拘束こうそく単語たんご

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拘束こうそくとは、対たい象ぞうの身動みうごきを取とれなくすることである。
（例れい：犯人はんにんの身柄みがらを拘束こうそくした）

1. 逮捕たいほや監禁かんきんなどで体からだの身動みうごきを取とれないようにすること。
2. １が転てんじて、アニメやゲームのキャラクターの身体しんたいを拘束こうそくするシーンなどを指ゆびす。
   1. そういったプレイを含ふくめる場合ばあいもある。
3. 行動こうどうや判断はんだんの自由じゆうを制限せいげんすること。

※単純たんじゅんに閉とじ込こめられているだけの場合ばあいは「監禁かんきん」として区別くべつされる場合ばあいも多おおい。

現実げんじつからフィクション、刑事けいじドラマからちょっとアレな雰囲気ふんいきまで高たかい汎用はんよう性せいがある。
※主人公しゅじんこうや主あるじ要よう人物じんぶつが拘束こうそくされる場合ばあいもある

概要がいよう（１）

• 逮捕たいほ・逮捕たいほ術じゅつ・監禁かんきんによって相手あいての身動みうごきを取とれなくするもの。
• 必かならずしも拘束こうそく具ぐを使用しようするとは限かぎらない。
  • 大人おとな数かずで抑おさえ込こむ、素手すでや警棒けいぼうを使用しようして関節かんせつを決きめるものも含ふくめる。
  • 厳密げんみつには手錠てじょうだけでは走はしって逃にげられるため、移動いどうも含ふくめた制限せいげんを加くわえるのが特徴とくちょう。
• 狭義きょうぎで捕獲ほかくを目め的てきとした拘束こうそくは「捕縛ほばく」と呼よばれる場合ばあいもある。
  • 野生やせい動物どうぶつなどは「捕獲ほかく」が用もちいられるほうが多おおいかもしれない。
• 相手あいては銃じゅうやナイフなど何なにを隠かくし持もっているか分わからないため、拘束こうそくには危険きけんが伴ともなう。
  • 相応そうおうの装備そうびや人数にんずうで挑いどむ必要ひつようがあるし、刺股さすまたなどは一定いっていの訓練くんれん・チームワークが必要ひつよう。

1. その場ばで取とり押おさえられているパターン。
   1. 倉庫そうこなど、外部がいぶから施錠せじょう可か能のうな場所ばしょに閉とじ込こめる場合ばあいもある。
2. 拘束こうそく後ご、警察けいさつ・組織そしきなどの監視かんし下かにあり自由じゆうに行動こうどうできないパターン。
3. 刑務所けいむしょ・牢ろう屋や・檻おりなどから自由じゆうに出でられないパターン　…など様々さまざま。

悪人あくにんや犯罪はんざい者しゃ、裏切うらぎり者もの、自身じしんや自じ組織そしきにとって不利ふりとなった人間にんげんなどに対たいして用もちいられやすい。

基本きほん的てきには相手あいてを生いけ捕どりにするのが目め的てきであるため殺傷さっしょうを目め的てきとしない。人権じんけん云うん々を除のぞいても、安易あんいに殺ころしてしまうと様々さまざまな情報じょうほうが得えられなくなるといったデメリットもあるため。
※戦闘せんとうにおいては身体しんたいを拘束こうそくし、確実かくじつにトドメを刺さすといった戦法せんぽうが用もちいられる場合ばあいもある。

拘束こうそくする理由りゆう

• 犯罪はんざい・テロ等ひとしの実行じっこうや目め的てき達成たっせいを阻止そしする。
• 逃走とうそう^[1]・自殺じさつ・証あかし拠よりどころ隠滅いんめつを阻止そしする。
• 外部がいぶ・第三者だいさんしゃ・共犯きょうはん者しゃへの通報つうほう・連絡れんらくされる事ことを防ふせぐ。
  • 執行しっこう者しゃの存在そんざい・位置いちを知しらせたり、拘束こうそく者しゃの奪還だっかんや証あかし拠よりどころ隠滅いんめつ、口裏くちうら合あわせといった手段しゅだんを封ふうじる。
  • 非合法ひごうほう手段しゅだんにおける逃走とうそうの場合ばあい、警察けいさつなどの法的ほうてき機関きかんへの駆かけ込こみ・通報つうほうを防ふせぐ。
• 人質ひとじち・他者たしゃへの加か害がいや破壊はかい行為こういといった二に次じ被害ひがいを防ふせぐ。（自暴自棄じぼうじきなど）
• 執行しっこう者しゃへの反撃はんげきを防ふせぎ、逃走とうそうを困難こんなんにしつつ取扱とりあつかいを容易よういにする。（手錠てじょうなど）

