会心かいしんの一撃いちげき単語たんご

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会心かいしんの一いち撃げきとは、クリティカルヒットの訳語やくごである。ドラゴンクエストで使用しようされ広ひろまった。

またはそれをモチーフに「逆転ぎゃくてん勝利しょうり」をテーマとしたRADWIMPSの楽曲がっきょくである。

概要がいよう

初出しょしゅつはおそらくドラゴンクエストで、TRPGなどの「クリティカルヒット」の訳語やくごである。
会心かいしんとは心しんにかなうことという意味いみであり、思おもい通どおりにうまく行ぎょういった素晴すばらしい一撃いちげきということになる。

TRPGの「完かん全ぜん成功せいこう」の概念がいねんを引ひき継ついだものと思おもわれ、攻撃こうげき（たたかう）を行おこなった際さいに、たまに通常つうじょうを上回うわまわる威い力ちからの一いち撃げきが出でるというものである。本家ほんけドラゴンクエストでは対たい象ぞうの防御ぼうぎょ力ちからを無視むししたダメージを与あたえるというもので、普通ふつうは大体だいたい2倍ばい強きょう程度ていどになるが、メタル系けいスライムに対たいしては物凄ものすごいダメージになる。
まじんぎりやまじんのかなづちなど低てい命中めいちゅう率りつと引ひき換かえに意図いと的てきに出だせる技わざや武器ぶき、会心かいしんの一いち撃げきが出でやすい職業しょくぎょう・装備そうびも存在そんざいする。

このような概念がいねんは他たのRPGにも広ひろく受うけ継つがれており、特とくにクリティカルが出でやすい能のう力ちからを持もっているものは、大おおきく分わけると刀かたなやスナイパーなど力ちからより技わざを重視じゅうしして的確てきかくに急所きゅうしょを突つくものと、斧おのや狂きょう戦士せんしなど力ちからまかせに叩はたき潰つぶす系けいのものが本気ほんき出だして攻撃こうげきするものの2パターンがあり、素手すでなどの格闘かくとう攻撃こうげきに関かんしてはこの二ふたつに同時どうじに該当がいとうする。

痛恨つうこんの一撃いちげき

敵てきにこれと同様どうようの技わざを放はなたれた場合ばあい「痛恨つうこんの一いち撃げき」となるが、これは「（食くらったことが）悔くやまれる一いち撃げき」というプレイヤー側がわの視点してんから見みた場合ばあいのものであることが解ほどける。事実じじつ、ドラゴンクエストシリーズでモンスターが仲間なかまになる作品さくひんでは、敵てきの時とき痛恨つうこんの一いち撃げきを出だしてくるモンスターは味方みかたになると会心かいしんの一いち撃げきを出だすようになる。
尚なお、ドラクエの敵てきの場合ばあい（DQMなどを除のぞく）、内部ないぶ的てきには通常つうじょう攻撃こうげき時じに痛恨つうこんの一いち撃げきの判定はんていをするのではなく「痛恨つうこんの一いち撃げき」という名前なまえの技わざが存在そんざいし、それが選えらばれると痛恨つうこんの一撃いちげきになるという仕様しようらしい。

そのため、敵てきが「会心かいしんの一いち撃げき」を出だすのは「（敵てきからみて）会心かいしんの一いち撃げき」であるため間違まちがいではないが、タンスの角かくなど無む生せい物ものから「会心かいしんの一いち撃げき」を食くらったり、味方みかたが「痛恨つうこんの一いち撃げき」を出だすのは正確せいかくには誤用ごようである（味方みかたが痛恨つうこんの一いち撃げきを出だした場合ばあい、それは「悔くやまれる一いち撃げき」なのでつまりは攻撃こうげきを外はずしたということである。）
尚なお、相手あいてが攻撃こうげきではなく告白こくはくしてきた場合ばあいなどは、「（主観しゅかん的てきに見みて）会心かいしんの一いち撃げきを受うける」ことは可か能のうである。

この関係かんけいのネタでは、ダイの大だい冒険ぼうけんのクロコダインか敵てきの時ときは「獣しし王おう痛恨つうこん撃げき」を使つかっていたが、味方みかたになった後のちに痛恨つうこんでは痛々いたいたしいから、という指ゆび摘により「獣しし王おう会心かいしん撃げき」と技わざ名めいを変更へんこうするというものがある。

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