サクサク読よめて、アプリ限定げんていの機能きのうも多数たすう!
トップへ戻もどる
災害さいがいへの備そなえ
engineering.dena.com
はじめに こんにちは、IT戦略せんりゃく部ぶシステム基盤きばんグループの酒井さかいと申もうします。 システム基盤きばんグループは2023年ねん4月がつにIT基盤きばん部ぶからIT戦略せんりゃく部ぶに所属しょぞく部門ぶもんが代かわり、社内しゃないシステムのインフラやGithubやJira/Confluenceなどの運用うんようを担当たんとうしています。 このタイトルに見覚みおぼえがある方ほうは熱心ねっしんなDeNA Engineering blogの読者どくしゃだと思おもいます。 私わたしの上長じょうちょうが過去かこに同おなじタイトルでblog投稿とうこうをしていました。 まだ見みていない方ほうは今回こんかいの内容ないようとも関連かんれんするため、以下いかからご覧らんください! VPN との終おわりなき戦たたかい 〜怒濤どとうの全社ぜんしゃテレワーク編へん〜 VPN との終おわりなき戦たたかい 〜Cloud Journey 編へん〜 今回こんかいもタイトル通どおりVPNに関かんするお話はなしとなります。 DeNAのリモートワークの状況じょうきょう 本題ほんだいに入はいる前まえに弊社へいしゃのリモートワークの状況じょうきょうをご説明せつめいします。 DeNAではコロナが落おち着ついてからもハイブリッドワークを継つぎ
こんにちは!DeNAでソリューション本部ほんぶクライアントエンジニアリング部ぶモバイルアプリグループに所属しょぞくする早川はやかわ(sokume)です。 先日せんじつ(2024年ねん5月がつ14日にち)、Google I/O 2024がオンライン配信はいしんされました。2019年ねん以降いこう、Google I/Oはオンライン形式けいしきで開催かいさいされていますが、今回こんかいのGoogle I/O 2024にはオフラインの会場かいじょうに参加さんかする招待しょうたいを頂いただき、現地げんちに参加さんかしてきましたので、会場かいじょうの雰囲気ふんいきなどをご報告ほうこくします! Google I/O とは? Google I/O 2024 Googleが開催かいさいする年次ねんじ開発かいはつ者しゃ向むけカンファレンスで、Googleのテクノロジー、製品せいひん、ツールの発表はっぴょうに加くわえて、技術ぎじゅつセッションや展示てんじなどが行おこなわれ、新しん情報じょうほうが共有きょうゆうされる場ばとなっています。今回こんかいは、2024年ねん5月がつ14日にち10:00〜(日本にっぽん時間じかん5月がつ15日にち2:00〜)に基調きちょう講演こうえんが行おこなわれました。 会場かいじょう 会場かいじょうはGoogle
2024.05.14 技術ぎじゅつ記事きじ Cloud Spannerを使つかう大だい規模きぼアプリケーションの負荷ふか試験しけんにおけるアプローチとチューニング by tomohiro.katsukura #loadtest #google-cloud #spanner ゲームサービス事業じぎょう本部ほんぶの勝倉かつくらです。 この投稿とうこうでは、Cloud Spanner を使つかう大だい規模きぼアプリケーション 1 での負荷ふか試験しけんの方法ほうほう論ろんと、チューニング方法ほうほうについて記述きじゅつしています。 前半ぜんはんは、従来じゅうらい的てきな負荷ふか試験しけんの手法しゅほうが抱かかえる課題かだいを整理せいりし、それらを解決かいけつする新あたらしい方法ほうほう論ろんを紹介しょうかいしています。 後半こうはんは、Cloud Spanner で秒びょう間あいだ500万まん超ちょうのクエリ(5M+ QPS)の負荷ふかを捌さばくまでに出でてきたボトルネックの見みつけ方かたと潰つぶし方かたについて紹介しょうかいしています。 1. 負荷ふか試験しけんの悩なやみどころ バックエンドアプリケーションの開発かいはつにおいて、負荷ふか試験しけんは重要じゅうようなチェックポイントになります。 これ
