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本日ほんじつの午前ごぜん中ちゅうに昨晩さくばんの立花りっか党首とうしゅからの公開こうかい質問しつもん状じょうへの回答かいとう動画どうがへのコメントを投稿とうこうしました。 kawango.hatenablog.com それに対たいして、立花たちばな党首とうしゅはツイッター上じょうで公開こうかい質問しつもんを投稿とうこうしました。 川上かわかみ量りょう生せい様さまへ公開こうかい質問しつもんさせて頂いただきます。 ガーシーの言動げんどうが、恐喝きょうかつというなら、どうして民事みんじや刑事けいじの法的ほうてき手続てつづきを取とらないのでしょうか？ 私わたしの質問しつもんはこれだけです。 直ただちにご回答かいとう下ください。 NHK党とう立花りっか党首とうしゅの公開こうかい質問しつもんへの回答かいとうへのコメントhttps://t.co/LwVH2VWwz3 — 立花たちばな孝志たかし　ＮＨＫ党とう　党首とうしゅ (@tachibanat) 2022年ねん8月がつ13日にち それ以降いこうかなりのやり取とりがあったのですが、いろいろなスレッドに分割ぶんかつされて同時どうじ並行へいこうで議論ぎろんが行おこなわれたため、私わたし自身じしんも何なにを議論ぎろんしているかよく分わからない状況じょうきょうになりました。 立花たちばなさんも同おなじ状況じょうきょうだったと推察すいさつします。 その後ご、立花たちばなさんが以下いかのような投稿とうこうをされ、直接ちょくせつに会あっ

昨日きのうの公開こうかい質問しつもん状じょうに対たいして、早速さっそく、立花たちばな党首とうしゅから動画どうがにして回答かいとうがありましたので、その内容ないようについてコメントします。 www.youtube.com 回答かいとう動画どうがは約やく36分間ふんかんありますが、重複じゅうふくや繰くり返かえし、また、質問しつもんとは関係かんけいない内容ないようも多おおいので重要じゅうようなポイントを抜ぬき出だすと以下いかの４点てんだと思おもいます。 ・　立花たちばな党首とうしゅは、ガーシー（東谷ひがしたに議員ぎいん）が違法いほうな恐喝きょうかつをしているという認識にんしきはない。（6:20〜） ・　50万まん円えんから300万まん円えんの懸賞けんしょう金きんをつけてネタを募集ぼしゅうする（そして暴露ばくろすると宣言せんげんすること）については、もし、川上かわかみ、ドワンゴ、KADOKAWAに後うしろめたいことがなければ何なにも起おこらないのだから恐喝きょうかつにならないというのが立花たちばな党首とうしゅ個人こじんとしての見解けんかい。（8:28〜9:35） ・　 立花たちばな党首とうしゅは国会こっかい議員ぎいんであるガーシーの上司じょうしであり監督かんとく責任せきにんがあることを認みとめた。（30:09〜） ・　もしガーシーが違法いほう行為こういをしていたのなら、謝罪しゃざいをするなり党首とうしゅを辞任じにんするな

立花たちばな孝志たかし　様さま はじめてご連絡れんらくをさせていただきます。株式会社かぶしきがいしゃドワンゴで顧問こもんをやっている川上かわかみ量りょう生なまですが、今回こんかいは個人こじんとして質問しつもん状じょうをお送おくりさせていただいています。 早速さっそくですが、貴き党とうの東谷ひがしたに義和よしかず議員ぎいん（通称つうしょうガーシー）が、7/31の”『死しなばもろとも』ガーシー　出版しゅっぱん記念きねん　ガーシー×箕輪みのわ厚あつし介かい”というYoutube番組ばんぐみにおいて、自分じぶんの親友しんゆうであるFC2の創業そうぎょう者しゃの高橋たかはし理さとし洋ひろし氏しを嵌はめたドワンゴを許ゆるさないとしてドワンゴとKADOKAWAを攻撃こうげきするという発言はつげんを行おこないました。また、「分わけわからん変へんな裁判さいばんで金かねとろうとしやがって」とドワンゴに連絡れんらくしてこいという発言はつげんを行おこないました。 私わたしはたまたま番組ばんぐみを見みていましたので驚おどろいて、人ひとを介かいして、東谷ひがしたに議員ぎいんに連絡れんらくを取とったところ、高橋たかはし理さとし洋ひろし氏しと話はなしてほしい。できれば和解わかいしてほしいと言いわれました。 その後ごに高橋たかはし理さとし洋ひろし氏しとLINEで電話でんわをしたところ、高橋たかはし氏しが私わたしに希望きぼうされている条件じょうけんは二ふたつありました。 一いち、警