警察けいさつ以外いがいにも、スパイや軍事ぐんじ組織そしき（特殊とくしゅ部隊ぶたいなど）が重要じゅうよう人物じんぶつを生いきたまま拘束こうそくする場合ばあいもある。

拘束こうそく後ご

• 警察けいさつ署しょ・奉行ぶぎょう所しょ・法的ほうてき機関きかん・刑務所けいむしょ・その他た施設しせつなどに連行れんこうする。
• 犯罪はんざい捜さがせ査として、動機どうき・犯行はんこう状況じょうきょう・薬くすり物ものや武器ぶきの入手にゅうしゅ手段しゅだんなどの詳細しょうさいを説明せつめいさせる。
  • 共犯きょうはん者しゃ・協きょう力ちから者もの・雇やとい主あるじ・黒幕くろまく・アジト・次じの犯行はんこう計画けいかくといった情報じょうほうを吐ぬかせる。
• 拘束こうそく相手あいての身分みぶん・個人こじん情報じょうほうを手てに入いれる。
  • 身柄みがらや顔かおを確認かくにんし、無む関係かんけいであれば解放かいほうする場合ばあいもある。
• 拘束こうそく相手あいてに対たいして警告けいこく・要よう求もとむを飲のませる、洗脳せんのうが完かん了りょうする^[2]・同意どういするまで帰きさない。
  • （※脅迫きょうはく等ひとしを用もちいた契約けいやくは法律ほうりつ的てきに無む効こうである、念ねんのため）
• 人質ひとじちにする、捕虜ほりょとすることで、相手あいてとの交渉こうしょう材料ざいりょうとする。
• 趣味しゅみ嗜好しこうの相手あいてとする。（次項じこう２が詳くわしい）

拘束こうそくした相手あいてとのやり取とりはドラマ・アニメ・映画えいが・漫画まんがの見みどころの一ひとつ。

その他た

• 単純たんじゅんに閉とじ込こめて出でられないものは「監禁かんきん」とも。
  • 刑務所けいむしょや牢ろう屋やの中なかなど、狭せまい空そら間あいだだが行動こうどうが自由じゆうなものは拘束こうそくの定義ていぎから外はずれる場合ばあいもある。
• レベルによってガチガチに拘束こうそくされる「緊縛きんばく」から比ひ較的自由じゆうな「軟禁なんきん」もある。
• かなり広義こうぎではあるが、単純たんじゅんに相手あいてを殺傷さっしょう／気絶きぜつさせ動うごけなくする、空そら間あいだ・領域りょういきの安全あんぜんを確保かくほする行為こういは「制圧せいあつ」と呼よばれる場合ばあいもある。（例れい：敵てきのアジトを制圧せいあつした）
  • 暴動ぼうどうなど逮捕たいほ・制圧せいあつが目め的てきでなく、事態じたいの鎮静ちんせい化かを目め的てきとしたものは「鎮圧ちんあつ」とも。

一般人いっぱんじんでも拘束こうそくは可能かのう

• 泥棒どろぼうや強盗ごうとうなど明確めいかくな犯人はんにんを皆みなでフルボッコ→縛しばって拘束こうそくするのはOKである。（→正当せいとう防衛ぼうえい）
• ただし拘束こうそくされ完かん全ぜんに身動みうごきの取とれない相手あいてをフルボッコにすると過剰かじょう防衛ぼうえいになるので注意ちゅうい。
  • 紐ひもが緩ゆるむなど隙すきを見みて逃にげ出ださないよう、身柄みがらを引ひき渡わたすまでは油断ゆだんは禁物きんもつである。

概要がいよう（２）

作品さくひんにおける表現ひょうげん手法しゅほう。
※そういったプレイを含ふくめる場合ばあいもある。

アニメやゲームではヤンデレ系けいのキャラクターが自分じぶんの好すきな人ひとや物ぶつを自分じぶんから離はなしたくない時ときによく用もちいられる手法しゅほう。大抵たいていの場合ばあいは眠ねむらせた状態じょうたいで縄なわで縛しばるなどの行為こういを用もちいて動うごけなくなるようにすることが多おおい。また、お色気いろけシーンではヒロインを触手しょくしゅで縛しばるようなシーンで使つかわれることもある。