こんにちは、ぎもちんです。 音声おんせいライブ配信はいしんアプリ Voice Pococha の Flutter アプリ開発かいはつをしています。 Voice Pococha では昨年さくねん、 C 言語げんごによる低ていレイヤな音声おんせい処理しょりを行おこなうための音声おんせい基盤きばんを導入どうにゅう・リリースしました。 この記事きじでは、そのような音声おんせい基盤きばんをアプリに導入どうにゅうした背景はいけいや、技術ぎじゅつ選定せんてい、実装じっそう手法しゅほうについてお話はなしします。 音声おんせい基盤きばんとは 音声おんせい基盤きばんとは Voice Pococha アプリで音声おんせい処理しょりを行おこなうためのフレームワークを指さします。 Voice Graph と呼よばれており、カラオケ機能きのう追加ついかに伴ともなって実装じっそう・導入どうにゅうされました。 以下いかの3点てんを主軸しゅじくに、 C 言語げんごで開発かいはつされています Kotlin/Swift との相互そうご運用うんよう 低ひくいメンテナンスコスト 高たかい拡張かくちょう性せいとパフォーマンス カラオケ機能きのう要件ようけん 音声おんせい基盤きばんの説明せつめいをする前まえに、まずは音声おんせい基盤きばんを導入どうにゅうする理由りゆうとなった、カラオケ機能きのうの要件ようけんについて説明せつめいし
2024.02.27 技術ぎじゅつ記事きじ Percona XtraBackup: 高性能こうせいのうDBバックアップツール [DeNA インフラ SRE] by Kohei Okazaki #infra-quality #infra-delivery #stabilization #technical-verification #datastore #portability #pxb #mysql はじめに こんにちは、IT基盤きばん部ぶにてインターンとして活動かつどうしている岡崎おかざきです。現在げんざい、私わたしはパブリッククラウドチーム (以下いか、PCA)に所属しょぞくしており、いくつかの施策しさくに携たずさわっています。 現代げんだいのビジネス環境かんきょうにおいて、クラウドリソースの柔軟じゅうなんな移動いどうと管理かんりは、事業じぎょう継続けいぞく性せいと革新かくしん性せいの両立りょうりつに不可欠ふかけつです。この重要じゅうようなニーズに応こたえるべく、私わたしたちPCAチームでは、クラウドリソースのポータビリティに関かんする総合そうごう的てきな施策しさくを進すすめています。これは、アプリケー
みなさま初はじめまして!だったり、知しっている人ひともいるかもしれませんが初はじめまして! DeNAのデジタルエンタテインメント事業じぎょう部ぶでWeb3担当たんとうしているten3でーす! 本日ほんじつは自分じぶんが開発かいはつ担当たんとうしていた NFTリテラシー検定けんてい リリースということでエンジニアブログ書かかせていただくことになりました! NFTリテラシー検定けんていってなんなんじゃい! みなさん!NFTってご存ぞんじですか? ご存知ぞんじの方ほう、そうでない方ほういらっしゃると思おもいます。 NFTと聴きいてどんなことを想像そうぞうされますでしょう? 名前なまえくらい聞きいたことがある方ほうだと、デジタルアートだとか、デジタルアートの売買ばいばいだとかを想像そうぞうされるかもしれません。 また、Blockchainに詳くわしい方ほうであれば、Blockchainの改竄かいざんに強つよい特徴とくちょうと持続じぞく性せいを利用りようしたデジタル証書しょうしょを想像そうぞうされるかもしれません。 そして、NFT取引とりひきに絡からむ投機とうき性せいだったり、詐欺さぎなどの犯罪はんざいについて想像そうぞうされる方ほうもいらっし
はじめに 初はじめまして、2023年ねんの9月がつから12月がつにかけて、DeNAの就業しゅうぎょう型がたインターンシップに参加さんかした佐藤さとう 創はじめ太ふとしです。 普段ふだんは、大学院だいがくいんでネットワークの研究けんきゅうをしたり、少数しょうすうのチームで受託じゅたく開発かいはつを行おこなったりしています。 突然とつぜんですが、学生がくせいの皆みなさまは以下いかのような点てんに悩なやんだことはありますでしょうか? 強つよいエンジニアになりたいけど、そもそも強つよいエンジニアとは何なにだろう? 私わたしはインターンに参加さんかする前まえ、この点てんについて悩なやみ、どうやってエンジニアとして能力のうりょくを高たかめていけば良よいのかがわかりませんでした。 しかし、インターンで強つよいエンジニアたちと共ともに開発かいはつを行おこなうことで、自分じぶんなりに進すすむ方向ほうこう性せいが見みえてきました。 そこで、私わたしと同おなじような悩なやみを抱かかえる方ほうに向むけて、本ほん記事きじでは以下いかの内容ないようについてお話はなししたいと思おもいます。 インターンに応募おうぼした理由りゆう 業務ぎょうむの概要がいようと働はたらく環境かんきょう インターンを通とおして感かんじた強つよいエンジニアとは 是非ぜひお付つき合あいいただければ幸さいわい
