叡あきら単語たんご

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叡あきらとは、以下いかのことを表あらわす。

• 比叡ひえい山やまのこと

人名じんめい

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漢字かんじとして

意味いみ

明あきらか、聡明そうめい、物ものの道みち理りに通つうじた、という意味いみがある。また天子てんしの行為こういを表あらわす語かたりに添そえて敬意けいいを表あらわす。睿は異体いたい字じで経籍けいせきでは睿の方ほうが使つかわれる。

常用漢字じょうようかんじでないので、英えいで代用だいようされることがある。例れい：叡智えいち→英知えいち。

〔説せつ文ぶん解かい字じ・巻まき四よん〕に「深ふか明あかりなり。通つうずるなり」とある。

字形じけい

諸説しょせつある。〔説せつ文ぶん〕には「𣦼に從したがえひ、目め目めに從したがえひ、谷たにの省しょうに從したがえふ」とある。ほかに、㕡の省略しょうりゃく形かたちに従したがうとする説せつ（段だん玉だま裁さい）、㕡の省略しょうりゃくを声こえ符ふとする形かたち声こえ説せつ（徐じょ灝）、睿＋又またの会意かいいで、顔かおを覆おおう帽子ぼうしを取とって明察めいさつする意いとする説せつ（白川しらかわ静せい）などがある。

音訓おんくん

音読おんよみはエイ（漢かん音おと、呉ご音おと）、訓読くんよみは、さとい、あきらか。

規格きかく・区分くぶん

人名じんめい用よう漢字かんじである。JIS X 0213第だい一いち水みず準じゅん。1990年ねんに人名じんめい用よう漢字かんじに採用さいようされた。

語かたり彙

叡あきら才ざい・叡あきら算さん・叡あきら聖きよし・叡あきら藻も・叡あきら達たち・叡智えいち・叡あきら哲あきら・叡慮えいりょ

異体いたい字じ

• 睿は叡あきらの初はつ文ぶん。→睿
• 壡は、〔説せつ文ぶん〕に「籀文の叡あきら、土どに從したがえふ」とある籀文。JIS X 0212補助ほじょ漢字かんじ。
• 𡓝は、〔説せつ文ぶん〕の籀文（壡）の異い構の字じ。
• 𣦳は、〔字彙じい補ほ〕に叡あきらと同おなじとある異体いたい字じ。
• 𠮉は、〔漢語かんご大だい字典じてん・異体いたい字じ表ひょう〕にある異体いたい字じ。

関連かんれん項目こうもく

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