松野まつのチョロ松まつ単語たんご

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概要がいようで目めがつぶれる！

松野まつのチョロ松まつとは、漫画まんが作品さくひん「おそ松まつくん」に登場とうじょうする人物じんぶつである。主人公しゅじんこうである六むっつ子この三男さんなん。
CV：山本やまもと圭子けいこ（白黒しろくろ版はん）、松本まつもと梨香りか（カラー版はん）、庄子しょうこ裕ひろし衣ころも（パチンコ版はん）、神谷かみや浩史こうじ（おそ松まつさん）

「おそ松まつくん」における概要がいよう

「チョロチョロ回まわってチョロ松まつ登場とうじょう！！」

赤塚あかつか不二夫ふじお原作げんさく「おそ松まつくん」に登場とうじょうする6つ子この一人ひとり。チョロチョロすばしっこく、状況じょうきょう判断はんだんにも長たけ、おそ松まつとよく行動こうどうを共ともにする。イヤミが出でずっぱりになってもおそ松まつとチョロ松まつはそれなりに出番でばんはあった。

なお、カラー版はんの中なかの人ひとは後のちにあのサトシを演えんじる松本まつもと梨香りか。チョロ松まつはそんな彼女かのじょのデビュー作さくである。

「おそ松まつさん」における概要がいよう

6つ子この中なかでは唯ただ一いちの常識じょうしき人じんなのでツッコミ役やくになることが多おおい。
(公式こうしきサイトより)

6つ子この中なかでも切きれ者ものだったチョロ松まつは真しん面めん目め(？)キャラに成長せいちょう。ボケが多おおい兄弟きょうだいの中なか、突つっ込こみを一身いっしんに引ひき受うける。イメージカラーは緑みどり。

他たの兄弟きょうだいと比ひべ黒くろ目めが他たよりやや小ちいさく、口くちはよく「へ」または「V」になっている。また、唯ただ一いちアホ毛げがないのが特長とくちょう。愛あい用ようのパーカーの下したにはシャツを着用ちゃくようしている。

他たの兄弟きょうだいがそれぞれ違ちがう方向ほうこうにぶっ飛とんでいるせいで、兎うさぎに角かく嗜たしなめるのに忙いそがしい。登場とうじょう人物じんぶつの行動こうどうに一々いちいち突つっ込こむせいかセリフ量りょうが飛とび抜ぬけて多おおく、その意味いみではおそ松まつより目め立たっているかもしれない。比ひ較的突つっ込こみメインのトド松まつと共ともに話はなしの軌道みち修正しゅうせいをすることが多おおい。その為ためチョロ松まつがボケに回まわった場合ばあいは収拾しゅうしゅうがつかなくなりがち。
他たの兄弟きょうだいがニート三昧ざんまいの生活せいかつを送おくっている中なか、最もっとも自立じりつを意識いしきしており就活しゅうかつに精せいを出だしている。その苦労くろうが実みのってか問題もんだいの24話わでは就職しゅうしょくが決きまり、一人暮ひとりぐらしをするようになる。※尚なお →アーモエチャッタ

いくらツッコミ気質きしつとはいえ、兄弟きょうだい揃そろいってのボケにはノリノリで参加さんかしているし、梨なしの魅み力ちからにも負まける。兄弟きょうだいやイヤミに対たいする容赦ようしゃのなさは他たに引ひけを取とらない。むしろ金きんや女おんなが絡からんだ時ときのチョロ松まつは積極せっきょく的てきに邪魔じゃましにかかる。末すえ弟おとうとがパチンコで大だい儲もうかけした時ときは一松いちまつと共ともに真しんっ先さきにパチンコ警察けいさつとして末すえ弟おとうとに突撃とつげきし、トッティがこっそり合ごうコンに参加さんかしようとしていることが発覚はっかくした際さいには兄弟きょうだい共々ともどもバイト先さきで暴あばれ、4個この菓子かしを巡めぐって睨にらみ合あった際さいも精神せいしんを摩耗まもうしつい殴なぐってしまう。普段ふだん常識じょうしき人じんとして振ふる舞まっているため、他たの兄弟きょうだいよりも強つよ烈れつな印しるし象ぞうを残のこしがちである。

2クール目めでは特とくにボケ側がわに回まわる回数かいすうが増ふえ、メイン回かい（19話わ）ではトド松まつのみならずおそ松まつにもツッコミを入いれられる程ほどにボケ倒たおし見事みごとなライジングを視聴しちょう者しゃに見みせ付つけた。（後述こうじゅつ）

それでも自分じぶんたちを「そんだけいてまともなのが1人ひとりもいない」と揶揄やゆしていたり、友人ゆうじんであるハタ坊ぼうに大金たいきんをせがむ兄あにを諌いさめる程度ていどの常識じょうしきはあったり、なんだかんだで物事ものごとを客観きゃっかん的てきに見みることができる。
が、13話わではそんな彼かれのイメージが崩壊ほうかいするほどの大だい失態しったいとアレを晒さらしした結果けっか、「シコ松まつ」「チョロシコスキー」「自家じか発電はつでん三郎さぶろう」などという不名誉ふめいよな仇かたき名なをつけられることとなった。シコ松まつについては他たの面子めんつも当あてはまりはするが、先さきの大だい失態しったいが原因げんいんで殆どの場合ばあいチョロ松まつを指ゆびすようになってしまった。トッティ程ほどではないが公式こうしきでも定着ていちゃくしてきた。アーメン。

橋本はしもとにゃー

そんなチョロ松まつはかなりのドルオタ。推おしは地下ちかアイドルの橋本はしもとにゃーであり、握手あくしゅ会かいでは失礼しつれい行為こういを自重じちょうしつつさらっと自身じしんをアピールすべくあれやこれやと策さくを巡めぐらせていた。
4話わでトトコちゃんがアイドルを始はじめる宣言せんげんをした際さいも、ちゃっかり一人ひとりだけマネージャーの立たち位置いちを確保かくほしていた。そのお礼れいに背中せなかトントンしてもらったらしい。それで良よいのか成人せいじん男性だんせい。

自意識じいしきライジング

19話わでわざわざ「脱だっオタし就職しゅうしょく活動かつどうに本気ほんきを出だす」宣言せんげんの後のち続々ぞくぞくと発はっせられるフリーハグ、自分じぶん探さがしの度たび、語学ごがく留学りゅうがく…など意思いし高たかい系けいをこじらせた発言はつげんにおそ松まつとトド松まつが放はなった言葉ことば。
プライドの亜種あしゅらしく、具現ぐげん化かさせたチョロ松まつの自意識じいしきは本人ほんにんの手元てもとを離はなれ周まわりに迷惑めいわくなほど光ひかりり輝てるいていた。ライジングを矯正きょうせいすべくナンパに赴おもむくも増ぞう々自意識じいしきをライジングさせ、ついには膨張ちょうし「自意識じいしきビックバン」が発生はっせいしてしまう…。

その後ご、スタバァで段だんボールで作つくったパソコン・携帯けいたい電話でんわなど情報じょうほう機器ききを使つかい、ビジネスマンの真似まね事ことをする「とんでもない化ばけ物もの（トド松まつ談だん）」になり果はててしまったチョロ松まつを、おそ松まつとトド松まつは困惑こんわくしながら見みつめていたのだった…。（余談よだんだが、このことがきっかけで21話わでは自身じしんのダメさを認みとめ、23話わでは本当ほんとうはどうしたいか正直しょうじきになりあの24話わに繋つながることになる。）