2023.12.15 技術ぎじゅつ記事きじ ALB TargetGroup を切きり替かえて S3 上じょうの静的せいてきページを表示ひょうじする(HaMaMo! ハマスタモバイルオーダーの事例じれい)[DeNA インフラ SRE] by yuto.ota #ydb #hamamo #aws #infrastructure はじめに こんにちは,IT 本部ほんぶ IT 基盤きばん部ぶ第だい一いちグループの大田おおたです. IT 基盤きばん部ぶでは,DeNA のグループ子会社こがいしゃ等とうも含ふくめて横断おうだん的てきに複数ふくすうのサービスのインフラ運用うんようを行おこなっています. 今回こんかいは,横浜よこはまDeNAベイスターズ(以下いか,YDB)の HaMaMo! というサービスについて,IT 基盤きばん部ぶが関かかわっているインフラ部分ぶぶんの構成こうせいについて一部いちぶご紹介しょうかいします. HaMaMo! とは HaMaMo!(ハマスタモバイルオーダー)は、 ハマスタオリジナルフードを、スマホでオーダーして、完成かんせい通知つうちを受信じゅしん後ごに、 受うけ取とりに行いくだけの便利べんりなオーダ
こんにちは、IT戦略せんりゃく部ぶシステム開発かいはつグループ所属しょぞくのyoshiiです。 私わたしは学生がくせい時代じだいひたすら個人こじん開発かいはつをしており、就活しゅうかつもこの活動かつどう一本いっぽんで行おこなってDeNAに入社にゅうしゃしました。 今回こんかいはほとんど個人こじん開発かいはつしか経験けいけんしていなかった私わたしが、研修けんしゅうや実際じっさいの業務ぎょうむの中なかで、チームで働はたらいて失敗しっぱいしたことや成長せいちょうできたことなどをゆるく書かけたらいいなと思おもっています。 誰だれ得とくな記事きじになるかもですが、どうか最後さいごまで読よんでいただけると幸さいわいです。 特とくに読よんで欲ほしい人ひと 趣味しゅみ開発かいはつはやってきたけど、仕事しごとでコード書かいた経験けいけんはなくて不安ふあんな学生がくせいさんに特とくに読よんで欲ほしいと思おもって書かいています。 もちろんそれ以外いがいの人ひとも読よんでいただければ嬉うれしいですが…! 個人こじん開発かいはつに対たいするスタンスとこの会社かいしゃに入はいった決きめ手て 今回こんかいのお話はなしをする前まえに、私わたしがどういうスタンスで趣味しゅみの個人こじん開発かいはつと向むき合あってきたかを説明せつめいしておきます。 私わたしにとって個人こじん開発かいはつをするスタンスは「自分じぶんが面白おもしろければなんでも良よい」し
gem の概要がいよう database_rewinder という gem があります。 これを使つかうとテストケースを実行じっこうするたびに DB の中身なかみが初期しょき化かされて、しかも超ちょう速はやいというすごい gem です。 弊社へいしゃでもヘビーユースさせていただいていたのですが、あるプロダクトの自動じどうテストにおいて適切てきせつにデータが初期しょき化かされないケースがあり、 Flaky test の原因げんいんとなっていました。 今回こんかいご紹介しょうかいする mysql_rewinder は、この問題もんだいを解決かいけつするために database_rewinder の代替だいたいを目指めざして開発かいはつした gem です。 使用しよう例れい Ruby on Rails / RSpec と組くみ合あわせる場合ばあい、以下いかのように利用りようします。 RSpec.configure do |config| # MysqlRewinder の初期しょき設定せってい config.before(:suite) do db_configs = A
こんにちは!@karupaneruraです。 自分じぶんのことはPerlの人ひととして知しってもらっている方ほうが多おおいかと思おもいますが、今回こんかいはJavaの記事きじを書かいてみます。 今回こんかいの記事きじでは、「Apache Beamについて調しらべたけどよくわからなかった」「Apache Beamはなんとなく分わかるような気きがするけどサンプルコードを多少たしょう書かき換かえる範囲はんいから抜ぬけ出だしきれない」「理解りかいをもう一いち歩ほ進すすめて複雑ふくざつなパイプラインも記述きじゅつできるようになりたい」という方ほうに向むけて、どのようにBeam SDKをつかってどのようなことができるのか、その概観がいかんを掴つかんでもらえるようなところを目標もくひょうにしています。 なお、分わかりやすさのために説明せつめいを一部いちぶ端折はしょることで不正確ふせいかくな部分ぶぶんが一部いちぶ出でてくるかと思おもいますが、この概観がいかんを掴つかんだあとに公式こうしきドキュメントを読よむなどして補完ほかん・修正しゅうせいしていただけますと幸さいわいです。 Apache Beamのご紹介しょうかい 特とくにApache Beamを
