ウルトラマンネクサスのEp32で溝呂木眞也が死ぬのだが、凪に抱かれて
死んでいく溝呂木を木の陰から複雑な表情で見守る憐の姿が印象的だった。
ご存知のようにネクサスは放送短縮になったので当然ながら今回のEpも
編集されている。
溝呂木が再登場するEp29はディレクターズカット版がDVD化されていた
ので、TV版と比べて見た時は‘よく編集しているな’と思った反面TV版が
味気なく感じられた。
ちなみにEp29で憐と溝呂木の接点はない。
そこでEp32を自分なりに妄想してみると・・・・
一番の接点は瑞生絡みだろう。
この頃になると憐と瑞生の関係は それなりに深まっているのだから瑞生が
溝呂木に人質に取られたのを何らかの方法で察知している可能性はある。
そして逃亡した溝呂木を瑞生が廃屋で治療しているシーンがあるが、
ここに憐が駆けつけ瑞生を救おうとしたものの溝呂木の諸般の事情を
知った瑞生が憐を説得して引き上げさせたのではないかと思うのだ。
‘オマエが姫矢に続く光を得た者か、
しかし姫矢に比べれば まだまだ青いな’
などと憐を挑発したのかもしれない。
だからラストでツヴァイのメフィストクローに刺し貫かれながらもツヴァイごと
倒せと言い、躊躇する憐に‘ 何をしている、それが光を得たオマエの・・・・
オマエの役目だ!’と促すシーンにつながるのでは?と思う。
現在の溝呂木の事を知らなければ憐は これほど躊躇しないだろうし、更に
溝呂木が息を引き取るシーンを木陰から見守ったりしないのではないか?
こうして次々に自分なりの想像をして物語が作れるネクサスは面白いと
思う。