（８／11 改あらためて書かき直なおして分わかりやすくしました。髙橋氏しの２番目ばんめの動画どうがについてもコメントしています。） 前回ぜんかいの記事きじで、FC2髙橋氏しからどういう要求ようきゅうをされるかについて書かいた。 kawango.hatenablog.com これに対たいする反論はんろんとして髙橋氏しが動画どうがをアップロードした。 www.youtube.com www.youtube.com 詳くわしくは髙橋氏しの動画どうがを見みてもらいたいが、かいつまむと髙橋氏しは二に本ほんの動画どうがで以下いかのようなことを主張しゅちょうしている。 ・　ドワンゴの川上かわかみさんが、都合つごうのいいことばかりいって、真実しんじつを捻ねじ曲まげている。 ・　ブロマガはFC2の方ほうが先さきに初はじめて商標しょうひょうを持もっていたのにFC2の商標しょうひょうの取とり方かたが不味まずくて、後ごから始はじめたドワンゴに横取よこどりされた。 ・　FC2も脱法だつほうというのならニコ動どうも脱法だつほうサービスである。 ・　著作ちょさく権けんについてはFC2はデジタルミレニアム法ほうを守まもっている。 以下いか、髙橋氏しへの公開こうかいメールと

ネットでは定期ていき的てきに西村にしむら博之ひろゆき氏しが、過去かこの賠償金ばいしょうきんを踏ふみ倒たおしたことと、それが理由りゆうでパリに逃亡とうぼうしているという説せつが流ながれる。 このことについて現在げんざいもガーシーがひろゆきのことの同おなじ穴あなのむじなだと批判ひはんしている。 www.sponichi.co.jp またN国こく党とうの立花りっか党首とうしゅもひろゆきの賠償金ばいしょうきんを支払しはらわないためにパリへ逃亡とうぼうしていると批判ひはんをおこなっている。 この件けんについては、僕ぼく自身じしんも実際じっさいのところを一番いちばんよく知しっている人間にんげんの一人ひとりだと思おもうので、この機会きかいに、ひろゆきの賠償金ばいしょうきん未払みはらいとは本当ほんとうは一体いったいどういうことだったのかを書かいてみようと思おもう。おそらく、世よの中なかにまだ出でてないことも書かく。 まず、これはひろゆき自身じしんも書かいていることだが、パリに住すんでいることと賠償金ばいしょうきん未払みはらいというのは全まったく関係かんけいない。 ひろゆきがパリへ移住いじゅうしたのは、賠償金ばいしょうきんの支払しはらう義務ぎむが時効じこうにより消滅しょうめつしてから後のちだ。ひろゆきは現在げんざいも年としに数すう回かいか日本にっぽんに帰かえってきている。もちろん日本にっぽんに帰き

ひろゆき氏しがガーシーとFC高橋たかはし氏しを批判ひはんしたことが話題わだいになっている。 www.tokyo-sports.co.jp これに対たいして、ガーシーと彼かれの親友しんゆうのFC2高橋たかはし氏しが、突然とつぜん、ひろゆき氏しが攻撃こうげきしてきたのは、ドワンゴ川上かわかみとFC2高橋たかはし氏しの交渉こうしょうが決裂けつれつしたので、川上かわかみ側がわからの仕掛しかけであると主張しゅちょうしている。 これはひろゆき氏しの批判ひはんが的確てきかくな事実じじつであるために、ダメージをできるだけ減へらそうとガーシー側がわがい張いはっているだけだと思おもうので、事実じじつを書かこうと思おもう。 まず、このブログの昔むかしの趣旨しゅしからは外はずれるが、もう面倒めんどうくさいので書かくが、ドワンゴ川上かわかみとは僕ぼくのことだ。 で、僕ぼくとひろゆきは盟友めいゆうではあるが、僕ぼくにはひろゆきのコントロールは不可能ふかのうだ。頼たのんで誰だれかを叩たたいてくれるなんてことはやってくれるわけがない。だいたいニコ動どうの時ときも途中とちゅうからひろゆきの露出ろしゅつが減へって、それまで表ひょうに出でてなかった僕ぼくが記者きしゃ発表はっぴょうとかに出でるようになったのは、ひろゆきが全まったくいう