はじめに はじめまして!2023年ねん9月がつにAIスペシャリストのインターンシップに参加さんかさせていただきました、柳やなぎ( @ynt0485 )と申もうします。普段ふだんは数理すうり最適さいてき化かや機械きかい学習がくしゅう関連かんれんの研究けんきゅうを行おこなっています。 今回こんかいのインターンでは、DeNAが運営うんえいするX(旧きゅうTwitter)アカウントの投稿とうこう文ぶんを自動じどう生成せいせいするというタスクに取とり組くみました。この記事きじでは、どのような工夫くふうによって生成せいせいの精度せいどを上あげることができたのかについて紹介しょうかいします ! 課題かだい内容ないよう 概要がいよう 初はじめに、今回こんかいのタスクの概要がいようについてお話はなしします。 近年きんねんの大だい規模きぼ言語げんごモデルの発展はってんにより、文章ぶんしょうの自動じどう生成せいせいは様々さまざまな分野ぶんやでの活用かつようが期待きたいされています。特とくに、ある分野ぶんやに特とく化かさせた文章ぶんしょうの生成せいせいはクリエイティブの制作せいさくやサービス専用せんようのチャットボットの構築こうちくに利用りようすることが できます。 そのため、今回こんかいは特定とくてい分野ぶんやに特とく化かさせた文章ぶんしょう生成せいせいの1つとして、あるX(旧きゅうTwitter)アカウントの過去かこの投稿とうこう文ぶん
はじめに こんにちは!エンジニアリング室しつの太田おおたです。 DeNA では「DeNA TECH STUDIO」という、世よの中なかの技術ぎじゅつ向上こうじょうに貢献こうけんする勉強べんきょう会かいやイベントを積極せっきょく的てきに支援しえんすることを目的もくてきとし、エンジニアリングに関かんする勉強べんきょう会かいサポートプログラムを運営うんえいしています。 2017年ねん9月がつから始動しどうし、数すう多おおくの勉強べんきょう会かいやイベントをサポートしてきました。今回こんかいはその「DeNA TECH STUDIO」について少すこしお話はなししたいと思おもいます。 DeNA TECH STUDIO とは アウトプットしたい技術ぎじゅつネタがあるけど、 発表はっぴょうするための場所ばしょがない、、、 そもそも準備じゅんびするまでの手間てまがかなり、、、 というようなことが億劫おっくうで、情報じょうほう発信はっしんしたいのにできないことはよくあると思おもいます。 そのような課題かだいを解決かいけつして「外そとにもっと発信はっしんしたい!」というWILLに対たいして、それをより実現じつげんしやすくするための制度せいどとして開始かいししたプログラムです。 DeNAのエ
スクラムチームの構成こうせい 私わたしたちのスクラムチームは以下いかのような構成こうせいで開発かいはつを行おこないました。 開発かいはつ者しゃ 4人にん プロダクトオーナー 2人にん スクラムマスター 1人にん(私わたし) プロダクトオーナーが2人にんというのは通常つうじょうのスクラムで考かんがえるとあまりないのですが、今回こんかいビジネスサイドから参加さんかしたメンバーが通常つうじょう業務ぎょうむとの兼任けんにんだったため、なかなか時間じかんを割さきにくいという特殊とくしゅな事情じじょうもあり、このような体制たいせいをとっていました。 スクラム開発かいはつで起おこった問題もんだい 「スクラムわからん」 これが僕ぼくたちのチームに最初さいしょに立たちはだかった、最大さいだいにして最さい難関なんかんの壁かべでした。 スクラムの講義こうぎやスクラムガイドに目めを通とおしただけではスクラムを理解りかいすることは難むずかしく、何なにを取とり組くむにしても「これはスクラムのやり方かたに則のっとっているのだろうか?」という疑問ぎもんにぶつかってしまい、みんながモヤモヤしているし、物事ものごとも前まえに進すすまないということがスプリント1では起おきていました。 スプリント1のスプリ
