今日で6月も終わり、今年の半分が終わったわけだ。
本来ならば今頃は東京五輪開幕へのカウントダウンに入っている
はずだったが、ご存知のように新型コロナウィルスが世界中に蔓延
している事から来年に延期という形になりコロナ禍の影響で自粛と
いう言葉が32年ぶりに流行している。
32年前といえばソウル五輪が行われた年で五輪期間中の9月19日
に昭和天皇が吐血して緊急入院し大騒ぎになったわけで、ここから
あらゆるイベントが自粛される事になったのを思い出すが今回は違
う形の自粛になっているのだからコチラの方がタチが悪いだろうと
思う。
今年は1月下旬ぐらいから新型コロナウィルスのニュースが流れ
始めていたものの正直言って対岸の火事状態だったのだが2月下旬
になって突然、安倍晋三首相が全国の学校の一斉休校を要請してか
ら一気にコロナ禍が身近なものになったわけで3月29日に志村けん
の死亡から一気にコロナ脅威論が沸き上がる形になった。
我が家の場合3人の子供達が卒業&入学という形になったのだが
全て自粛版での簡易卒業式で、入学式も大学は中止になり高校と
中学は卒業式同様に簡易版になったのだ。
そして4月に入ると7日から緊急事態宣言が発令され一気に自粛
モードが加速し学校も休校になっていたわけで、小中学校は5月
18日あたりからになり大学はオンライン授業という形で始まり最
近ようやく慣れて来たと思う。
当然ながら神幸祭をはじめとしたイベントは全て中止になった
ので普段あらゆるイベントに関わっている私としては、これまで
にない久しぶりの平坦な日々が続く事になった。
そういった中で気が付くと今日で6月が終わり今年の半分が終わ
る事になるわけで、こういった事が続くと‘時間よ行けよ、嘆きの
時よ’という佐々木功が歌うヤマト新たなる旅立ちの心境である。