本日ほんじつ、東京とうきょう地裁ちさいにおいて山本やまもと一郎いちろう氏しから訴うったえられていた裁判さいばんの判決はんけつがあり、無事ぶじ、私わたしが全面ぜんめん的てきに勝訴しょうそしました。 山本やまもと一郎いちろう氏しとの裁判さいばんは、そもそも私わたしが情報じょうほう法制ほうせい研究所けんきゅうじょに対たいして、山本やまもと一郎いちろう氏しのような他人たにんに誹謗ひぼう中傷ちゅうしょうをし、常習じょうしゅう的てきに嘘うそをつく人間にんげんを、ネットの世論せろん誘導ゆうどうのために上席じょうせき研究けんきゅう員いんにしていることについて抗議こうぎをおこなったことがきっかけです。 この抗議こうぎに回答かいとうをしたくないために山本やまもと一郎いちろう氏しが起おこしたのが、本日ほんじつ、判決はんけつが下おりた裁判さいばんであり、山本やまもと一郎いちろう氏しとの一連いちれんの訴訟そしょうはすべてここから始はじまりました。 情報じょうほう法制ほうせい研究所けんきゅうじょは山本やまもと一郎いちろう氏しの言動げんどうは個人こじん的てきなことであるとして関かかわりを否定ひていしている一方いっぽう、今回こんかいの裁判さいばんにおいても補助ほじょ参加さんかという形かたちで山本やまもと一郎いちろう氏し側がわに加くわわっています。 私わたしは山本やまもと一郎いちろう氏しのような人物じんぶつは好このましいとは思おもっていませんが、彼かれのような人間にんげんにも言論げんろんの自由じゆうはあり、存在そんざいを否定ひていしてはいけないとも思おもっています。 しかしながら、情報じょうほう法制ほうせい研究所けんきゅうじょのような政府せいふの政策せいさくに

トランプ大統領だいとうりょうのツイッターアカウントが永久えいきゅうＢＡＮされたというニュースが飛とび込こんでいた。ざっとみたところ、ネット世論せろんではわりと肯定こうてい的てきな意見いけんも多おおいようだ。予想よそう通どおりではあるが、残念ざんねんながら、世よの中なかは言論げんろんのブロッキングは許容きょようする方向ほうこうに進すすんでいる。 漫画まんが村むらの急激きゅうげきな拡大かくだいにはじまる海賊版かいぞくばんサイトのブロッキングの大だい騒動そうどうから、もう、3年ねんほどたった。 多少たしょうはネットのみなさんも冷静れいせいな議論ぎろんはできる・・・とはまったく思おもえないが、あらためてアリバイ活動かつどうの一環いっかんとして、ぼくの主張しゅちょうをぼく自身じしんの手てによって書かき留とめておこうと思おもう。 ３年ねん前まえも最初さいしょに書かいた、そしてみんなにはあまり注目ちゅうもくしてもらえなかった点てんだが、今後こんご、ネットでの言論げんろんの自由じゆうを守まもるために重要じゅうようなのは日本にっぽんにおける「通信つうしんの秘密ひみつ」を守まもることではなく、ネット上じょうの巨大きょだいプラットフォームをどうやって規制きせいするか、ということだ。そっちが社会しゃかい問題もんだいとしては、はるかに大おおきなテーマだ。 「通信つうしんの秘密ひみつ」と

最初さいしょにことわっておきますが、この記事きじはタイトルに「業界ぎょうかい人じんのための」と書かいてありますが、専門せんもん的てきで高度こうどな内容ないようはまったく含ふくんでいません。業界ぎょうかい向むけの記事きじではなく、業界ぎょうかい人じん向むけの記事きじです。 ゲーム業界ぎょうかいじゃなくても、PS5のような時代じだいの節目ふしめとなるような新しん製品せいひんについては、とりあえずちゃんと情報じょうほう押おさえてますよ、というスタンスで振ふる舞まいたいという”業界ぎょうかい”はたくさんあると思おもいます。 この厳きびしいデジタル社会しゃかいをサバイブするためには、PS5を買かわなくても、もしくは買かってるけどやる時間じかんなんかなくても、なにかもっともらしいことを語かたれることが必要ひつようとされます。そして、もっともらしいことを、まわりのだれよりも、いちはやく語かたることが大切たいせつです。 私わたしは、幸さいわいなことにamazonとかオンラインショップの予約よやくはすべて乗のり遅おくれましたが、公式こうしきページでの予よ約やく抽選ちゅうせんには当選とうせんしましたので、昨日きのう届とどきました。ざっと触さわってみた結果けっか、業界ぎょうかい人じんとしては、だいた