2023.08.24 技術ぎじゅつ記事きじ Prometheus, Grafana, Alertmanager 高だか可用性かようせい構成こうせいへの挑戦ちょうせん[DeNA インフラ SRE] by Keijun Kumagai #infrastructure #prometheus #infra-quality #monitoring #stabilization こんにちは!k-jun です。IT基盤きばん部ぶにて大だい規模きぼゲームのインフラに携たずさわっているインフラエンジニアです。この記事きじでは、モニタリングコンポーネントの Prometheus、Grafana、Alertmanager を冗長じょうちょう化かした事例じれいをご紹介しょうかいさせて頂いただきます。 モニタリングとは モニタリングとは、システムやコンポーネントの振ふる舞まいを観察かんさつし出力しゅつりょくをチェックすることです。システムはコンポーネントで構成こうせいされ、各かくコンポーネントの状態じょうたいは絶たえず変化へんかしています。モニタリングとは、この刻一刻こくいっこくと
はじめに こんにちは。インフラエンジニアの松浦まつうらです。 IT 基盤きばん部ぶに所属しょぞくし、全ぜん世界せかい向むけのゲームタイトルのインフラ運用うんようを担当たんとうしています。 先日せんじつあるプロジェクトで Google Kubernetes Engine (以降いこう GKE) でインフラを構築こうちくすることになり、そこで GKE のコスト削減さくげんのために、 ノード 数すう削減さくげんすなわち Pod 集約しゅうやく率りつの向上こうじょう (1台だいのノードで出来できるだけ多おおくの Pod を動うごかす) に取とり組くみました。 今回こんかいはそこで行おこなったことをご紹介しょうかいします。 概要がいよう 今回こんかいのプロジェクトでは、 Kubernetes (以降いこう K8s) の Horizontal Pod Autoscaler 使用しようしてアプリケーション Pod をオートスケールさせます。 このため、スケールアウト・スケールイン後ご (Pod の増減ぞうげんにより クラスタオートスケーラー (以降いこう CA) がノードを増減ぞうげんさせた後のち) でも、Pod 集しゅう
上記じょうきの表ひょうから実際じっさいの稼働かどう率りつは以下いかのようになります。 (式しきが長ながくなるためメトリクス名めいを省略しょうりゃくしています。) ELBxxxのメトリクスはELBの応答おうとうステータス、Targetxxxのメトリクスはターゲット(APIサーバ)の応答おうとうステータスになるので、 それぞれどのステータスもELBとTarget両方りょうほうを合算がっさんする必要ひつようがあります。 $$\mathrm{稼働かどう率りつ} = \frac{ELB3xx + ELB4xx + Target2xx + Target3xx + Target4xx}{ELB3xx + ELB4xx + ELB5xx + Target2xx + Target3xx + Target4xx + Target5xx}$$ このうち、ELB4xx,ELB5xxに含ふくまれているステータスに関かんしては考慮こうりょが必要ひつようなため以下いかで補足ほそくします。 メトリクスについて HTTPCode_ELB_4XX_Count ロードバ
2023.05.16 技術ぎじゅつ記事きじ T 系けい EC2 インスタンスのクレジットが回復かいふくしないので困こまった話はなし [DeNA インフラ SRE] by negimaq #infrastructure #sre #aws #ec2 #cost はじめに こんにちは、IT 本部ほんぶ IT 基盤きばん部ぶ第だい一いちグループの横田よこたです。 私わたしの所属しょぞくする IT 基盤きばん部ぶでは、組織そしき横断おうだん的てきに複数ふくすうのサービスのインフラ運用うんようを行おこなっており、インフラの安定あんてい的てきな稼働かどうやコスト削減さくげんに取とり組くんでいます。 今回こんかいは、DeNA TechCon2023 LIGHTNING TALKS 1 でも発表はっぴょうさせていただいた AWS の EC2 インスタンスにおけるコストコントロールで困こまった事例じれいをご紹介しょうかいします。 T 系けい EC2 インスタンスとは AWS の EC2 インスタンスには、高たかい CPU 使用しよう率りつが持続じぞくしない用途ようとにおいて安やすい料金りょうきんで利用りようできる特徴とくちょうがあるバーストパフォーマンス
