【たけのこのアク抜ぬき方法ほうほう】ぬかあり・ぬかなし・保存ほぞん方法ほうほうも全すべて解説かいせつ♪

はじめに！

アク抜ぬきはすぐに！

たけのこは収穫しゅうかく後ご、時間じかんが経たつにつれてアクが増まし、食たべたときのえぐみが強つよくなります。そのため、美味おいしく食たべるためには収穫しゅうかく後ごできるだけ早はやくアク抜ぬきを行おこなうことが大切たいせつです。アク抜ぬきをすることで、たけのこの風味ふうみを損そこなわず、柔やわらかくおいしい状態じょうたいを保たもつことができます。

穂先ほさきは切きり落おとし、切きり込こみを入いれましょう！

茹ゆでる前まえにたけのこの穂先ほさきを斜ななめに切きり落おとし、1〜2cm程度ていどの浅あさい切きり込こみを入いれましょう。このようにすることで、火ひの通とおりが早はやくなります。また、皮かわをむく際さいに簡単かんたんにむくことができますよ。

鍋なべが小ちいさい場合ばあいは、たけのこを縦たて半分はんぶんに切きってしまっても問題もんだいありません。

ぬかを使つかったアク抜ぬき方法ほうほう

ぬかを使つかったアク抜ぬきは、たけのこのアクを自然しぜんに抜ぬく伝統でんとう的てきな方法ほうほうです。ぬかに含ふくまれるカルシウムがアクを和やわらげる効果こうかがあります。

材料ざいりょう 【500cc分ぶん】

・たけのこ ：2本ほん(700g)
・米こめぬか ：1カップ(60g)
・唐辛子とうがらし ：1本ほん(0.5g)

※諸説しょせつありますが、唐辛子とうがらしには殺菌さっきん作用さよう、米こめぬかの臭くさみを取とる効果こうかがあると言いわれています。無なくても下したゆで可能かのうです。

手順てじゅん

①しっかり洗あらったたけのこは先端せんたんを斜ななめに切きり落おとし、1〜2cm程度ていどの浅あさい切きり込こみを入いれる。
②鍋なべにたけのこ、米こめぬか、唐辛子とうがらしを入いれ、たけのこがかぶるくらいまで水みず(分量ぶんりょう外がい:適量てきりょう)を加くわえる。
③中火ちゅうびで熱ねっし、沸騰ふっとうさせる。
④弱じゃくめの中火ちゅうびにして落おとしぶたをし、少すこしずらしてふたをする。
⑤水すいが少すくなくなったら注そそぎ足たし、常つねに沸わいている状態じょうたいを保たもちながら1時じ間あいだ30分ふん〜2時間じかんゆでる。

・300〜400g/本ほんの場合ばあい：1時じ間あいだ30分ふんほど
・500〜750g/本ほんの場合ばあい：2時じ間あいだほど
・1kg以上いじょう/本ほんの場合ばあい：3時じ間あいだほど

⑥竹ちく串くしを刺さして火ひの通とおりを確認かくにんする。竹たけ串くしがスッと通とおればゆで終おわりです。
⑦火ひを消けして、ゆで汁じるに入いれたまま自然しぜんに粗あら熱ねつをとる。
⑧皮がわをぐるっとむき取どり、穂先ほさきは一気いっきに皮かわをむかず2〜3枚まいくらいずつ順じゅんにむく。米こめぬかやアクを洗あらい流ながれいながす。
⑨竹ちく串くしや菜箸さいばしを使つかって細こまかい皮かわをこそげ取とり、根元ねもと側がわが硬かたい場合ばあいは包丁ほうちょうでむき取とる。

ポイント・コツ

・先さきに穂先ほさきを切きり落おとし、一部いちぶに切きり込こみを入いれることで、火ひの通とおりが早はやくなります。
・水みずはたっぷり加くわえましょう。吹ふきこぼれには注意ちゅういしてくださいね。
・茹ゆでている間あいだは、30分ふんに1回かいほど水みずの量りょうを確認かくにんしましょう。ゆで時間じかんはたけのこの大おおきさにより調節ちょうせつしましょう。

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お米こめを使つかったアク抜ぬき方法ほうほう

お米こめを使つかったアク抜ぬき方法ほうほうは、たけのことお米こめを一緒いっしょに煮にるだけ。お米べいに含ふくまれるアミノ酸あみのさんやカルシウムが、たけのこのえぐみを和やわらげます。

材料ざいりょう 【たけのこ2〜3個こ分ぶん】

・たけのこ ：2〜3個こ分ぶん(840g)
・米べい ：3合ごう
・水みず ：適量てきりょう
・唐辛子とうがらし ：1本ほん

※諸説しょせつありますが、唐辛子とうがらしには殺菌さっきん作用さよう、米こめぬかの臭くさみを取とる効果こうかがあると言いわれています。無なくても下したゆで可能かのうです。