ずっと考かんがえているテーマがある。 ぼくは結論けつろんとして人間にんげんの時代じだいは終おわり、AIが世よの中なかを支配しはいする時代じだいが来くると信しんじているのだが、問題もんだいは、それがいつごろに起おこるか、どのような過程かていを経へて、そうなるのか、AIの時代じだいが来くるとして、そこで人間にんげんの影響えいきょうはどこまで残のこせるか、といったところである。 人間にんげんがAIにのっとられる前ぜん段階だんかいとして、決定的けっていてきに重要じゅうようなイベントはなにかというと、それはわりとはっきりしている。人間にんげん同士どうしのコミュニケーションがデジタル化かされることだ。 人間にんげん同士どうしがリアルに出会であって対面たいめんするという行為こういがなくなった時代じだいは、モニターに映うつっている本人ほんにんの映像えいぞうや、スピーカーから聞きこえてくる音声おんせいが、本物ほんものである必要ひつようはなくなる。AIで合成ごうせいできるからだ。まして、メールやチャットなどの文字もじによるコミュニケーションはなおさらだ。 したがって人間にんげんからAIへの歴史れきしの主導しゅどう権けんの移行いこうは、 ①　人間にんげん同士どうしのコミュニケーションがデジタル化か ②　人間にんげんの

サイトブロッキングについては実名じつめいブログで書かくことにしているが、山本やまもと一郎いちろう氏しの一連いちれんのブロッキングまわりのブログ記事きじについてのコメントは、実名じつめいブログには書かかないことにしたい。 理由りゆうは、氏しの行いっているブログの中身なかみは、ブロッキングそのものの議論ぎろんとは、もはや呼よべない、ただの個人こじん攻撃こうげきだからだ。これはむしろネット全体ぜんたいに関かかわるネットでの議論ぎろんを装よそおった中傷ちゅうしょうにどう対応たいおうすべきかという問題もんだいの典型てんけい例れいだろう。 まずは以下いかの記事きじのタイトルを見みてみる。 憲法けんぽう違反いはん「ブロッキング議論ぎろん」を誘発ゆうはつした、クールジャパン機構きこうを巡めぐる官民かんみんの癒着ゆちゃく構造こうぞう いうまでもないことだが、クールジャパン機構きこうとブロッキング議論ぎろんは、なんの関係かんけいもない。 本文ほんぶんを読よんで見みると、なにか、結むすびつける根拠こんきょがあるかと思おもいきや、ただの人名じんめいとブロッキングとはまったく関係かんけいのない事柄ことがらをつぎつぎと書かいてあるだけで、無理矢理むりやりにこじつけて連想れんそうさせようとしているに過すぎない。 この記事きじは山本やまもと一はじめ

最近さいきん、起おこったいくつかの事件じけんについて思おもうところを書かく。ひとつはHagexさんが亡なくなられた事件じけん。もうひとつは、松本まつもと智さとし津つ夫おっとの死刑しけい執行しっこうの件けん。そして結ゆい愛あいちゃんが亡なくなった事件じけんだ。 最初さいしょのふたつの事件じけんには共通きょうつう項こうがある。それは加害かがい者しゃである、いわゆる「低てい脳のう先生せんせい」こと松本まつもと英光ひでみつ容疑ようぎ者しゃにしろ、麻原あさはら彰晃しょうこうこと松本まつもと智さとし津つ夫おっと元もと死刑しけい囚しゅうにしろ、彼かれらの行動こうどうに弁護べんごの余地よちがほとんどないことだ。 そして、両りょう事件じけんとも被害ひがい者しゃには、ほとんど落おち度どがなく、理不尽りふじんな犠牲ぎせい者しゃでしかなかった。殺ころされた被害ひがい者しゃのまわりに残のこされた人ひとたちの悲かなしさ、悔くやしさは、どれほどなのかを考かんがえると、胸むねが苦くるしくなる。 このふたつの出来事できごとのあと、ネットでいろいろ議論ぎろんが起おこった。ぼくも若干じゃっかん巻まき込こまれた。 簡単かんたんにいうと、「松本まつもと英光ひでみつ」にしても「松本まつもと智さとし津つ夫おっと」にしても、彼かれらが凶行きょうこうに及およんだことには理由りゆうがあるという指摘してきがいくつか現あらわれたことと、それに対たいする大だい反発はんぱつである。 「低てい脳のう先生せんせい」につ

