咤単語たんご

• 漢字かんじとして
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咤とは、舌打したうちするという字じである。サンスクリットの音訳おんやくにも使つかわれる。

漢字かんじとして

意味いみ

舌打したうちする、舌鼓したつづみをうつ、しかる、怒おこる、誇ほこる、悲かなしむ、宅たくと通つうじて杯はいを置おく、という意味いみがある。

〔説せつ文ぶん解かい字じ〕の本字ほんじは吒で「噴（いか）るなり。叱しか怒いかするなり」とある。咤は〔玉たま篇へん〕に吒と同おなじとある。

字形じけい

形かたち声こえで声こえ符ふは宅たく（吒の声こえ符ふは乇）。

音訓おんくん

音読おんよみは、タ、訓読くんよみは、しかる、したうち。

規格きかく・区分くぶん

常用漢字じょうようかんじではない。JIS X 0213第だい二に水みず準じゅん。

語かたり彙

咤叱・咤食

異体いたい字じ

• 吒は、〔説せつ文ぶん〕の本字ほんじ。JIS X 0213第だい三さん水みず準じゅん。
• 喥は、〔集あつまり韻いん〕に「或あるひは喥に作つくる」とある異体いたい字じ。