拘束こうそく後ごの展開てんかいは作品さくひんによって様々さまざまであり、自じ力ちからで脱出だっしゅつする・仲間なかまが奪還だっかんに来くる場合ばあいもある。
R-18系けいであれば、そのまま凌辱りょうじょくされてしまう場合ばあいが多おおい。知しってた。

広義こうぎの拘束こうそくと区別くべつするものとして、DIDとも呼よばれる。（→DID）

• 事前じぜん・事こと中ちゅう・事後じご、セリフ、相手あいては大人おとな数かず、人外じんがいなど様々さまざま。
• 拘束こうそくする手段しゅだんは様々さまざま。
  • 屈強くっきょうな男おとこが腕うでで押おさえつける、体重たいじゅうを利用りようする（のしかかる）など。
  • 手錠てじょう・鎖くさり・ロープ・触手しょくしゅ、ケーブルタイ（結束けっそくバンド）、目隠めかくし、機械きかいなど様々さまざま。
    • 着用ちゃくようしている衣服いふくや装備そうびなどを用もちいる、破やぶって拘束こうそく用ようの布ぬのとする場合ばあいもある。
  • 専用せんようの拘束こうそく具ぐであったり、脅迫きょうはくのため拷問ごうもん用ようの器具きぐが流用りゅうようされる場合ばあいもある。
  • 万まんが一いちにも逃にげられないよう、骨ほねを折おったり切断せつだんしてしまうといった外道げどうな手段しゅだんも多おおい。
  • ファンタジーにおいては、泡あわやバリアのような特殊とくしゅな空そら間あいだに閉とじ込こめる場合ばあいもある。
    • 氷こおり漬づけのようにまばたき一ひとつできない拘束こうそく手段しゅだんが用もちいられる場合ばあいもある。
  • 恐怖きょうふ・洗脳せんのうによって逃にげられない事例じれいはフィクション／現実げんじつ問とわずある。
•  吊つるしるされる、大だいの字じ、座すわっている、寝転ねころがっているなど様々さまざま。
  • 座すわったまま身体しんたい拘束こうそくされているものなど、頑張ちょうれば逃にげ出だせそうなものもある。
• 屈辱くつじょく的てきなものは「くっ…殺ころせ！」などが併用へいようされる場合ばあいもある。
• 捕つかまっているが恐怖きょうふ心しんを感かんじていないなど、あまり意味いみを理解りかいしていない場合ばあいもある。
  （→無知むちシチュ）
• 針はり金きむなどで手錠てじょうのカギを開ひらく、ガラス片へんなどで縄なわを切きって逃走とうそうするシチュエーションもあるある。
• 怪盗かいとうなどは拘束こうそくとは無む縁えん。
  • 仮かりに拘束こうそくしたところで、目めを離はなした隙すきに逃にげられるのが定番ていばん。

イラスト投稿とうこうサイトにおいては、タグとして大おおいに機き能のうする。
拘束こうそく - ニコニコ静しずか画が (イラスト) (nicovideo.jp)

TRPGにおいて

TRPGなどにおいては2の意味いみで使つかわれることが多おおい。キーパーによってルールを設もうけ、プレイヤーの動うごきに拘束こうそく力ちからを持もたせてプレイさせることの意味いみとして使つかわれる。特とくにパラノイアではいろんな言動げんどうによっては即死そくししてしまうので、かなり拘束こうそく力ちからが強つよいルールだといえる。

関連かんれん動画どうが

関連かんれん商品しょうひん

関連かんれん項目こうもく

ヤンデレ 触手しょくしゅ DID 監禁かんきん くっ…殺ころせ！ シチュエーション

逮捕たいほ / 警察けいさつ 犯罪はんざい / テロ 納得なっとくの犯罪はんざい臭しゅう

脚注きゃくちゅう

1. *万まんが一いちにも凶きょう悪あく犯はんなどが逃走とうそうすると法的ほうてき機関きかんへの信頼しんらい失墜しっつい、捜索そうさく・非常ひじょう線せんなど多おおくのコスト・人数にんずう・手間てま・時間じかんがかかるなどデメリットだらけ。
2. *悪徳あくとく商法しょうほう・カルト宗教しゅうきょうなどでも用もちいられる手口てぐち。