ここ数すう年ねん、だれもネットには書かき込こまないが、ネット関係かんけい者しゃが集あつまるとよく話題わだいになるテーマがある。「山本やまもと一郎いちろうをどう思おもうか？」 ぼくは山本やまもと一郎いちろう（敬称けいしょう略りゃく）こそ、ネット社会しゃかいが抱かかえる根本こんぽん的てきな問題もんだいを象徴しょうちょうする存在そんざいだと思おもっていて、いろんなひとに、山本やまもと一郎いちろうという現象げんしょうは重要じゅうようだ。研究けんきゅうテーマにすべきだと主張しゅちょうしているのだが、同意どういするひとは多おおくても、だれも怖こわがって手てを出だしたがらない。 でも、山本やまもと一郎いちろうについて語かたらないで、現代げんだいのネットでなにを語かたるんだと、ぼくなんかは思おもうわけだ。 なぜ、山本やまもと一郎いちろうが重要じゅうようなのか。それを議論ぎろんするまえに、現在げんざいのネットの状況じょうきょうを整理せいりしよう。 この１０年間ねんかんでネットが社会しゃかいに与あたえる影響えいきょうはとても大おおきくなった。テレビの話題わだいはネット発はつのものが多おおくなった。ネットで有名ゆうめいになった人ひとがテレビにレギュラー出演しゅつえんするようになり、逆ぎゃくにテレビの有名人ゆうめいじんがネットメディアに登場とうじょうするようになった。 にも関かかわらず、有名人ゆうめいじんや専門せんもん家かや社会しゃかい的てきな立場たちばを

大変たいへんに不本意ふほんいなことではあるが、先日せんじつ、自分じぶんの名前なまえと立場たちばを明あかしてネットで発言はつげんをするハメに陥おちいった。 もちろん、これまでもメディアの取材しゅざいとして、自分じぶんの名前なまえでネットに記事きじが掲載けいさいされることは何なん度どもあったわけだが、メディアの取材しゅざいで名前なまえが出でるのはもちろん公人こうじんとして、また、仕事しごととして出でるわけだから、名前なまえが出でるのはむしろ当然とうぜんだ。 しかしながら、ぼくがネットで自分じぶんの意見いけんを発信はっしんする場合ばあいは、私人しじんとして個人こじんの考かんがえを自由じゆうに表明ひょうめいしているだけであって、会社かいしゃの立場たちばと紐ひも付つけられて解釈かいしゃくされるのは望のぞまない。匿名とくめいというスタンスでの発言はつげんにこだわってきた理由りゆうのひとつでもある。 残念ざんねんながら、２０１８年ねんのネットにおいて公的こうてきな立場たちばと私的してきな立場たちばを切きり分わけて発言はつげんするスタンスは、もはや維持いじすることが難むずかしい。ぼくの意見いけんにケチをつけたいひとが、公的こうてきな立場たちばと紐ひも付つけて解釈かいしゃくするということで攻撃こうげきするケースが増ふえてきたからだ。正直しょうじき、ぼくにマイナスの印象いんしょう操作そうさを行くだり

文系ぶんけいと理系りけいというテーマも炎上えんじょうしやすい。 文系ぶんけいと理系りけいなんて違ちがいがそもそもナンセンスだとかいう、そもそもそんな区別くべつは存在そんざいしないという神学しんがく者しゃたちが湧わいてくる。 日本にっぽんの大学だいがく教育きょういくにおいての文系ぶんけい、理系りけいの区別くべつが無意味むいみで必要ひつようないという主張しゅちょうはともかくとして、世よの中なかの人間にんげんの類型るいけいを考かんがえる尺度しゃくどのひとつとして「文系ぶんけい的てきなもの」「理系りけい的てきなもの」は確たしかに存在そんざいしているように思おもえる。いわゆる理系りけい的てき人間にんげんと文系ぶんけい的てき人間にんげんは、本人ほんにんが理系りけいの学部がくぶ出身しゅっしんか、文系ぶんけいの学部がくぶ出身しゅっしんかに関かかわらずに（たぶん相関そうかん関係かんけいはわりとあるものの）存在そんざいするように見みえる。 家庭かてい内ないの話はなしで恐縮きょうしゅくだが、よく夫婦ふうふ間あいだの議論ぎろんで対立たいりつするのが、まさに文系ぶんけい的てきな考かんがえ方かた、理系りけい的てきな考かんがえ方かたの違ちがいによる点てんだ。 ぼくは妻つまに「やっぱり文系ぶんけいは論理ろんり的てきな議論ぎろんができない」とためいきをついてみせ、妻つまはぼくに「理系りけいは理想りそう論ろんばかりで、ほんと現実げんじつでは役やくにたない。文系ぶんけいに支配しはいされて当然とうぜん」と嘆なげく、なんていったことは家庭かてい内ないでの