ユニコーンステークスは、JRA(日本中央競馬会)が開催する京都競馬場の3歳限定のダート1900mの重賞競走である。格付けはGⅢ。
概要
創設は1996年、JRAのダート路線の整備の目的で秋の中山開催の時期に新設された。
(第2回は東京競馬場であった)
新設当初は中山競馬場のユニコーンステークス(GⅢ)、大井競馬場のスーパーダートダービー(GⅡ)、盛岡競馬場のダービーグランプリ(GⅠ)のダート3冠が形成されていたが、達成馬が現れる前にスーパーダートダービーの廃止、代わりに7月にジャパンダートダービー(JpnⅠ)が新設されたことにより、ユニコーンステークスの開催時期が移設され、現在はジャパンダートダービーのステップレースの役目になり2023年まで6月の東京競馬場で行われていた。
なおダービーグランプリは2007年にGⅠの格付を返上、一時休止の後2010年に地方限定の重賞で復活したが、後述のダート整備の一環により2023年をもって廃止された。
2024年より、羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートクラシック(旧ジャパンダートダービー)が「3歳ダート三冠競走」として整備されることを受け、名称を変えて秋に移行するジャパンダートダービーに代わり東京ダービーの前哨戦として京都競馬場、4月下旬(天皇賞(春)前日)、ダート1900mに変更となった。加えて負担重量も別定から馬齢へと変更される。
当初の目的と開催時期の変更はあるもののこのユニコーンステークスの勝ち馬からは、
シンコウウインディ、タイキシャトル、ウイングアロー、ゴールドティアラ、アグネスデジタル、ユートピア、カネヒキリ、ベストウォーリア、ノンコノユメ、ゴールドドリーム、サンライズノヴァ、ルヴァンスレーヴ、ワイドファラオ、カフェファラオ等といった面々がのちにGⅠ/JpnⅠを勝っている。
2010年の第15回、2012年の第17回は安田記念のあとの第12Rで行われた。
(2011年も当初は安田記念のあと第12Rの予定であったが、東日本大震災により節電の影響で日程変更されている)
第7回の勝ち馬ヒミツヘイキは、船橋競馬所属でこのレース唯一の地方所属馬の勝利である。(2018年現在)
レース結果
JRA3歳限定ダートオープン競走早見表(2024年現在)
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関連項目
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