よくあるダイエットの失敗談しっぱいだん

A男おとこさんの場合ばあい（40代だい・男性だんせい）
「スポーツジムで腹筋ふっきんやランニングに励はげんでいますが、お腹なかだけはどうしても凹へこみません。カロリー制限せいげんに挑戦ちょうせんしたものの、結局けっきょくリバウンドしてしまいました」

B子こさんの場合ばあい（30代だい・女性じょせい）
「ダイエットには糖とう質しつ制限せいげんがいいと聞きいて実行じっこうしました。多少たしょう痩やせはしたものの、肌はだがカサカサで化粧けしょうノリも最悪さいあく。一気いっきに老ふけた感かんじがします」

○ダイエットには腹はら圧あつが重要じゅうよう

　体からだ幹みきまわりの筋肉きんにくが弱よわい、つまり、「腹はら圧あつ」が弱よわいと、お腹なかの内部ないぶに圧力あつりょくがかけられなくなる。そうすると、下腹かふくが出でた状態じょうたいに……。骨盤こつばんも前まえに傾かたむいて背骨せぼねが曲まがり、姿勢しせいも悪わるくなる。また、老ふけた印象いんしょうにもつながってしまう。

「ぽっこりお腹」を凹ませる最短ルートは？「脂肪を減らせばダイエット成功！」が大間違いなワケ
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体からだ幹みきを鍛きたえるメリット（3）
基礎きそ代謝たいしゃがアップ

○基礎きそ代謝たいしゃ量りょうを増ふやせば脂肪しぼうが燃焼ねんしょうしやすくなる

　私わたしたちは日々ひび、エネルギーを消費しょうひしていますが、その約やく60％は基礎きそ代謝たいしゃで使つかわれます。基礎きそ代謝たいしゃとは呼吸こきゅうや体温たいおん調節ちょうせつなど生命せいめい維持いじに必要ひつようなエネルギーのことで、何なにもしなくても消費しょうひされます。基礎きそ代謝たいしゃ量りょうは筋肉きんにくの量りょうに比例ひれいするため、体からだ幹みきを鍛きたえて眠ねむっていた筋肉きんにくを目覚めざめさせれば、基礎きそ代謝たいしゃが上あがり、脂肪しぼうを燃焼ねんしょうしやすくなります。つまり、食たべても太ふとりにくい体からだができ上あがるのです。