こんにちは!!技術ぎじゅつ統括とうかつ部ぶプロダクト開発かいはつ部ぶの畔柳くろやなぎ(くろやなぎ)です!! DeNAでは社内外しゃないがいで多おおくの勉強べんきょう会かいを開催かいさいしており、その中なかでも最近さいきんは特とくに「ハイブリッド勉強べんきょう会かい」の必要ひつよう性せいが増ふえました。 そこで、今回こんかいはDeNAで行おこなっているハイブリッド勉強べんきょう会かいの運用うんようについてご紹介しょうかいします。 なぜハイブリッド勉強べんきょう会かいが必要ひつようか ここ数すう年ねんで働はたらき方かたが多様たよう化かし、DeNAではリモートワークを積極せっきょく的てきに推進すいしんしています。 しかしオフィスで顔かおを合あわせてコミュニケーションを取とる重要じゅうよう性せいなどもあり、自由じゆうに出社しゅっしゃしてコミュニケーションを取とりながら働はたらく「ハイブリッド出社しゅっしゃ」を推奨すいしょうしています。 このような働はたらき方かたの変化へんかを受うけ、勉強べんきょう会かいもハイブリッド形式けいしきが求もとめられるようになりました。 ハイブリッド勉強べんきょう会かいは、オンライン会場かいじょうとオフライン会場かいじょうを用意よういし、互たがいの知識ちしきやスキルを共有きょうゆうする場ばを提供ていきょうします。 このようにハイブリッドで開催かいさいすることで、参加さんか者しゃの働はたらき方かたやライフスタイ
こんにちは。PocochaでRelease Train Engineer(RTE)をしている山下やましたです。 Pocochaでは大だい規模きぼアジャイルフレームワークの一ひとつであるSAFe®を導入どうにゅうしています。 どのような理由りゆうで導入どうにゅうしたのか、どのように導入どうにゅうしたのかについては こちら の記事きじをご覧らん下ください。 SAFe®に興味きょうみを持もっていただけたでしょうか? この記事きじではスクラムやXPをすでに導入どうにゅうしていて大だい規模きぼアジャイルフレームワークSAFe®の導入どうにゅうを検討けんとうしている方ほうを対象たいしょうに、SAFe®の心臓しんぞうと呼よばれているPIプランニングを詳くわしく紹介しょうかいします。 PIプランニングは多数たすうのアジャイルチームが協調きょうちょうし、一ひとつの大おおきな目標もくひょうに向むかって協力きょうりょくするためのSAFe®の一大いちだいイベントです。 この記事きじが私わたしたちと同おなじように異ことなるアジャイルチームのコミュニケーションや作業さぎょうの調整ちょうせいに課題かだいを抱かかえている方ほうの助たすけになれば幸さいわいです。 それではPIプランニングを学まなべ
こんにちは、SWETグループ兼けんPocochaでQAエンジニアを担当たんとうしているkariadです。 Pocochaではよりフロー効率こうりつを高たかめていくため、アジャイル開発かいはつ体制たいせいへの移行いこうを進すすめています。 今回こんかいはその中なかでもテストについて、Pocochaでの取とり組くみについて紹介しょうかいします。 また、PocochaではSAFeという大だい規模きぼアジャイルフレームワークも採用さいようしており、本ほん記事きじでもSAFeの用語ようごが出でてくることがあります。 可能かのうな限かぎり用語ようごがわからなくても意図いとが伝つたわるように書かいていますが、Pocochaで取とり組くむSAFeそのものについては別べつ記事きじにて後日ごじつ紹介しょうかいしたいと思おもいます。 いつテストをするのか? アジャイル開発かいはつでフロー効率こうりつを高たかめていく上うえで考かんがえなくてはいけないのはいつテストをするかです。 従来じゅうらいのPocochaでは開発かいはつ終盤しゅうばんにまとめてQAを実施じっししていました。 このときはバグの件数けんすうもそれなりにあり、仕様しように関かかわる不具合ふぐあいが見み
エンジニアリング室しつのeveresです。 私わたし自身じしんがあまり詳くわしくない技術ぎじゅつ領域りょういきの社内しゃない勉強べんきょう会かい GCloud Monday を2年ねん以上いじょう継続けいぞくして開催かいさいしてきました。 ※ 詳くわしくない=勉強べんきょう会かいで行おこなわれたクイズ大会たいかいで2回かいに1回かいはビリになる程度ていどの詳くわしさ 社内しゃない勉強べんきょう会かいの継続けいぞくに関かんして、大切たいせつだなと気きづいたことがありますのでGCloud Mondayの紹介しょうかいとともに紹介しょうかいします。 これから社内しゃない勉強べんきょう会かいを始はじめようとしている人ひとや、社内しゃない勉強べんきょう会かいを開催かいさいしているけれど思おもってたより重おもいなと感かんじている人ひとのお役やくに立たてば幸さいわいです。 GCloud Mondayとは 隔週かくしゅうの月曜日げつようびに社内しゃないで行おこなわれているGoogle Cloudに関かんする勉強べんきょう会かいです。 DeNAの社内しゃないコミュニティ勉強べんきょう会かいは開催かいさい曜日ようびが勉強べんきょう会かい名めいに入はいることが多おおく、GCloud Mondayもその1つです。 DeNAの社内しゃない勉強べんきょう会かいは会社かいしゃ組織そしきに紐ひもづいた事業じぎょう部ぶ勉強べんきょう会かいと、事業じぎょう部ぶなどを横断おうだんして有志ゆうしが集あつまるコミュニ
