたの華はな丸まるをしっかり者しゃの妻つまのような口調くちょうでフォローしたのだ。

「ネット上じょうには、まるで夫婦ふうふのような華はな丸まると大吉だいきちのかけ合あいに『ほっこりした』『癒いやされた』といった声こえと同時どうじに、『お祭まつりに出でるからきゅうりが食たべられないってどういうこと？』と首くびをかしげる声こえもあがっているようです。ちなみに華はな丸まるの言いう『祭まつり』とは、福岡ふくおか・博多はかた祇園山ぎおんやま笠かさのこと。7月1日にちから15日にちまで開催かいさいされる博多はかたの夏なつの風物詩ふうぶつしで、華はな丸まるは売うれっ子こで忙いそがしくなった現在げんざいでも、この祭まつりに参加さんかしていることは地元民じもとみんの間あいだでは有名ゆうめいなんです。きゅうりを輪切わぎりにした時ときの切きり口くちの形かたちが、この祭まつりの祭神さいじんである祇園ぎおん神しん（スサオノミコト）のご神かみ紋もんである木瓜ぼけ（ぼけ）の花はなに似にていることから、ご神かみ紋もんを口くちに入いれることは畏おそれ多おおいと、氏子うじこが食たべることを遠慮えんりょしたと言いわれていることから始はじまったしきたりのようです」（女性じょせい誌し記者きしゃ）

　妻つまに頭あたまの上あがらない夫おっとのようだった華はな丸まる。こういった素顔すがおをさらけ出だせるところが視聴しちょう者しゃに安心あんしん感かんを与あたえ、人気にんきに結むすびついていくのだろう。

（津島つしま修子のぶこ）