手順てじゅん

①《下か準備じゅんび》米べいは水みずで1〜2回かい洗あらい、とぎ汁じるを取とり分わける。
米べいに付ついたぬかを利用りようしてアク抜ぬきするため、無む洗米せんまい加工かこうされていない米こめを使用しようしましょう。洗あらったお米べいは炊たいてご飯はんとして食たべられます。とぎ汁じるは鍋なべに入いれた時ときにたけのこが浸ひたる程度ていどを目安めやすに取とり分わけておきましょう。
②たけのこは新鮮しんせんなうちによく洗あらい、先端せんたんを斜ななめに切きり落おとして1〜2cm程ほどの切きり込こみを入いれる。
③鍋なべにたけのこ、唐辛子とうがらしを入いれ、1の米べいのとぎ汁じるをたけのこが浸ひたる程度ていどまで加くわえる。
④中火ちゅうびで熱ねっし、煮立にたったら弱よわめの中火ちゅうびにする。落おとしぶたをし、菜箸さいばしなどを鍋なべに渡わたしてふたをのせる。常つねにわいている状態じょうたいを保たもちながら、竹たけ串くしが通とおる固かたさになるまで1時じ間あいだ30分ふん〜2時じ間あいだ程ほどゆでる。
⑤火ひを消けして、ゆで汁じるに入いれたまま粗あら熱ねつをとる。
⑥皮がわをぐるっとむき取どり、穂先ほさきは一気いっきに皮かわをむかず2〜3枚まいくらい順じゅんにむく。ボツボツした部分ぶぶんを竹たけ串くしや菜箸さいばしを使つかってこそげ取とり、なめらかにする。根元ねもと側がわが硬かたい場合ばあいは包丁ほうちょうでむき取とる。

ポイント・コツ

・たけのこは切きり取とられてから時間じかんが経たつほどにアクが出で始はじめ、えぐみの原因げんいんとなります。なるべく新鮮しんせんなものをお使つかいください。斜ななめに切きり落おとすことで断面だんめんが広ひろくなり、火ひの通とおりが早はやくなります。
・茹ゆでている間あいだは、吹ふきこぼれないように注意ちゅういしながら、30分ふんに1回かい程ほど水みずの量りょうを確認かくにんしましょう。今回こんかいは1本ほん約やく280gで1時じ間あいだ45分ふん程ほどゆでています。
・保存ほぞんするときは清潔せいけつな容器ようきに入いれ、水みずに浸ひたしておきましょう。

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重曹じゅうそうを使つかったアク抜ぬき方法ほうほう

重曹じゅうそうを使つかったアク抜ぬき方法ほうほうは、たけのこと重曹じゅうそうを一緒いっしょに煮にるだけ。重曹じゅうそうに含ふくまれるアルカリ成分せいぶんが、たけのこのえぐみを和やわらげます。

材料ざいりょう【たけのこ1本ほん分ぶん】

・たけのこ ：1本ほん(400g)
・重曹じゅうそう ：適量てきりょう

手順てじゅん

①たけのこは先端せんたんを斜ななめに切きり落おとし、縦たて半分はんぶんに切きる。
②鍋なべにたけのこがひたる程度ていどの湯ゆ(分量ぶんりょう外がい:適量てきりょう)をわかし、重曹じゅうそう、たけのこを入いれる。鍋なべに菜箸さいばしなどを渡わたしてふたをし、竹たけ串くしを刺さしてすっと通とおるまで弱よわめの中火ちゅうびで30分ふん〜40分ふんゆでる。鍋なべに入いれたまま粗あら熱ねつをとる。
③皮がわをむきとり、穂先ほさきは一気いっきに皮かわをむかず、2〜3枚まいくらいずつ順じゅんにむく。根元ねもと側がわがかたい場合ばあいは包丁ほうちょうでむき取とる。

ポイント・コツ

・今回こんかいは鍋なべに入はいりやすい大おおきさにするため、たけのこを半分はんぶんに切きりました。
・重曹じゅうそうは水みず1Lに対たいして小こさじ1が目安めやすです。
・ゆで時間じかんはたけのこの大おおきさによって調整ちょうせいしてください。

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たけのこの冷蔵れいぞう保存ほぞん方法ほうほう

たけのこは、アク抜ぬきした後のち、冷蔵庫れいぞうこで保存ほぞんすることが可能かのうです。ただし、冷蔵庫れいぞうこでの保存ほぞん期間きかんは短みじかいので、早はやめに食たべ切きるようにしましょう。

手順てじゅん

①保存ほぞん容器ようきにたけのこ、たけのこが浸ひたるくらいのたっぷりの水みず(分量ぶんりょう外がい:適量てきりょう)を入いれてふたをする。
②冷蔵庫れいぞうこに入いれて保存ほぞんする。