2023.02.07 技術ぎじゅつ記事きじ Amazon ElastiCache / Google Cloud Memorystore スペック変更へんこう時じのダウンタイム比較ひかく [DeNA インフラ SRE] by Tomonori Hirata #infrastructure #ElastiCache #Memorystore #AWS #GCP #technical-verification はじめに こんにちは。インフラエンジニアの平田ひらたです。 IT 基盤きばん部ぶに所属しょぞくし、全ぜん世界せかい向むけのゲームタイトルのインフラ運用うんようを担当たんとうしています。 今回こんかいは、マネージドのインメモリキャッシューサービスである Amazon ElastiCache for Redis (以降いこう ElastiCache) と Google Cloud Memorystore for Redis (以降いこう Memorystore) のそれぞれについて、スペッ
こんにちは、技術ぎじゅつ統括とうかつ部ぶセキュリティ部ぶセキュリティ技術ぎじゅつグループの小川おがわです。 今回こんかいは Shibuya.gamesec #2 にて発表はっぴょうした内容ないようについて、ブログ上じょうで紹介しょうかいしていきたいと思おもいます。ゲーム開発かいはつ者しゃの方ほうがどのようなことに気きを付つけて開発かいはつをすると良よいか、参考さんこうになれば幸さいわいです。 DeNA におけるリリース前まえのチート・脆弱ぜいじゃく性せい診断しんだん DeNA ではサービスの新規しんきリリースやアップデートを行おこなう前まえに、セキュリティ部ぶがコードレビュー等とうを含ふくむチート・脆弱ぜいじゃく性せい診断しんだんを行おこなっています。公開こうかいする前まえに「その内容ないようを世よの中なかに出だして安全あんぜんか」を確認かくにんし、危険きけんな箇所かしょがあれば指摘してき、安全あんぜんな状態じょうたいにしてからリリースをしています。 ここでは、このセキュリティチェックで過去かこ発見はっけん・修正しゅうせいした脆弱ぜいじゃく性せいについて集計しゅうけいし、どのような脆弱ぜいじゃく性せいがありがちかに触ふれていきます。集計しゅうけい対象たいしょうはゲームアプリ・サーバーに関かんする脆弱ぜいじゃく性せいに限かぎります。しかし、一般いっぱん的てきな統計とうけい情報じょうほうとして利用りようするた
大小だいしょう合あわせて300ほどのさまざまな特性とくせいをもつサービスが運用うんようされていたDeNAのオンプレミス。2021年ねん4月がつ、DeNAはこのオンプレミスからクラウドへの全ぜん移行いこうを完了かんりょうしました。 2018年ねんからはじまったクラウド移行いこうはどのように成なし遂とげられたのか。また、クラウドへ100%移行いこうした結果けっか「 技術ぎじゅつ広報こうほうとしても、創造そうぞう的てきな仕事しごとを行おこなうことに時間じかんを割さけるようになると嬉うれしいですよね? ではどうやったら良よいのか。 不明ふめい点てんをあらかじめ減へらしておく 例たとえば、エンジニアが自社じしゃのエンジニアブログ記事きじをはじめて書かく時とき、そのエンジニアにとっては執筆しっぴつに関かんして不ふ確実かくじつなことが多おおすぎて、1つ1つの不明ふめい点てんを減へらしていくことに多大ただいな労力ろうりょくが必要ひつようとなります。 また技術ぎじゅつ広報こうほうが技術ぎじゅつカンファレンスのスポンサーについて判断はんだんを行おこなう時ときも、判断はんだんを行おこなう上うえで必要ひつような情報じょうほうや判断はんだん基準きじゅんなど不ふ確実かくじつなことが多おおすぎて、不明ふめい点てんを減へらすことに多大ただいな労力ろうりょくが必要ひつようとなります。 これ
はじめに こんにちは、DeNAのエンジニアリング室しつに所属しょぞくしている本山ほんざんと申もうします。 このブログは、 技術ぎじゅつ広報こうほう Advent Calendar 2022 の1記事きじです。ということで、今回こんかいはタイトルにあります通とおり、技術ぎじゅつカンファレンスで流ながす企業きぎょうのCM動画どうがの制作せいさくについて、「DeNAはこういう作つくり方かたをしています」という制作せいさくの流ながれを簡単かんたんにご紹介しょうかいしたいと思おもいます。自分じぶんでは無意識むいしきにやっていた部分ぶぶんも思おもい出だしながら、言語げんご化かしたので『これから技術ぎじゅつカンファレンスで流ながす企業きぎょうCMを作つくってみたい!』という方ほうの一助いちじょになれば幸さいわいです。すでにこういった制作せいさく業務ぎょうむをされている方ほうにとっては「当あたり前まえ」のことしか書かいていないかも知しれないですが、気きづきや、ご共感きょうかんいただける箇所かしょがあれば嬉うれしいです。 DeNAはどんなCMを流ながしているの? まずは2022年ねんに公開こうかいしたCM動画どうがをいくつかご紹介しょうかいしたいと思おもいます。 iOSDC Japan 2022
