まだ間まに合あう「ふるさと納税のうぜい」、年末ねんまつギリギリの注意ちゅうい点てんとは

「Thinkstock」より

「うちはお肉にくが届とどいたよ」「干物ひもので冷凍庫れいとうこがパンパン！」「ここ最近さいきん（ふるさと納税のうぜいのお礼れいの品しなで届とどくので）お米べいは買かっていない」という“ふるさと納税のうぜいトーク”を耳みみにしたことはないでしょうか。

「お得えそうだな」と気きになりながら、実じつはまだふるさと納税のうぜいをやったことがない人ひとも多おおいかもしれません。2017年ねんも終おわりが見みえてきましたが、実じつは今年ことし分ぶんもまだまだ間まに合あいます。今回こんかいは「今年ことしこそ、ふるさと納税のうぜいをしたい」という人ひとに向むけて、年末ねんまつギリギリに初はじめてやる場合ばあいのコツと注意ちゅうい点てんについてお伝つたえします。

地方ちほうを応援おうえんすることにつながる、ふるさと納税のうぜい

　一いち度どでもやってみると「こんなにお得とくなの？」と驚おどろき、リピーターになる人ひとが続出ぞくしゅつするふるさと納税のうぜい。多おおくの自治体じちたいが、寄附きふ（＝ふるさと納税のうぜい）に対たいして、魅力みりょく的てきなお礼れいの品しなを送おくってくれます。

　寄附きふした金額きんがくのうち、2000円えんを超こえる金額きんがく（上限じょうげんあり）が住民じゅうみん税ぜいなどから差さし引ひかれるので、“2000円えんの自己じこ負担ふたんだけで、自治体じちたい自慢じまんの特産とくさん品ひんをもらうことができる”というのが大おおきな特長とくちょうです。

　とはいえ、ふるさと納税のうぜいは寄附きふをした人ひとだけがお得とくというわけではありません。以前いぜん、筆者ひっしゃは何なん十じゅうもの自治体じちたいに、ふるさと納税のうぜいについての取材しゅざいをしたのですが、どの自治体じちたいも「今いままで全然ぜんぜん知しられていなかった品物しなものを、全国ぜんこくの人ひとに知しってもらえてうれしい」「ふるさと納税のうぜいのおかげで、園えんのバスを購入こうにゅうできた」など、とても喜よろこばれていました。

　つまり、ふるさと納税のうぜいをすることは“地方ちほうを応援おうえんすること”にもつながります。応援おうえんしたい地方ちほうを選えらんだり、応援おうえんしたい特産とくさん品ひんを選えらんだりすることが大事だいじだと思おもいます（ちなみに筆者ひっしゃは、どこででも買かえるものというよりも、お肉にくや海産物かいさんぶつ、果物くだもの、ご当地とうちのタオルなど、その地域ちいきならではのものを選えらんでいます）。

ふるさと納税のうぜい、まず何なにから始はじめたらいいの？

「ふるさと納税のうぜいをやってみたい」と思おもったら、まずはサイトをチェックしましょう。

　自治体じちたいでふるさと納税のうぜい専用せんようページを用意よういしているところもありますが、簡単かんたんなのは、ふるさと納税のうぜいのポータルサイトを利用りようすること。ふるさと納税のうぜいに関かんするさまざまな情報じょうほうが盛もり込こまれているサイトで、「ふるさとチョイス」「ふるぽ」「さとふる」などが代表だいひょう的てきです。

　それ以外いがいにも、楽天らくてんユーザーなら「楽天らくてんふるさと納税のうぜい」もおすすめです。「楽天らくてん市場いちば」での買かい物ものと似にたような感覚かんかくでふるさと納税のうぜいができますし、楽天らくてんスーパーポイントを使つかって寄附きふすることができ、ふるさと納税のうぜいでポイントもつくのが魅力みりょくです。

年収ねんしゅうなどによって、お得とくに利用りようできる上限じょうげん金額きんがくが

　ただし、お得とくに利用りようできる上限じょうげん金額きんがくがあります。たとえば、独身どくしん（もしくは共働ともばたらきで中学生ちゅうがくせい以下いかの子こどもがいる人ひと）の場合ばあい、給与きゅうよ収入しゅうにゅうが300万まん円えんなら2万まん8000円えん、500万まん円えんなら6万まん1000円えん、800万まん円えんなら12万まん9000円えんが、お得とくにふるさと納税のうぜいを利用りようできる限度げんど額がくの目安めやす。つまり、年収ねんしゅうや家族かぞく構成こうせいによって上限じょうげん金額きんがくの「枠わく」があるようなイメージです。

　総務そうむ省しょうの「ふるさと納税のうぜいポータルサイト」【※1】で自分じぶんの限度げんど額がくの目安めやすを確認かくにんできるので、一度いちどチェックしてみましょう。