ポイント・コツ

水みずは毎日まいにち取とり替かえましょう。風味ふうみが落おちてくるため、早はやめにお召めし上あがりください。水みず煮にたけのこはパックのまま冷蔵れいぞう保存ほぞんし、パックから出だしたものは同様どうように水みずにつけて保存ほぞんしましょう。

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たけのこの冷凍れいとう保存ほぞん方法ほうほう

たけのこは、アク抜ぬきした後のち、冷凍れいとう保存ほぞんすることも可能かのうです。冷凍れいとうすることで長期間ちょうきかん保存ほぞんすることができ、いつでも美味おいしいたけのこ料理りょうりを楽たのしむことができますよ。

手順てじゅん

①たけのこは穂先ほさきと根元ねもとの部分ぶぶんに切きり分わける。
②使つかいやすい大おおきさに切きって水気みずけをふきとる。
③冷凍れいとう用よう保存ほぞん袋ぶくろに重かさならないように入いれて平たいらにし、空気くうきを抜ぬく。または小分こわけにしてラップで包つつみ、冷凍れいとう用よう保存ほぞん袋ぶくろに入いれて空気くうきを抜ぬく。バットにのせて冷凍れいとう室しつで保管ほかんする。

ポイント・コツ

保存ほぞん袋ぶくろは耐たい冷温れいおん度どを確認かくにんして下ください。冷凍れいとうすることで食しょく感かんが変かわるので繊維せんいを断たち切きるように薄切うすぎり、または細切こまぎりにするのがおすすめです。穂先ほさきの部分ぶぶんは食しょく感かんがやわらかいので冷凍れいとうはせず、その他たの料理りょうりにお使つかいください。バットにのせることで素早すばやく冷凍れいとうすることができます。凍こおったまま調理ちょうり可能かのうです。

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DELISH KITCHENのたけのこを使つかったレシピ

アク抜ぬきしたたけのこを使つかって、美味おいしい料理りょうりを作つくりましょう。こちらはDELISH KITCHENのたけのこを使つかったレシピです。是非ぜひ、参考さんこうにしてみてください。

基本きほんの筍たけのこの炊たき込こみご飯はん

基本きほんのたけのこの土佐とさ煮に

しいたけとたけのこの煮物にもの

たけのこの土鍋どなべご飯はん

たけのこの切きり方かた

ここでは、たけのこの基本きほんの切きり方かたをご紹介しょうかいします。作つくる料理りょうりに合あわせて、切きり方かたを変かえてみてくださいね。

これで完璧かんぺき！たけのこの切きり方かた5選せん！

生なまで手てに入はいったたけのこ。アク抜ぬきが終おわっても、どのように切きるかわからないなんてことはありませんか？ ここでは、たけのこの切きり方かたを5本ほんご紹介しょうかいします。作つくる料理りょうりに合あわせて、切きり方かたを工夫くふうして見みてくださいね！

正ただしいアク抜ぬきで、おいしいたけのこを味あじわおう！

たけのこのアク抜ぬきは、春はるの味覚みかくを最大限さいだいげんに楽たのしむための重要じゅうような下しも処理しょりです。今回こんかいご紹介しょうかいしたぬかを使つかった方法ほうほう、お米こめを使つかった方法ほうほう、重曹じゅうそうを使つかった方法ほうほうは、それぞれに特徴とくちょうがあり、ご家庭かていにある材料ざいりょうで簡単かんたんにアク抜ぬきができます。ぬかがあれば伝統でんとう的てきな方法ほうほうで、お米べいや重曹じゅうそうを使つかえば手軽てがるにアク抜ぬきが可能かのうです。また、たけのこの切きり方かたや保存ほぞん方法ほうほうも押おさえておくことで、たけのこを新鮮しんせんな状態じょうたいで長ながく楽たのしむことができます。

たけのこは冷蔵れいぞう保存ほぞんで数日すうじつ、冷凍れいとう保存ほぞんで数すうヶ月かげつ持もたせることができるので、収穫しゅうかくしたたけのこが多おおい時ときには特とくに役立やくだちます。ただし、どの保存ほぞん方法ほうほうを選えらぶにしても、アク抜ぬきをしっかりと行いった後のちに保存ほぞんすることが大切たいせつです。

この記事きじを参考さんこうに、たけのこのアク抜ぬきと保存ほぞんを上手じょうずに行おこない、春はるの訪おとずれを感かんじる美味おいしいたけのこ料理りょうりをお楽たのしみください。また、DELISH KITCHENのたけのこを使つかったレシピもぜひ試ためしてみて、たけのこの魅力みりょくを存分ぞんぶんに味あじわってみてくださいね。