はじめに こんにちは。データ本部ほんぶ AI 技術ぎじゅつ開発かいはつ部ぶで nagiss というハンドルネームで活動かつどうしている者ものです。 先日せんじつ行おこなわれた HACK TO THE FUTURE 2023 予選よせん(AtCoder Heuristic Contest 016) において 1 位いを獲得かくとくすることができましたので、その解法かいほうを紹介しょうかいします。 HACK TO THE FUTURE とは HACK TO THE FUTURE は、 フューチャー株式会社かぶしきがいしゃ が AtCoder 上じょうで 2018 年ねんから毎年まいとし開催かいさいしているプログラミングコンテストです。 コンテストでは、問題もんだいがただひとつ出だされます。 参加さんか者しゃは、この問題もんだいに対たいしどれだけ高たかいスコアを獲得かくとくできるプログラムを書かけるかを競きそいます。 (いわゆる"マラソン (ヒューリスティック) 形式けいしき"のコンテストです。) 一昨年いっさくねんまで予選よせんの制限せいげん時間じかんは 8 時じ間あいだでしたが、昨年さくねんからは 1 週間しゅうかん程度ていどの長ながさと
はじめに こんにちは。ソリューション事業じぎょう本部ほんぶゲームアライアンス事業じぎょう部ぶプラットフォーム開発かいはつ部ぶの金川かながわ( @orekyuu )です。 先日せんじつ JJUG CCC 2022 fall で「Fargate上じょうのJVMからCPUを認識にんしきするまで 〜正まさしく認識にんしきされないCPUの謎なぞを追おえ〜」というタイトルで、JVMがコンテナ内ないからどのようにCPU数すうを認識にんしきしているのかを話はなしました。 この記事きじでは発表はっぴょうの内容ないようのまとめと、2022年ねん12月がつ現在げんざいのコードでの違ちがいについて紹介しょうかいします。 直面ちょくめんした課題かだい JavaアプリケーションをECS on Fargateで運用うんようを始はじめるに当あたり1タスクでどれだけの負荷ふかを捌さばけるかのテストを行おこなうために JavaFlightRecorder を使つかって詳細しょうさいなメトリクスを取とっていたところ、G1GCになっていることを期待きたいしていましたが意図いとせずSerial GCが有効ゆうこうになっていることに気付きづきました。 Serial
※ユーザー数すう、ライセンス数すうは検討けんとうした当時とうじの数すう 比較ひかくすると、インフラ担当たんとうとしてはデータセンター版ばんのほうが気軽きがるに移行いこう出来できて良よさそうに見みえますが、新しん機能きのうが充実じゅうじつしているクラウド版ばんはユーザーにとっては魅力みりょく的てきです。 課題かだい管理かんりツールである JIRA (ジラ)も同様どうように移行いこうを検討けんとうしていて、現状げんじょうのサーバー版ばんではAdmin権限けんげんがないとプロジェクトのカスタム項目こうもくやワークフローの設定せってい変更へんこう等とうができないため、ユーザーがカスタマイズしたい場合ばあいはIT戦略せんりゃく部ぶに都度つど依頼いらいする必要ひつようがありました。JIRAクラウド版ばんでは「チーム管理かんり対象たいしょうプロジェクト」を選択せんたくすると、ユーザー側がわでプロジェクトのカスタマイズが可能かのうとなるため、JIRAはクラウド版ばんへ移行いこうすることになり、JIRAとConfluenceを管理かんりする上じょうで、両方りょうほうとも同おなじプラットフォームにあった方ほうが管理かんりしやすいので、Confluenceもクラウド版ばんへ移行いこうすることになりました。 移行いこう検証けんしょう 移うつり
次つぎのページ
このページを最初さいしょにブックマークしてみませんか?
『DeNA Engineering - DeNAエンジニアのポータルサイト』の新着しんちゃくエントリーを見みる
j次つぎのブックマーク
k前まえのブックマーク
lあとで読よむ
eコメント一覧いちらんを開ひらく
oページを開ひらく